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レオが 眠る




それは、秋も深まりつつあるから・・・寒さは多少感じているはずです。


最年長ネコのレオ。


2,3日まえあたりから、わたしのベッドの枕を下地にして、眠ったりして・・・。


困っているわたし。


あまりに心地よさそうに眠るので、どけられないんですね~・・・。

レオは、若干、ほかのネコたちと比べると、体毛のボリュ-ムが足りないみたいでした。
それはもともとのレオの毛並みなのですが・・・。


ベッドの枕を下にして、両前脚を前に出し揃えるように伸ばして眠る・・・・
これがいつものレオの眠る格好です。


どこに居て眠っても、この格好。

ネコの毛が少ないと、やっぱり寒さは早めに訪れるのかもしれません。


ほかのネコたちはまだそこまで寒そうにしていないのに・・・。

レオはとかく寒がりなので、秋が早くくるのは苦手といったところでしょうか。


そのあとからやってくる冬の陣・・・・

レオにとって最悪の季節の到来になるのであります。


雪を初めて見て、初めて雪の上を歩いたときのレオ・・・・赤ちゃんのヨチヨチ歩きそのもの
でした。


滑る雪・・・・ふんわりした雪の上を、普通の歩きで脚を運んでは、ズルルッと横滑りして。
踏ん張りながら前へ進むレオ。

はじめての雪から、何年経ってもこの調子です。


今年の冬も、またレオの雪の上を確認しながらとても遅い足取りを見ることに
なるんだろうなぁ。

カラスなんかが空からレオの動きの遅さに・・・からかいにやってくることもあるくらい。


それまで、ゆっくり眠っておくのかなぁ?
タグ:ベッド

チコの 悩みごと




いまは3兄妹の、メスネコのチコ。


怖がりで、いちばん小さな子なのですが、意外に気がつよいのでいつも
そのチコの様子には観察眼をもつようにして眺めています。


なにしろわが家に拾われてきたときに、5匹の兄弟子ネコを抱えたダンボ-ル箱に
入れていると・・


箱の中からチコだけピョ-ンと飛び跳ねて、捨てられていた河原の草むらの方に
逃走したほどですから。

きっと5兄妹で拾われたにもかかわらず、チコは身の危険を感じたのでしょう。


・・・そのあとチコを探して無事に一緒に自宅へ帰りましたが。

チコのそういった危険を感じ取る、というのはやはり個性でもあるのだと思っています。


いまもその部分は変わっておらず、
いつも日常的にチコがなんらかの行動や仕草で、身に危険を与えそうな事柄に対し、
敏感に反応しているのがよく見えるのです。


そんなチコですが、
このごろカラダの下側というか、後ろ脚のほうの横腹へんの毛が、薄くなっているのを
みつけました。

両側の毛が、薄くなっているのです・・・

よくウシワカとグル-ミングするチコなので、グル-ミングのしすぎで毛がうすくなって
いるのかな・・・そう思っていました。

以前はわりと、わたしたちと距離感を保っていたチコなので、馴れ馴れしくすることが
ありませんでしたが・・・

ちかごろはカミさんの横におちゃんこしたりしてするようになり、
チコの状態がよく見えるようにもなったのです。


薄毛になった原因がなんなのか?・・・まだ特定できていませんが・・・


もしかすると、チコは、
何かにストレスを感じているのかもしれないです。


ネコのストレスって、どんなことがあるのか。

これまでネコたちと暮らす中で、いくつかは、こういう事がストレスの要因だ・・と
いう事例は経験しています。


でも、それはひとつの事例であって、どのネコにも通じる原因とは言えないです。

そのネコ特有の感じ方、があるでしょうし、
ほかのネコはまったく動じないことにでも、別なネコは拒絶反応を示すことも
あるからです。


ご飯の好みが違っているように、
ストレスの原因も、ネコそれぞれで違うのだと思います。

チコの薄毛になった理由は何か?


チコの様子をみながら少しずつ解決していこうと考えているところであります。

・・・でもまぁ、日ごろはとても元気にしているし、そんな大きなこととは考えて
いないのですが。


ただ、そうやって曖昧に考えていると、困ったときにはもう遅い・・なんてことに
なっても弱っちゃいますから。


きちんとチコの面倒は見ていきたいと思います。


チコ、怖がりだけど、気が強くて唸り声なんか出すもんなぁ・・・・ウシワカでさえ
ビックリしているときがあるから・・・。

そんなチコがゆっくり、安らかな生活を送れるようにしたいと思っています。


チコの悩みごと・・・というより、わたしの悩みごとなのでしょうね。
タグ:悩みごと

ネコの 魂




何年か前のこと・・・・・

家に居て、テレビをなどを見ながら休日の午前を過ごしていました。


・・・・耳に入ってきたそれまでの日常では聞き覚えのない・・・・音がします。


何か、擦っているような・・・それも家の中からではなくて・・・なんとなく、外からの気配を
感じていました。


地面を擦る音?

草むらで風によって擦れる音?


