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野良ネコに 思う



野良ネコにとって厳しい季節が訪れます。


初秋のころはまだまだ過ごしやすいですが、秋も深まると野良ネコにとって
厳しさも増してきます。


ここは北国なので、
その厳しさの想像は現実すぎて、人間なら行き倒れてしまうことでしょう。


しかし、
野良ネコたちを見ていると、それがあたりまえのように生き抜いています。

わが家の周辺に出没する、野良ネコのピ-助などはその典型的な姿を見せます。


秋から冬・・・・彼はいずこからともなく再出没しはじめ、わが家の周りでうろつき、
居場所としてしのぎます。


時にご飯もあげるのですが、野良ネコなので、その生き方を曲げるのはどうかな?
とも思いますが。


困るのは、ピ-助が居つくと、わが家のオスネコのレオの立場が弱くなってしまうこと。


それに、いつも唸りあったりケンカしていると近所にも迷惑をかけてしまいます。


できる限りの最小限のご飯を与え、
ピ-助には自力での生き方を貫いてもらうしかありません。


一年を振り返れば・・・・
ピ-助はまず春先に姿を現します・・・・この季節は、まだ獲物も少ないはずなので
多少のエサをあげることにしています。


1日に2回あげているのを、1回に減らして、エサの量も少しずつ減少させていきます。


ピ-助はそれを理解しているのか、わが家の周辺からちょっとずつ離れていくのです。


・・・・こうして夏前あたりには完全にピ-助の姿をみかけなくなっていきます。

でも、彼はどこかで生き抜いているのです。


また冬がくると、わが家のまわりに姿を見せ、エサを求めているように思えます。

ピ-助が冬の前に腹ごしらえしようとしてわたしの家の周辺に出没するのかどうか、
それはわかりませんが、

わたしとしては、完全に冬になるまえに、ちゃんと食べておけよ。
そんな気持ちです。


ピ-助はとてもおとなしい野良ネコですが、
わが家の年長ネコのレオとは敵対しているため、あまりわが家のまわりに居るのは
お互い良くはないと考えています。


ただし、ピ-助の生き抜いていく姿をみかけなくなることはとても寂しくなることです。

できるだけ最小限に、ピ-助の手助けをしているつもりです。


姿を見せてくれると、生きていてくれたことを誇りにさえ思うことがあり、
ネコの超自然体の心意気、みたいなものをピ-助から感じてしまうのです。


誰にも捕まるんじゃないぞ・・・誰にも頼らずに、せいぜい、ここにきてくれれば、


おまえの食べるものは用意してあげれるから・・・・まだまだ頑張れよ。


そんな気持ち。


今年ももうすぐ、ピ-助の受難の季節が・・・・到来するまで・・・・そんなに時間は
かからないのです。


ピ-よ・・・今年もしっかり生き抜くんだぞ。
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ネコの 食事




7匹のネコたちの食事は、実際に費用がかかりすぎます。


・・・・3年前ほど、現在のウシワカとキラとチコがわが家の前の河原に捨てられて
いたのを見つけたとき、


わたしは財布の中身を瞬間的に考えてしまったほどなのですから。


そのときは、このウシワカたち兄妹ネコは総勢5匹だったので、・・・・それは臆病にも
なったはずなのです。


もうこれ以上は、飼えない。

頭の中がそう繰り返すのでした・・・・(たいした奴じゃないもんね)


