グーちゃん ふたたび帰る

昨日の夕刻、４時すぎ頃、


グーちゃんが帰ってきました。


雪が降っている中、遠くから、ガウ～ガウ～、とグーちゃんの鳴き声。
居間のサッシを開けて外を見ると、

その姿をみつけることができません。


まだ遠くから声が聞こえる感じです。

その鳴き声は確かに近くなっていて、家の方へ歩いてきているようでした。
サッシを開けたまま待っていると、

グーちゃん、河原の方から登場。
道路を横切り、こちらの方へ歩いてきました。


この雪の中、なんという光景でしょうか。


道路を走るクルマを避けて河原を歩いてきているとしたら
グーちゃんもたいしたものです。

家に帰ってから、ご飯を食べてグッスリお休みしました。


翌日の今日、現在１０時４０分ですが、家の中でまだ休んでいます。


グーちゃんの様子を見ると、
一年近く外での生活が続いていたからかもしれませんが、

目つきがするどくなっています。
ちょっと目がつり上がっているような感じです。


夜な夜な外で活動していると、危険を判断する状況が多くあって
目も鋭くなるのではないでしょうか。


夜どこでどうしているか、わたしには皆目見当もつきません。


そう言った意味では、野良ネコというのはすごいものです。
こうした雪が降っている中も、生き続けていくのですから。


誰にも世話されず、誰の言うことも聞かず、
自分だけの判断と決断で日々生きているわけですから。

グーちゃんは、プチ家出にしてプチ野良ネコ、に近い状況まで
近づいていたのです。


このまま本当の野良ネコになってしまうのか、とても心配していました。
家出についても、理由がわかりませんでした。

プチならまもなく帰ってくるだろう、そう思いつつ一年近くこうして
プチ家出が続いたのです。


毎日、今日は帰ってくるだろうか？とても気がかりでした。
７日間も家に帰ってこなかったこともあったのですから。


・・・久しぶりにグーちゃんのカラダを撫でてあげたら、
グーちゃんがお返しにわたしの手を舐め舐めしてくれました。


良かったです・・・また外へ出て行くかもしれませんが、
忘れていなければ必ず帰ってくることが分かりました。


あとは事故やケガをしないようにしていてくれればいいのですが。


雪はそろそろ止みそうです。


ちょっと一気に積もった雪ですが、まだ本番はこれからなのです。
グーちゃんも雪が降って、身の危険を感じたのではないでしょうか。


そうであればなおさら、グーちゃんはすごい危険察知能力が
身に付いたのだと思います。


いま、毛ずくろいをしてゆっくりと過ごしているグーちゃんです。