聞いたことがなかった音なので、・・・音が鳴りやむと、この音がまたしだすのを待っている
わたし。


音がしては、止まり、・・・またその音は生きているかのように繰り返しました。

とたんにひっきりなしに音が続くようになり、
たまらずに外の気配を確認するため玄関のドアをあけて出てみました。

あたりを見回すと・・・その音らしきものを発する物体のようなモノは目に入りません。


でも、まだ音がしています・・・耳を大きくして研ぎ澄まして聞いていると、


どうやら地面の、そう自分のカラダの下側からこみ上げるように聞こえているようです。


・・・・なんだろう?


地面をあたり一面よ~く見ていくと、今まで目にしたことがない生き物を発見したのです。


羽があって、・・・・カラダの3倍から5倍の羽ばたきようの羽です。

カラダは小さくて、
その物体は地面を羽を羽ばたかせながらも、飛べない様子です・・・・それでも


元気なのは見ていてわかるほど元気そうでした。

羽は黒く、カラダはオレンジ色の濃い茶系色。


・・・それはコウモリでした・・・・ここまで間近で見たことがなかったため、結論つける
のに数秒かかった次第です。


あのコウモリは、真昼間に迷ったのでしょう・・・暗闇でなければ飛べないコウモリ。

そのため地面を這いつくばってそれでもなんとか飛ぼうと懸命に羽を動かしていたはずです。


・・・・・・


・・・・昨夜の真夜中12時を超えた時間・・・・


バタバタと音がしだして・・

すぐに、ウシワカが何かを捕らえてきた、と、目を覚まさせられたとき。

そのバタバタという音が小鳥ではないか?そう思っていたのですが・・・。


灯りを点けて、家の中に入ってきたウシワカを見ると、すでに獲物は口から放して
いるようでその放れた獲物が潜む場所を懸命に狙って手を伸ばしたりしています。


・またか・・・眠れなくなってしまうよ~・

大急ぎでその獲物をわたしが掴まえないと、ウシワカが食べてしまうかもしれません。

そんなことになったら可哀そうだし、あと処理も大変な状態になります。

ウシワカを除けて、なんとか掴まえようとしたそのとき、
それは一気に羽をバタつかせて飛んだのです。


バタバタ、バタバタ-。

その姿を見てハッとしました・・・・コウモリでしょ?

コウモリだよ!


