ネコが好きな理由
ネコ派、犬派・・・・。
ほかにもペット(?)と言われる動物はいろいろとありますが・・・。
ネコには独自性という自分の生きざまのようなスタイルが備わっています。
ネコと生活しているとネコのその大人びたようなスタイルが目につきます。
ネコは自由気まま、などとよく言われるものですが、それは決して気ままな
わけでそうしているわけじゃありません。
どこに行こうにもネコそれぞれのスタイルがあってのことなのです。
気ままに散歩に出かけているように見えますが、、行く先々で危険はたくさん
待ち構えているのです。
それらの危険を知りつつ、ネコは威風堂々と出かけて行きます。
遭遇するのは近所の荒ぶる野良ネコかもしれません・・・・または、ネコ嫌いの
人間の大人かもしれません。
もしかしたら機嫌の悪いカラスが襲ってくるかもしれないのです。
クルマなんて、大敵そのものです。
それらの大きな身の危険を顧みず、ネコは今日も外界へ出かけて行き、自分の
世界を満喫しようとしています。
外へ出かけて行くネコのその姿は、個性にもよりますが、
なかなか立派ないでたちに見えてきます・・・・・堂々と見えるのです・・・わたしなんかより。
今日も何か起こるのを予想しているかのように。
人間のそばで居眠りしつつ横たわっているときのネコは、安心しきっているものですが、
いったん外界へ出ればその目は狩ネコに豹変します。
外界のすべてがネコにとって狩りの対象と変わってしまいます。
その目は鋭く、闇夜の中でもテレパシ-のように寸分先を読み捕えます。
カッコイイわけです、ネコのそうした部分は。
さっきまで自分の膝で眠っていたネコが、変貌を遂げまったく違う動物に見えてきます。
ネコじゃらしで笑わせてくれるほど愛嬌をみせてくれるかと思えば、あっという間に
自分の世界へ走り出してしまうのです。
ネコは、自分の脚で自分のカタチを造れている唯一の動物なのです。
人間が朝起きて歯磨きをし顔を洗い、仕事や学校へ出かけて行くそのスタイルと
ネコのそれはまったくと言っていいほど似ています。
自分で何をするかを決めている・・・それがネコの生きざまなのです。
ヒトに指令を出され従う生き物ではありません。
・・・・だから、人間にも似ていて、拒否をすることができるのです。
こんな素晴らしい動物が人間のそばで生きているなんて・・・・すごいことでは
ないでしょうか?
ネコに話しかけていると、じっとこちらの顔を見ながらプイッっとそっぽを向く
ことがありますが・・・
決してイヤだと言ってるわけではありません。
こちらの話を聞いたよ・・・聞き終わったからもういいでしょ・・・・そう言ってるのであります。
気ままで勝手、自由。
ネコの代名詞になっていますが、これらを勝ち取るには人間に理解してもらわなければ
できなかったことでもあります。
ネコがそれを勝ち取っているということは、
人間の祖先たちがネコの自由を認めてきたという証明でもあります。
それが現代・・・人間たちはネコの自由を認めないようなことを考えたりしています。
ネコがネコらしく生きられるように考えることが人間の頭脳の蓄積のはずなのに・・・。
ずっとこの先もネコが自由に外界を闊歩するその姿を見て行きたい、そう思います。
だからわが家のネコたちには、危険はあるけれどそのネコの一生を
無駄に家の中だけで過ごすなんてことさせたくありません。
ネコがいるだけで、とてもしあわせな気持ちになれる自分がここにいます。
雪・・・・降らないなぁ今年は・・・。
またネコたちにカマクラ造ってやりたいけれど、、、まだちょっと先かなぁ。
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