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わが家の 猛獣 その2


ネコたちが、ネズミを捕まえて喜び勇んで家まで運んでくる・・・・。
ネズミだけでなく、モグラやカエル、・・・


それから、ヘビ・・・蛾や蝶々なんかも・・・・。


叱ることはできないし、褒めてやるときも本当に心から褒めないと、
ネコたちに心臓の音で本音を知られていまいます。


ネコはその聴力で人間の心音まで聞き分けています・・・・
ですから心にもないことをネコに言っても、嘘、だってわかってしまうのです。


ネコが狩猟に成功したときは、心から喜んであげることが大切です。


脚を忍ばせ、動きを緻密にし、風の方向を読み、待ち伏せ態勢でのネコの狩り。


わたしは何も獲物を捕らえるネコの狩猟を見たいのではないのですが、
ネコを飼っている以上、


そして外でのネコの姿を自然なものとしている以上、これはどうやっても
起こってしまうし、目にしてしまうことなのです。



ネコによってその狩りの仕方は少しだけ違っていて、
はじめからとても上手な子もいるし、少しずつ上達していく子もいる。


本能的には持って生まれたものだし、上達することは間違いないことなのですが
・・・・。


ネコは、待ち伏せの狩猟を行う。


獲物を待ち伏せして、じっと待つ。

獲物がどのように自分の方へ近づいているか、身をもって確認している。



それはまるで、石像のように動かず、雨が降っても風が強くなっても変わらない。
石像のように空間に馴染んでしまう。


絶対に狩猟を決めるには、
欠かしてはならない武器が、ネコの爪です。


これは凶器そのものであり、ヒトはネコと簡単に遊んではいけない、こともあります。
簡単に遊べば、指をケガをしてしまうことが起こったりします。


猛獣の猛獣たる所以なのです。


しかし、飼い主と戯れている猛獣は、とてもなつっこく、わたしの頬は緩みっぱなし。


可愛くて可愛くてたまらないのです。

わが家の猛獣・・・
狩りの名手はクーちゃん、その教え子がウシワカです。


レオとハルは、すでにその域を超えてしまった存在。


現在、毎日のようにクーちゃんの後をついて歩き、狩りが難しい昼間の時間帯に
教えを乞うているウシワカ。



どこまで狩りの名手になるか、、、見届けていきたいと思います。


去勢手術など、手術を施したネコが狩りを行っても、
それはすぐに食べる、といった行動にはつながりません。


では、狩りをする意味がないじゃないか・・・とも考えることはできますが、



彼らの本能は、手術によって、遠ざけられるだけであり、根っこから取り除かれる
部分のモノではありません。


だからこそ、ネコとしての本能を呼び覚まされることへの愛おしさがあるのです。


見てやってください。
ネコたちは、自分ひとりのチカラで生きようとしています。


たとえ、手術をしたネコであっても、外の世界へ飛び立つモノもいるのです。


猛獣であって、ペットであり、野良ネコであって、ヒトのそばに寄り添える・・・

このような動物・・・ほかには存在しないんじゃないでしょうか。

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