ネコは 聞く?
ネコと生活をしていうるちに、
自分が変わっていくことにいささかの驚きを隠せません。
以前にも記述したような記憶もあるのですが、、、そのひとつに、
いつのまにか、自らがネコに話しかけていることがあげられます。
・・・・
まるで、ネコが赤ちゃんでもあるかのように話しかけている、自分。
????・・・・しかし、それもなんともない驚きであり、
ネコに相対するヒトは、みなそういうものなのだ、、などと自分で思っている
らしいところがまた、妙な気がしています。
たとえ、カミさんにそんなところを見つけられても、
今では、変でもなく、それが自分なんだと思えちゃっているわけなんです。
ネコに話しかけても、ネコは答えてはくれません。
でも、ネコたちは、わたしが話しかけるわずかな時間を、じっと身じろぎもせず
黙って聞いているふうに見えてきます。
話しかけているのが日常的になってくると、おそらくネコたちは
自分が話している内容を、断片的に理解できているはず、、、そうとまで思えて
くるのです。
話しは変わるような気がしますが、
先日、また真夜中に帰宅することがあり、タクシーで家の近くまで来たときのこと。
河原の土手っぷちのところで、ウシワカを発見しました。
タクシーがやってきたので、土手の草むらの中に潜り込んで行ったウシワカ。
タクシーをそこで停めて、降り、
その草陰の方向に向かって、・ウシ~、おいで。そこは危ないよ。・
そう言いつつ、少し待っていると、
草むらから白黒の顔をピョコッと飛び出させ、目をキョロキョロさせているウシワカ。
わたしの声と、顔が一致したのかしれませんが、
そのまま草むらの中から這い出して来て、わたしの足にまとわりつきピョンピョン
飛び跳ねるようにします。
撫で撫でしてあげると、嬉しそうに転がりまわり、嬉しい鳴き声まで聴かせるのです。
わたしの声、・・・ちゃんと覚えているんだなぁ。
顔やカラダつきなども、きっと記憶しているんだ・・・。
ウシワカは、すぐ目の前の自宅まで、わたしの歩くまわりを邪魔でもするかのように
グルグルついて回りながら、
玄関のドアのカギをあけ、ドアを開け放つと、わたしより先に家の中へ入っていった
のです。
ネコたち、
いつものヒトの会話や顔色など、ほとんどを見て確認している様子が
見え隠れして、
観察力はヒトより、数倍以上すぐれているのではないかな、と感じてしまうのです。
ネコの脳は、哺乳類の中でも、カラダの大きさなどの比例からすると、
人間と同等の大きさの脳を持ち合わせているとのこと・・・・。
ネコ、油断はできない動物なのです。
その耳、聴力は、いまさらながら、エスパーのようなチカラを持つのでしょう。
そんな耳で、わたしの周りで生活しているわけなので、、、、そりゃもう、
盗聴器ネコ、
なのかもしれませんし・・・。
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