引き戸を あける ウシワカ

居る・・・・とわかっていても・・・・


ひとりでにドアが開いたりするのは、意外性があって、
どうしてなかなか薄気味の悪いものです。


わが家には、ドアというものがありません・・その代わり、
当然のように、引き戸なるものが設置されております。


これがなければ、家の中は戸が無い、空間となります。


ドア、と、引き戸、
家を新築するとき、これをよく考えたことを思い出します。


いったい、どっちが使いかってがいいのだろうか？と・・・。


わたしはアパート暮らしをしていたので、その実感はかなりの現実性が
あります。


ドア、というのは、開けると、ドア本体を内外どちら側かの壁にくっつけて
おく、ということになります。


これ、アパート暮らしをしていたとき、とても邪魔にしたものでした。
部屋と部屋、または部屋と廊下の壁に開けたドア本体をくっつけるように
しなければいけません。

しかも、ピッタリと90度くっつけれることはないのです。
必ず、ドア本体が開き気味になって収まるのです。


気にしなければ気にするほどのこともありませんが・・・家を建てる、と
なったとき、さすがにここだけは気を使った記憶が多く残っています。


結局、引き戸にしたのは正解だったと考えています。

開け放たれたドア・・・が廊下に壁にくっつきもせずにフラッと
佇んでいる、


そんなことがないからです。


ドアというのは機能性が高いものだと自分でも認識はしているのですが、
いざ自分で家を建てるとき、


それぞれその方の思い入れもあるでしょうから、
じっくりと検討することをおすすめしたいと思います。


建ててしまってからドアじゃいけない、引き戸に替えよう、なんて
無駄なお金を支出しませんように。


そこで、この引き戸。


わが家に、
この引き戸を真夜中に・・・・スースー・・ススー・・と開けるモノが現れたのです。



真夜中、3時ころ、
寝ているわたしは、ふ、と目が覚めました。


すると、ススースー、スススー・・・とベッドの脇の引き戸が開く音。

気持ち悪かった～・・・本当に。


幽霊か？と勘違いした気もします。


でも、とっさに理解できました。

まさか、ネコ？？？？



照明を点けて、
となりの居間を見てみると、そこには、ウシワカがおちゃんこしているのでした。


真夜中に引き戸を開ける、ネコ。


わが家の引き戸は、２メーターの高さがあるのに、
それにもかかわらず、ウシワカはこの引き戸をいとも簡単に引いて



開けたのです。



ドアを押し開けるネコ、は見たことあるし、耳にもします。


だけど、２メーターある引き戸を引いて開けるネコ、、、聞いたこと
ないです。



ちょっと情報を探してみようと考えているところです

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