キラの 臆病さ
兄妹ネコの2匹のオスネコ、キラちゃん。
キラは、ウシワカとシバの3兄弟だったのですが、シバが亡くなって
しまったから今は、ウシワカとの2匹になりました。
ほかにメスネコのミケとチコの、4兄妹なわけです。
キラは、わが家にきたときから、人懐っこくていちばん可愛がりました。
最初からわたしの膝に乗って遊んでくれたからでしょうね。
危険を感じないネコなのか、それとも根っから人懐っこいのか。
現在では幼い頃の面影は少しうすくなっていて、
顔が面長、鼻筋が長く、ときにわたしにあだ名で、ノーズ(鼻)と呼ばれて
いるくらい。
だけど、可愛さは目に余る程で、
わたしが帰宅すると、お出迎えに玄関に走ってきます。
この行動は、キラだけです・・・たまぁ~にウシワカも同伴することがあるかな・・・。
玄関先までお出迎えに現れたキラは、その場で横に倒れ、ゴロゴロと
寝転がって喜びを爆発させてくれます。
これ、毎日の出来事なので、、、わたしもけっこう同じことをしなければならず
疲れるわけです。
キラは、こうして寝転がって、お腹をナデナデされるのを待っているのです。
しかたなくて、喜ぶキラのため、
お腹だけでなく、顔から頭から、しっぽからカラダ全体を撫でてやり、
メチャクチャに可愛がってしまいます。
これにはキラも窮屈そうで、いったんは逃げていくのですが、すぐに
舞い戻ってまた同じ行動を繰り返すのです。
このごろ、ウシワカが風船でサッカーのドリブルをする、ことを書きましたが、
キラはこの風船がかなり苦手です。
風船が転がっているところには、キラは危険を感じるのか遠巻きに
見ているだけ。
遠くから風船を見つめ、近寄るとしても毛をそばだてて、
身を低くして危険物に対応しようとする態勢を整えています。
風船にちょっと前脚を触れたら、風船が少し空間に浮きますが、
それだけでもキラは20センチほどその場で飛び上がって驚愕しています。
なんて臆病なキラ・・・。
キラの特徴は、決して爪を出して遊ばないことです。
どんな遊びをしても、わたしに爪をひっかけたことがありません。
ほかの子らは必要なときやはり爪を出して遊ぶんですが・・。
もうひとつ、キラには大きな特徴があります。
わたしを・・・呼ぶのです。
もちろん名前を呼ぶわけではないのですが、
・ウイィ~・と、呼ぶのです。
わたしを呼ぶときの鳴き方がこの・ウイィ~・なのです。
特別な鳴き方なのかは知りませんが、キラがこうして鳴くとき、
キラの方を見てしまう自分がいるのに気がつきました。
キラを見ると、キラもわたしを見つめているわけです。
見つめ合うわたしとキラ。(何か変かな・・・。)
すると、キラはわかってくれた、と感じるのかその喜びを、
ひっくり返りながら何度もわたしを見ながら繰り返すのです。
臆病ながら、キラの愛着度は、パーセンテージが高度なものになります。
しかし、用もないのに何度も呼ばれるのは・・・・
とても苦痛なものですよね。(嬉しさの裏返し・・・)
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