しかし、この5匹・・・・わたしが立ち去ろうとして足を家の方向に向けて歩を進めたとき・・・
そろって5匹がわたしを追い始めました。


あのまだ歩みもシャンとしないでいた子ネコの5匹が・・・。

毛色は皆、それぞれの色を持ち、個性的で5匹の子ネコは毛色だけで判別できます。


グレ-の毛色の2匹が、オスネコのシバとキラ、そう命名しました。
黒と白の明確な色をしたのがオスネコの、ウシワカ。

純粋な三毛ではありませんが、三毛ネコぽかったのは、メスネコの、ミケ。
いちばんちいちゃくて、5匹そろってわたしの後を追ってきたはずなのに、後から

逃げだした子が、茶色系の毛色のメスネコの、チコです。


・・・・・5匹はこのときからわが家の家族になりました。

ミルクを飲ませ、ご飯を食べれるようになったころには、ここが自分のおうち、だと
思うようになったのか、とても元気に遊んでくれるようになりました。


・・・・5匹はやはり初めは、遠慮深くみえたので、慣れてくれるようになったときは
嬉しかったなぁ。

5匹も居ると、
その性質や性格はほぼ違うことに気が付いてくるものです。

食事のときは当然、育ち盛りの子ネコですから戦争のような勢いで食べるのですが・・・。

それだけではなくて、食べるときの口の使い方、モグモグの仕方、
音の出し方、


周りを意識しながらキョロキョロしながら食べる子や、一心不乱に食べまくりほかの子の
皿のご飯までありつく子がいるほどです。

人間だけではありません・・・ネコはどの子もみなそれぞれの特質を持っています。


真夜中から朝方まで外で遊んで帰ってくるわが家のネコたちですが、、、
途中でお腹が空くといったん家に戻って、


腹ごしらえします。


このとき真夜中なので、ネコたちのおやつの食べる音で、どの子がいま帰っているか、、
ほとんどがわかります。


違わないようで・・・みな違うんですね。


足音でもわかります。


それに、好きな食べ物がそれぞれまた違うことも知っています。

あまりにも好物だけをあげてもいけないので、少しだけ混ぜてあげるようにしています。

たまにですが、
焼き魚も塩などせずにあげるようにしているんです。

ネコは塩分を取りすぎないようにしないといけませんが、お魚をよく洗い、
あまり焼きすぎないようにして、食べさせています。


おかしいのは、その子によって、
お魚の皮が好きな子や、皮は食べないけど、身だけは食べる・・・なんて子もいます。


ヒトと変わらないですよね・・・。


これからは、少しずつ手をかけて自前で作ったご飯を食べさせていこうか・・
そう考えているところです。

費用がかかりすぎても困りますが、
費用を抑えるご飯作りはたくさんのネコを飼っている場合ならば意外に効果が出る、

そんな気がします。


お店からいつも購入してばかりだと、結局はテンヤモンと同じだし、
栄養価もあまり考えないようになってしまいます。


ネコたちが元気に生活してくれることを思えば、きっと相乗効果が期待できるのでは?

なんて考えておりました。


手間暇かけて作れば、愛情も伝わってくれるはずだし~・・・。

タグ:食事
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家の中の 縄張り




ネコって、縄張り意識がとても強いのです。


それ、家の中でも遜色ありませんし・・・


年長ネコのオスネコのレオは、7歳になりますが、今では日々の巡回に明け暮れて
いるありさま。


レオはオスネコとはいえ、去勢手術をしていますからオスネコの本能はあるにせよ、
ケンカになれば強いとは思えません・・・・

そこがとてもつらいところですが。


やはりホントなら自然のまま生きていってほしかったのですが、・・・・初めて飼ったネコの
ちびりんがひとりで生きる道を選び、外の世界へ飛び出してしまったことから・・・・


