凶器の 爪
負傷してしまった、わたしです。
右手の甲側の親指と人差し指の付け根あたりに長さ4センチ、深さは2ミリ程度・・。
負傷の原因は、わが家のネコでした・・・およよ。
昨晩仕事の打ち合わせが長引いて・・・ちょっと会食も入ったため遅くの帰宅でした。
夜中の2時近くでしょうか・・・
家の前まで来ると、玄関前のあたりにキラの姿が見えまして、キラの名前を呼ぶと
勢いよくわたしのそばに駆け寄ってきました。
ナデナデしてあげて褒めてやってから家の中に入りました。
このとき、外からウシワカの姿がカ-テンから外寄りに居たのを見ていたのです。
中に入るとウシワカが眠そうな目をしながらわたしのところへ寄ってきました。
その場でいつもようにパタリと横倒しの態勢になって甘えてきます。
ウシワカのカラダをさすりながら・・・いい子だねぇ・・なんてことを言ってたら、
外から誰かが突入してくるバタバタッというサッシにつけているあのフリ-シ-トを
かいくぐる音。
怒涛の如く走りこんでくるその誰かは?・・・キラでした。
キラは一気にウシワカの横になっている上に飛び込んできました。
ビックリしたのでしょう、ウシワカが咄嗟にはね起きたとき、わたしの右手の甲に
ザクッときたわけです。
・痛つ~っ・
・・・沈黙・・・・
みるみる血があふれ出して、唾液で舐めても止まりません。
水道の蛇口をひねり水でとりあえず流しました・・・でも血はとまらない・・。
薬箱を出し、脱脂綿で応急処置し、軟膏をたっぷりと塗り込みました。
それでも血があふれるのでもう一度唾液で治療・・・そして水で流し、いたしかたなく
手を綺麗に洗いなおした始末。
その後もう一度軟膏を塗りつけ、ガ-ゼと油紙で抑え込み、包帯を巻いてひと段落。
・・・とはいえ、この作業は眠っていたカミさんに行っていただいたのですが・・。
なんとも・・ちょっとした動きにもかかわらずこの痛手です。
ネコの爪がとんでもない凶器だと今一度思い知らされたときでした。
そんなわたしをウシワカは何かいいたげにすり寄ってきて、キュ~、と鳴いていました。
おそらく、
・ごめんね・
そう言っていたのだと思いました。
ですから、叱ったりしませんでしたよ。
このとき、キラはすでにまた外へ飛び出し、要は逃走していたのであります。
あ~痛かった。
今日もまだ傷口はくっついていません。
養生、養生。
2016-07-15 14:38
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