チコの 用心深さ

昼間の時間帯に外へ出るようにしてから、


ちびっこネコ兄妹たちは、思い思いに外界との接触を楽しんでいるようです。


音にとても敏感で、やはりその耳の聴力の凄さには改めて驚いています。


わたしたちには聞こえない音・・・
それがネコたちにはしっかり音取りできているんです。


オスネコというのは危険を伴ってもその音源が何なのか探りを入れに、
動き出します。


でも、メスネコは、かなり慎重で、チコなどはその音源を確かめに行く、という
行動がなかなかできません。


遠巻きにしながらその音源の元を予測しているように見えます。


しかしながら、
先日、ミケが事故に遭った場所は、家から意外に遠くで、メスネコのミケが
なぜあの場所まで移動していたのか、、、今もとても気になっています。


チコは、ミケが居なくなってから、どこかさらに危険を感じやすくなっているように
見えています。



さらには、成ネコのメスネコ、クーちゃんが、あのミケの事故現場付近に
居た、、、、ことも



利口なクーちゃんなら、ひとつの教訓を得ているかもしれない・・・そう思ったり
しています。


チコは外に出ても、家のまわりからほとんど脚を伸ばしません。
すぐにいったん、家に戻り、わたしたちのそばにやってくるのです。


いろいろな音が入り混じった人間社会の多様な音源は、
ネコたちが成長していくのと同時に解決されていくのかもしれません。


チコはまだちいちゃくていちばん可愛らしいネコなのですが、現在いちばん
用心深いネコのようです。



わたしたちがチコを見ている限り、家の１０メートル四方からいっさい
出ていきません。


もう少し時間の経過とともにその移動距離が大きくなるのかもしれませんが、
チコは、


ミケが居ないことに、何かを感じているような気がしてなりません。


そうであってほしい・・・

それならば、きっとチコはミケの分まで長生きできる・・・・危険を察知できる
能力が少し増えてくれるのを、


日々見守っていこうと思っています。

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