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野良ネコに 思う



野良ネコにとって厳しい季節が訪れます。


初秋のころはまだまだ過ごしやすいですが、秋も深まると野良ネコにとって
厳しさも増してきます。


ここは北国なので、
その厳しさの想像は現実すぎて、人間なら行き倒れてしまうことでしょう。


しかし、
野良ネコたちを見ていると、それがあたりまえのように生き抜いています。

わが家の周辺に出没する、野良ネコのピ-助などはその典型的な姿を見せます。


秋から冬・・・・彼はいずこからともなく再出没しはじめ、わが家の周りでうろつき、
居場所としてしのぎます。


時にご飯もあげるのですが、野良ネコなので、その生き方を曲げるのはどうかな?
とも思いますが。


困るのは、ピ-助が居つくと、わが家のオスネコのレオの立場が弱くなってしまうこと。


それに、いつも唸りあったりケンカしていると近所にも迷惑をかけてしまいます。


できる限りの最小限のご飯を与え、
ピ-助には自力での生き方を貫いてもらうしかありません。


一年を振り返れば・・・・
ピ-助はまず春先に姿を現します・・・・この季節は、まだ獲物も少ないはずなので
多少のエサをあげることにしています。


1日に2回あげているのを、1回に減らして、エサの量も少しずつ減少させていきます。


ピ-助はそれを理解しているのか、わが家の周辺からちょっとずつ離れていくのです。


・・・・こうして夏前あたりには完全にピ-助の姿をみかけなくなっていきます。

でも、彼はどこかで生き抜いているのです。


また冬がくると、わが家のまわりに姿を見せ、エサを求めているように思えます。

ピ-助が冬の前に腹ごしらえしようとしてわたしの家の周辺に出没するのかどうか、
それはわかりませんが、

わたしとしては、完全に冬になるまえに、ちゃんと食べておけよ。
そんな気持ちです。


ピ-助はとてもおとなしい野良ネコですが、
わが家の年長ネコのレオとは敵対しているため、あまりわが家のまわりに居るのは
お互い良くはないと考えています。


ただし、ピ-助の生き抜いていく姿をみかけなくなることはとても寂しくなることです。

できるだけ最小限に、ピ-助の手助けをしているつもりです。


姿を見せてくれると、生きていてくれたことを誇りにさえ思うことがあり、
ネコの超自然体の心意気、みたいなものをピ-助から感じてしまうのです。


誰にも捕まるんじゃないぞ・・・誰にも頼らずに、せいぜい、ここにきてくれれば、


おまえの食べるものは用意してあげれるから・・・・まだまだ頑張れよ。


そんな気持ち。


今年ももうすぐ、ピ-助の受難の季節が・・・・到来するまで・・・・そんなに時間は
かからないのです。


ピ-よ・・・今年もしっかり生き抜くんだぞ。
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