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物言わない ネコ

たけしの・アンビリバボー・を見て・・・

ネコについてさらに興味がわいてきた。


・アンビリバボー・の番組の中で、イギリスのある青年と野良ネコの
ボブとの再現ドラマが展開された。


幼い頃に両親が離婚、母親に引き取られた青年はイギリスから
オーストラリアに移住することになる。


母親に新たな恋人が現れ、青年の身は孤独ととなりあわせの生活に
変化していった。

いつの間にか、ミュージシャンになりたい夢を持つが、
人生はそんな彼に打ち砕かれる物語だけを与えていく。


そんな彼はいつの間にか・薬・に手を染めていき、
路上生活者となってしまう。


ボランティア団体の計らいで、住居は持つことができるようになったが、
生活費は自力で稼がなかれば生きていけない。


路上ライブを行い、毎日3千円を稼ぐのがせいいっぱいの生活。


いつものように、錆びれたアパートの一室へ帰ると、
部屋の近くにキジトラのネコが座っていた。

ニャァ・・・と、か細く鳴いたネコ。



青年は、アパートの住人の誰かが飼っているネコだろうと思い、
部屋を訪ねてあるくが誰も名乗り出なかった。


仕方なく、
・オレはおまえの食いブチの面倒を見てやれないよ・


そう言って部屋の外へネコを置いたままドアを閉める。


そのネコは・・・次の日もまた、部屋の前に佇んでいた。
よく見ると、どうやらケガをしているらしい。


しかたなく、病院へ連れて行き、
その治療代が3600円と聞き驚く青年。


今日の持金、全部治療費にもっていかれてしまった。

まァ、しかたない、病院の先生は2週間すれば完治する、と
言っていたから、


ネコよ、2週間の付き合いだからな。


そんなこんなで、2週間経過。


この2週間のあいだ、路上ライブに付き合っていた野良ネコが
街を行き交う人々の心を捉えていく。


可愛い、と写真を撮ったり、路上ライブなどせずとも
お金を払っていく人まで現れてきた。


~中略~


ネコにはボブと名前をつけた。
青年はいつしか野良ネコのボブを唯一の友人としていく。

野良ネコのボブと生活するうち、ボブがいなくては生きていけない
自分がいることに気づいていく青年。


彼はそれまでの自分の生き方を変えようとした。

ドラッグ中毒者からの生還。

48時間耐え続けることになる、地獄のような禁断症状との闘いが
待っている。


48時間・・・青年は、

物言わぬ野良ネコのボブに禁断症状と戦いながらご飯を与え続ける。
そばで、

ずっと青年の生還を待ち続けるボブがいた。


言葉を言わない、ネコなのに、青年はそのボブに勇気ずけられ
ドラッグ中毒者から脱皮していく。


こうして、このあとも青年とボブは路上で雑誌を売ったりして生きていた。


そんなある日、ある雑誌者の編集員が、街角の人気者になっていた
青年と野良ネコのボブを、書籍にする。


大ヒットしたこの書籍の印税も、青年はとある動物愛護団体へ
全額寄付をしたという。


現在も、ストリートで雑誌を売って生計をたてている青年とボブ。


野良ネコだったボブは、少し太ってきたが、
青年の歩く肩に、当たり前のようにおちゃんこしているボブ。

こうやっていつも移動するのだそう。


路上で見せるボブのパフォーマンスは到底たいしたことはない。


青年との、ハイタッチが出来る程度のもの。



物言わぬネコが、人間をここまで変化させるなんて、素晴らしい。

愛情ってすごい。



実際の映像のボブを見ると、理知的にさえ見えてくる。

ボブは青年を信頼し、青年もまたボブを信頼しているのが
目に見えるのだから。


ボブが青年を救った・・・また青年もボブを救った・・・。


わたしも、ついついネコに苦言を呈することがあるけど、
好きで生活をともにしている8匹だから。


とことん愛してあげることにしたい。


いま、クーちゃんはわたしの膝の上。
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