レオを飼うとき、オスネコの本能をできるだけ少なくしたい、そう考えていました。


去勢したレオですが、2歳ちかくまでは、ほかからやってきた近所ネコと鉢合わせしても
何をどうしていいのかわからないようでした。


しかし、時間を経るごとにオスネコの本能が覚醒してくるのだと思います・・・
パトロ-ルは日に3度から4度と増大し、


ほかのネコたちとのテリトリ-争いに勝つまでになっていったのです。


今でも気のいいネコなのですが、、縄張り以外からやってくるネコにとってうるさいレオ、だと
思われているはずです。


テリトリ-を守るため、レオは献身的に家の周りから部外の近所周辺を巡回します。

なかには、お気に入りのネコも存在しており、そういったネコとケンカすることは
ありません。


そう、ネコにもお気に入りがあるようなんです。


見ていれば・・・わが家のテリトリ-に侵入してきたネコを黙って唸りもせず見送る・・
そんなことがあるのです。


しかし、家の中においての縄張り争いもあるようで・・・
レオトハルはときおり兄妹でありながら人間のようにケンカをしています。

兄妹ゲンカなので、すぐおさまるのですが、忘れていた時に始まるため、ビックリするわけです。


家の中において、それぞれのネコが気にっている場所・・・ここで眠るのが必須なのですが。


そこに別なネコがやってきて、レオとハルのように場所取り争いが起こるのです。


現在こういった争いが多いのは、3歳の兄弟ネコの、ウシワカとチコであります。


なかなか、オスネコのウシワカが、チコが眠っている場所へやってきて、・ここオレのとこや・
そんなふうに言ってる気がします。


ですがチコも黙っていないわけで、応戦の始まりです。

兄妹なので、なかなか激しい戦いが繰り広げられますから、大丈夫か?・・・気になって
奮闘の様子を観察してしまうこともあります。


チコはカラダも小さいので助けてあげたくなるのですが、
よく見るとチコの応戦の仕方の怒涛のような技の繰り出し方は、ネコってとっても厳しいなぁ。


感心するぐらいな闘魂なのです。


脚蹴りから、チョップ、噛みつき、耳かじり、後ろ足キック、前脚パンチ・・・・

体当たり。


すごいんです、この体当たりが。


そこまでしても、チコはウシワカに敗れることが多いのですけれども、ウシワカが
あとからチコのところへ歩み寄って・・・・


2匹で顔を寄せ合い・・・・カラダを抱き合うように一緒に眠るその姿は・・・・


天使そのものなんです・・・可愛すぎます。
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ネコの 放し飼いは どうなのか?




ときに起こる、ネコに関わる社会的ニュ-スがあります。


野良ネコにエサを与えている方への苦情や、ネコが何匹も居て、匂いがする。


または、ネコが発情して鳴きまくってうるさくてかなわない・・・・なんてことや。


なかに、ネコを放し飼いにしている・・・そのことに苦情を表す方もいるようです。

みんな勝手でして、
自分の生活圏がほかの人間や動物にあらされていると感じているようです。


ネコが嫌いなら嫌いでしかたがないことです・・・・

ネコは本来、外と家の中を自由に出入りする動物ですが・・・・それ自体が苦情・・・
そんなヒトがいるのですね。


自分だって自由に外へ出たり入ったりしているはずなのに。
なぜネコはダメなのか?


昔からネコの生態は人間に認められてきたものであり、それを生態まで崩して飼う・・
なんてことは虐待でしかないでしょう。

ネコの飼い方って人間が決められるほど簡単なことではないのです。


ネコにとって外へ自由に出られない・・というのは、苦痛でありストレスなのです。


それは遺伝子でもありネコに備わっている生き方そのものでしょう。

これを認めずに、自分の考えだけを通そうとするヒトが、どちらかといえば問題点なのです。


自分は自由で、ネコには金縛りを要求する・・・・


大昔からネコとヒトの関係は密接につながってきました。
それを壊すなんてことが容易にできるわけがないのです。


ネコの放し飼いは、認められていることです、しかも法律でです。

ただ、それがあまりにもひどい飼い方であれば問題点は個別なものとして扱われるでしょう。

不思議なのは・・・
ネコの行動そのものを嫌ったり、まるでこの世に生かしておけないような言動を
する方がいることです。


ネコを叩くヒトまでいると聞きます。

わが家の周辺に現れる、野良ネコのピ-助もカラダのケガを負っていたことがありました。
その姿は横腹を何かで叩かれたように泥が付着し、毛が抜け落ちていました。


人間でなければできない仕業。


人間こそが、ネコたちの生活を脅かしている現実。


ネコは、ヒトに対して何もしないのに・・・・。


ぜひ、ネコ好きの文豪の話しを、読み聞きしてほしいものですが・・・・。


ネコは、そばに居るだけで、気持ちを緩めてくれるし、クヨクヨしている自分が居たら、
そんなことどうってことないさ・・・

そう思わせてくれる、すごい生き物なんです。


ネコの放し飼い・・・・なんて、たいした社会の迷惑になっていないでしょ。

わたしはそう感じています。
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十五夜の ネコ




今年の十五夜は、風もなく静かで穏やかで、


まして満月の月の光がしとやかな夜を演出しておりました。



ネコたちは、月夜におびき出されているのか、どの子も盛んに家と外を、
出たり入ったりと大忙し・・・。


いつの日か、記述しましたが、
ネコには月光がよく似合うのです・・・・秋にはネコの毛が艶々になるので、
この季節には、

ネコのいちばん美しい姿が映し出されていると思われるところです。


居間に、ちょっとした小さめの椅子を用意して、その上に果物や、おはぎ、お団子を
添えて、十五夜お月様にお供えです。


ろうそくに火をつけて、・・・・


遠くから見ていたネコたちは、1匹ずつそばに来て、これ何?