参りました・・・ホント。


やれやれ、今晩はコウモリを掴まえて外界へ逃がしてやらなければならなくなりました。


窓を開け放ち、コウモリが逃げて行きやすくしてやり、外へ追うように追いかけます。
コウモリを、です。


ちなみに、わが家のある場所は、そりゃ確かに市内の郊外ではあります。
でも、コウモリまでこうして拝見できるとは思っていませんでした。

・・・人口減少化により、地方の市でも、昔のように小動物をたくさん見られるように
なる時代がきているのかもしれないです。


・・・ま、こうして昨晩はコウモリさんの脱出劇をお見送りしていたわけです。


ウシワカには、耳元でささやいておきました。


・ウシ~、鳥さん関係は掴まえないようにね、だって食べないよね・


ウシは、短く

・ニャン・

そう答えたのでした・・・・。


辛く長い夜があけ、、、コ-ヒ-は3杯も飲んだ朝方・・・・仕事に支障。

ネコの狩りの魂は、消すことができないようなのです。
タグ:狩りの魂

チコ ウシワカを 襲う


 昨晩から低気圧が急接近しているようで、すごい嵐になっています。


とは言え、

ネコたちはこんな獰猛な嵐の中でも外へ出ては雨に風にさらされることが
お気に入りの様子です。


何度も何度も家から外へ出てカラダじゅうを雨に濡らして帰ってきます。

帰ってくれば、濡れたカラダから雨をほとばしらせるように身震いをするので、
床は雨水が飛び散って掃除までしなければならなくなります。


煩わしいことでありますが、わが家のネコたちの仕業なので仕方なく綺麗にして・・・。

すぐに今度は濡れたネコたちのカラダから頭から顔から、ティッシュで拭き拭きします。
・・・・


ネコたち・・・このティッシュが気持ちいいのかカラダをティッシュで拭かれるのを
好んでいるようです。

7歳のメスネコのハルは、雨が降ると何度も繰り返し外へ出て行き、
すぐに戻ってティッシュで拭いて・・・とせがんでくる始末です。


・・その嵐の昨夜遅くに仕事から帰宅すると・・・・

ウシワカが家の中に居て、間もなくチコが外から濡れたカラダで戻ってきました。

ティッシュでチコのカラダを拭いてやって綺麗にしてやったあと、お腹がすいていたので
少しのご飯を食べていたところ・・・初めての光景を目にしました。


ウシワカは床にベタリと横たわるようにしていたのですが、、、そこへ突如。
チコが歩み寄り、

ウシワカの喉っぷちに噛みつきました・・・これはまたケンカになると思いながら
見ていたところ。


なんと、ウシワカはゴロンとしたままチコの好きにさせているではありませんか。

いつも見ている光景は、争うようにチコを追い回し、
自分の優位性を知らしめることだったはずなのに・・・。

それがいま目の前にあるその2匹は、・・・・そう、遊んであげているのですね。
ウシワカがチコに遊んであげているのです。


チコはもんどりうちながらウシワカの喉に食いついたまま四肢を踏ん張っています。

ウシワカは寝転がりなすがままにチコの自由になっています。


兄妹なんですね・・・・。


こうして許しあっているケンカのような遊びは、ネコにはとても重要みたいです。

単独行動が主体のネコは、闘うこともあるわけで、
個体として強力な体力と精神力をもっていかなければなりません。

それはもともと、外で生きるためには必須な条件なんだと思われます。

こうした争う遊びを修練しながら成長していくのがネコの本当の姿なんだと思います。


チコの激しい噛みつきを許し、黙ってそうさせているウシワカが妙に
大人ネコに見えてきて・・・

2匹のあいだにも人間の兄妹のような暖かさと愛情を見た気がしました。


その後、ウシワカとチコは2匹カラダを寄せ合って・・・

眠りについたのです。


・・・・・いえ、・・・・そのあとまた真夜中ですから・・・外へ何度も出ていたと思われますが・・・


わたしは眠っていたので。

・・・外で遊んでいても、きっと追いかけたり追いかけまわしたり、と

一緒に遊んでいるのだと思います。

あんな自然な優し気な2匹を、そう簡単に見れないでしょう。


今回は間が、良かったのかも。

オスネコの 放浪癖




ネコは自由にどこへでも出掛けることができる、そしてそれを認めてきた
人間。


その中でも、オスネコの習性。


オスネコは去勢すれば、その特有の放浪癖もある程度軽減できるのではないか、。


わが家の7歳のオスネコのレオ。
彼は産まれて数か月のあいだに去勢手術を行いました・・・・。


本当はしたくなかった思いも強くあったのですが、、、以前に飼っていたちびりんという
オスネコが外の世界へ旅立って行ったのをきっかけに、

レオにはそばに居てほしい・・・そう思っていたしかたなく手術をしたのです。


以前に飼っていたちびりんは、
去勢手術をしていませんでした・・・・初めて飼ったネコでしたから、手術なんて可哀想。


そう思っていたからです・・・・ネコらしく生きてほしい・・・そう考えていたのです。

でも、ちびりんは、2年の同居生活後に、
自らわたしたちに別れを告げて外での生き方を選択したのです。


オスネコはどうしても、メスネコを求めて彷徨うようです。
発情期になればそれはそれは遠方まで足を延ばすこともあるようです。

これは本能の行動なので止めようがないことです・・・・できるのはおそらく去勢すること
かもしれません。


オスネコの行動範囲は半径500メ-トルとも1キロメ-トルとも言われています。


わたしの経験では、
近所ネコのシマちゃんを、とんでもないところで発見したことがあります・・・。


彼の自宅から離れること実に2キロ近くのお寺のある小高い丘の森の入り口でした。


見つけたときは野良ネコかと思ってみたのですが、
よくよく見ると、それは、シマちゃんでした。


かなり驚いたわけで・・・ここまでネコって移動してくるのか?と。


それも真冬でしたからなお一層のビックリなのでした。


シマちゃんは森の入り口から小高い丘の雪の積もった上を上って行きました。
雪はシマちゃんの四肢の付け根まで深かったのですから、信じられません。


雪を掻くように前足で漕ぐ・・・・そんな動きでした。

踏ん張るようにして山のような丘をどんどん登って行くではないですか。


この冬・・・このとき以外にシマちゃんの姿をみかけることがありませんでした。
だから、気になっていたのですが・・・・


シマちゃん、あの深い雪の丘を登ってどこへ行ったんだろう?
もしかしてあのまま遭難しているんじゃないだろうかZ?


・・・・年があけて、・・・ようやく春がやってきた初春。


わが家の周辺にあのシマちゃんが現れました・・・・変わらない容姿で、ちょっとしっぽが
途中で切れかかったようにすぼまっているシマちゃん。


そのままのシマちゃんにまた会えることができたのです。


何を求めてあの丘の雪の上を登って行ったのか?

できることならネコの言葉を解読できたらいいのに・・・・そんなことをつい思うのです。


オスネコのこうした行動は素のネコであればやめさせることはできないと思われます。

一生外を経験させなければ問題ないことでしょうが。


でも、
ネコって、外で生きる姿が、とてもカッコイイんですよね。


ただ、わたしだって、わが家のネコが居なくなったりしたら悲しいし寂しいのです。

オスネコのこういった放浪癖・・・・


飼い主はよく注意して観察し、またできる限りの範囲で声を出して名前を呼ぶ・・・
最低限繰り返して行うことは大事なことだと思います。


そう、子どもに話すように、優しくなんでも話してやらなければいけないと思います。


・そっち行ったら危ないよ・

・早く帰るんだよ・


・あの道路に出たらだめだよ・


わたしはいつもそうネコに注意し、話しかけるようにしているんですが・・・。


わかってくれている・・・・かなぁ。
タグ:放浪癖

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