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ネコの 日本最古の 皿


このあいだ新聞のコラムに載っていたネコの歴史のようなおはなし。


やはりわたしにはネコの歴史や祖先、人間との関わりなどについてはとても
興味深くどうしても幾度も読み返すことになってしまいます。


知らないことを知るのは有意義なことだし、知識が増えることも得した気分になれます。


日本でいちばん古いネコの絵、とされているのは・・・
時は平安時代の・・信貴山(しぎさん)縁起絵巻 尼公巻(あまぎみのまき)・に
描かれている黒白のネコ。

というのは先日お伝えしていますが・・・・

現在の愛媛県松山市の湯築(ゆずき)城跡=(国史跡)で、ネコにまつわる物品が
見つかっています。


皿です。


16世紀の皿で、・・・・この皿にはなんとネコの〇〇が描かれていました。

〇〇とは何か?・・・


ネコの足跡です。

皿を乾かしている最中にネコが皿の上を歩いたのだと判断されているようです。
(愛媛県埋蔵文化センタ-調査係による。)


そして前にもちょっとだけ触れていますが、
この頃のネコは貴重だったようで、縄のようなもので繋がれていた・・・という見解を
出しています。

・猫のさうし・という物語では、
この縄のようなもので繋がれて飼われていたネコを解き放つように命じた高札が
立てられたようすが伝えられています。

1602年のことで、その後、ネズミが減少したという話が出てくるようになります。


当初はネズミを退治するためにネコを飼ったわけではないことがわかると思います。
やはり貴重なペットだったと思われます。

こうしてネコがネズミを退治する動物だということが理解されて広まり、
日本中でネコを飼う傾向が現れたのではないでしょうか・・・。


昔の日本・・だけでなく、世界中の国は、その昔、収穫した米や野菜など穀物類を
倉庫などで保存するようにしていました。

しかし、害獣のネズミがこの穀物類を荒らし、守るにも手立てはありません。


ネコはこうした人間の思いに颯爽と現れた救いの動物だったのだと考えられます。

現代のたとえ大都会であろうともネズミが生存しています。
このネズミを退治するには、


やはりネコが絶対的なのです。


ネコがその狩猟本能を爆発的に発揮する相手こそ、それはネズミなのであります。


ネコってやはりすごいなぁ・・・。
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