果物の柑橘の匂いは苦手なネコ・・・・顔をシカメて逃げて行っちゃいます。


真昼のように明るい夜でしたが、夜ですからその鈍くても明るい夜は、幻想的でさえ
あります。


こんな夜に、ネコたちはどこでどうやって何をして遊んでいるのやら。

・・・・・


朝5時30分すぎ・・・・

トイレに行こうとすると、6匹全員家の中に居て・・・・すでに遊び疲れているのか・・・


グッスリとおやすみしていました。


グ-ちゃんだけ、、、ですね・・・不在のネコは・・・。


十五夜のお月様にお願いです・・・・グ-を返してください。
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シマちゃんとの 再会



ち桃・・・・・という名前が首輪に書いてあったのが、


わが家の周りに出没していた、シマちゃん、というネコです。


ここ2年くらい顔を出すことがなくてどうしているのか・・・と思っていたところ・・・。


今日、買い物の帰り、

ちょっと広い畑があるところで、そのシマちゃんが歩いているのを見つけました。


首輪はしていませんでしたが、カラダも綺麗にしていて、きっとどこかのお宅で
飼われているネコなんだと思いました。


その畑はネコにしたらけっこうな広さでしょう・・・平面地なのでネコの歩く姿がすぐに
目に入りました。

クルマを停めて、

・シマちゃん・

と、名前を呼んでみると、こちらを向いて立ち止まっています。


たまにはわが家の方にも遊びに来てほしいのですが、、、、なにしろシマちゃんは
あの野良ネコのピ-助と相性が悪かったものですから・・・。


わが家に来ると、ピ-助が居るかもしれない・・・なんて思っているかもしれませんね。

でも、
こうやって久しぶりにシマちゃんの姿を見ることができてよかったです。


家の周りに出没してくれていたネコちゃんたちが久しく姿をみせなくなると
ついつい気になってしまうのです。

こうしたネコたちとの再会は、元気で居てくれてよかったなぁ・・・とただそれだけですが、
ネコの強さを感じて気持ちが晴れやかになります。

きっとグ-も、元気にしてくれているんだと、わたしの気持ちを前向きにさせてくれます。


グ-はもう2か月ほど家に帰っていませんが・・・
もしかすると、


どこかのお宅にお世話になっているのかもしれないです。

ネコ好きな方なら、たとえ野良ネコでもご飯を与えてくれます。


以前、わが家の前の道路を散歩して通った女性の方・・・・わが家のネコを見て
まるで

・ここがおまえのお家なのかい?・

そう言っているかのように、しゃがみ込んでいました。

その女性の方へなぜかわが家のネコが小走りに歩み寄っていく・・・その様子は、


まるで飼い主さんのところへ歩み寄っているそのものでした。


知らない方のところへネコは歩みを寄せません。


たぶん、わが家のネコが徘徊しているうち、女性の方の自宅周辺に現れるようになり、
おやつなんかを与えてくれたりしていたんじゃないか・・・


だからわが家のネコはこの女性の方へ歩み寄って行ったのでしょう。


この女性は危険じゃない・・・・わが家のネコの経験で、ヒトを判断しているのだと
思えます。


シマちゃんだってわが家の周りに出没していたころ、ご飯をあげたりしたわたしたち。
シマちゃんに危害を加えたりしないからこそそうして現れるわけですから。


グ-も、帰ってこないあいだ、
こうした方のお世話になってくれていれば、きっと元気な姿を見せに戻ってきてくれる
はずなんです。


グ-はきっと帰ってきてくれる・・・・。


待ってるから、グ-。


タグ:再会
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帰ってこない グ-の居所



グ-が、しばらく帰ってきていません・・・。


いつも心配していることに変わりありませんが、今回はまたちょっと長いので
とても心配です。


日常、クルマとの事故にあったネコなどを見るとこがときおりあるのですが、つい
そういう悪いことまで考えたりしています。


クルマの事故だけではなく、ネコたちには日ごろから人間が手をかけたモノに関して
関連する事故がおおくあるはずです。


ネコの首輪も、意外な落とし穴があり、
ネコが外で上手に遊んでいるときはよいのですが、どうかして緊急な動きをしたとき・・。


首輪自体がネコの動きを妨げることもあるようです。

先日、3歳のメスネコのチコが外から帰ってきたとき、・・・・
首輪の中に右の前足が入り込んでいることに気が付いたのです・・・・どんなことが?


その状態は、チコにとったら当然まともな走りができない状況であり、
もし危害を加える何者かがいたら、対応できないことが容易に理解できます。


チコはこのとき、家に戻ってきたからわたしたちが首輪に入り込んだ前足を外して
あげれたけれど・・・。


折れた木の小枝や、空き缶、テグス糸、鉛玉、鉄線、釘、鋲、あげればキリがないくらい
危険なモノはいっぱいです。


外へ出て遊ぶネコの姿は見たいけれど、こうした危ないモノが普通にある人間の
住むゾ-ンは・・・・安心できるとは言えないでしょう。


ネコが自由に自然の危険だけの中で生活できることのほうが、安心安全です。
自然の中でなら、


なにかあっても納得がいくと思えるからです。


グ-は、どこにいるのやら・・・・プチ野良だけど、すでに完全野良ネコになったのか?


できるなら24時間かけてグ-を探して歩きたい。



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手をよせる



ネコには目に余るほどの表情を感じることがあります。


悲しい時でも、寂しい時でも、

また、笑いたいときでも泣きたいときでも、ネコの顔の表情は変わりませんが・・・。

実のところ、それらの感情を見せてくれているのかもしれませんが、わたしたち人間には
その顔の表情で理解することはできません。


痛いときでも、苦しい時でもいつもと変わらぬ表情を見せているだけ・・のように見えます。


うれしいとき、ネコはどうやってわたしにそれを表現してくれているのか?

床にゴロリとなり、カラダを丸めてゴロゴロとするとき・・・これはネコのうれしさの定番。


わが家の3歳になる兄妹ネコのその表現力はなかなか高度なものかな、なんて思っています。

オスネコのウシワカ。

ウシワカのうれしさの表現にはいくつかあるのですが、代表的なのは、飛び出す。
そして部屋の中を思い切り走り回って壁に突き当たってを何度か繰り返すことです。

これは彼のサイコウのうれしさを表している行動パタ-ンであります。

そのまま外へ飛び出して行ってしまうこともあるほどなのです。

また、ウシワカはお出迎えをすることや、お見送りをしてくれることがあり、その姿を見ると
わたしはもう天にも昇るような何とも言えない愛情を感じてしまいます。


ウシワカの兄弟のオスネコの、キラ。

彼の喜びの表現は異常なほどで、こんなネコもいるんだ・・・なんてことを言いながらついつい
キラの要望にお応えしている状態なのです。

彼は、
まずわたしを呼びます・・・・   ・・・・  その呼び方は、

キュ~ン、と鳴き、・・・・気が付いたわたしがキラに、おいでおいで、と声を出します、、、と
わたしとカミさんの間の場所にいつものように飛び乗ってソファの上に寝転がります。


しきりにわたしとカミさんの顔を見上げながら、
キュ~ン、とまた鳴きます・・・・なでなでしてあげると、ひっくり返るように何度も何度も
カラダを反転させ、今度は反対側にカラダを反転させ。


なでなでするわたしたちの手に、キラは自分の手指を伸ばして触ってくるのです。
おくゆかしくて、ちょっと怖いんだろうか?・・・そんな具合。


キラが伸ばしてきたその手指にわたしが手を差し伸べ、つまむようにくるんでみると、
キラは握るような仕草までしてきます。

そしてどちらかといえば、
カミさんの顔をずっとみているんです。

まるで、・居てくれたね、良かった・、と言っているかのようなとても優し気ないい表情で。


ネコや動物って、たしかにその顔の表情では寂しいのか痛いのかよくわからないけれど、
きっと表情は出ているんだろうな・・・そう思えてきます。

顔の表情よりもネコたちの行動や、仕草、状態、それらのすべてにいろんな表情が
隠されているんだろうな、そう思えてきます。


くみ取れるのは、、わたしたち人間の許容です。

ネコたちへの愛情だけがそれらを自然に発見するのだと思います。

そしてそれを見つけたとき、なにか彼らの気持ちまで知りたくなってしまう自分に遭う
ことができるんです。


このごろ、そんな自分もいることに気が付いて、


ネコと一緒に生活してきて、心が満たされてきているような気がしてならないのは、
どうしてなんでしょうか。


そう感じていることが、わたしのネコたちへの、愛情表現のひとつなのかも・・・・・。


あぁ・・・ネコが、、、ある意味で、こわい。

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ネコの うろつき




ネコが外に出て自由に歩き回っている姿を見るのはしあわせな気分です。


基本的にネコって、人を襲ったりする動物ではありませんし、だからこそ法律でも
ネコには外へ出て歩くという理解がされているわけです。


犬のように間違っても子どもを襲ってかみついたりすることはありえない、と
判断されているのであります。


・・・お天気の良い日に、ネコがブロック塀の上でおちゃんこしながらウトウト・・・・
そんな光景を見ることが少なくなってきています。


外へ出てもネコの姿をみかけない・・・なんていうことがザラにある日常風景に
かわりつつあるのです。


日本のひとつの風景に、ネコがいなくなるなんて考えられないことなのです。


それでも、わたしの住む北の街の海っぺリあたりでは今もネコたちが自由に闊歩
しているみたいです。


首輪もつけず、ホントどこまでも自由そのものです。


ネコの日向ぼっこ・・・・もう何者にも臆せず危険も気にせずにただ眠る・・・ウトウトと。

その表情の融和なことといったら・・・もう・・・たまりません。


アンタもウトウトしたら?


そう言われているみたい。

外をうろつき、興味のあることには脱兎のごとく走り出してどこかへ姿をくらましてしまう
ネコ。


ひとしきりその興味体が何かわかれば、
・なぁ~んだ、アレか・

みたいな妙に落ち着きはらった物腰で、またもとの場所に戻って眠る。


ネコだから許される単独行動・・・・誰にも指図されず、誰のことも気にせずに行動する。


人間の基本をネコが見せてくれているわけです・・・・人間とネコの行動が似てる、
というのがわたしの思いです。


勝手な人間、勝手なネコ。


ネコを見ていると、どうしてなのか、我が身を振り返ってみる・・・・そんなことができるから


なにか不思議なんです。


ネコが勝手なほど、人間である自分を省みることができている・・・・不思議・・・・。


教えられていることって多くあるのではないだろうか・・・そう、ネコに。


教えられている、わたし。


かもしれません・・・。


わが家の7匹のネコたちが勝手気ままに行動しているのを見ながらも、彼らに伝えます。

・クルマに気をつけろよ・

・川に行っちゃだめだよ・

・空地の中から道路へ出ちゃいけないよ・


・・伝えるわたしの気持ち・・・・ちょっとはわかってくれているように見えるとき、、

抱きしめてしまうわけなんです。


外をうろつくネコたちの、、、、何が悪いのか、、、自然的で素晴らしいことじゃ
ありませんか。
タグ:うろつき
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ネコたちの 生活スタイル



7匹のネコたちの生活スタイルは、似通っていながらも

それぞれ独特の特徴を持っているようです。



2か月ちかく、帰宅していない5歳のメスネコのグ-はすでにそのとおり。
外での生活を中心に自分の生き方を見つけたのかもしれません。

グ-も3歳ころまではほかのネコたちと一緒に生活していたのですが。


そのグ-と姉妹のク-。

黒い毛をカラダの3分の1で覆い、下腹から顔の下側にかけて白い毛を
身に着けています。


ク-ちゃんのその生活は、ほかのネコとかなり違っていたため以前から気にかけて
きました。


なにしろ、完全に単独行動は徹底していて、またほかのネコたちが活動する時間と
真逆的なものですから、とても目についていました。


真夜中2時から3時のあいだに目を覚まし、
自分の時間だ、というように外へ出かけて行きます・・・・。

目覚め起きた時はご飯は食べず、そのまま外へ直行です。



こうして何をするのか、といえば、わたしやカミさんのクルマのまわりで朝の体操・・・?

・・・・というか、家の前を通っていく散歩する人、ジョギングする人、犬を連れ散歩する
人々をずっと見ているのです。


観察・・・なのかな、、、とも思いますが。


その姿は、地面におなかをつけてベッタリとおちゃんこです。


ただし、犬を連れて散歩する人が現れると、クルマの下にちょっと逃げるような態勢を
整えて・・・・。


お昼頃までこうやって外で過ごし家に帰って朝ごはん。

ほかのネコたちは朝方帰って、ずっと眠っているときです。


ク-は、こうしてお昼過ぎに眠りにつくのです・・・その後午後の3時から5時ころにふたたび
起きて外へ出ます。


さすがに夏にはちょっと変更しているいうですが、一年通してこのスタイルを崩しません。


午後8時から9時、
家に戻って、ハイお休みに入ります。


ク-は、だれよりも自分のスタイルを貫いているように見えるのです。



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