SSブログ

ネコの 存在


わたしも古い人間ですので、幼いころに見ていたネコを知っています。


まして日本の本州最北端ですから、当時も現在も、田舎ですよね・・・。


未来もおそらく田舎・・・に違いないでしょう・・・。


幼いころ、ネコは家で飼っている、といった事情は少なかったように思い出します。

自分が物心ついたとき、ネコはそこに丸くなって眠りこけていた記憶が残っている
だけな気もします。


北国なので冬には雪も多く降りますから、いろりの周りのどこかにネコが暖をとって
眠るのをよく目にしていました。


そのネコの名前をかすかに思い出せば、・チャペ・と呼んでいた記憶です。
ただ、わたしの生まれた近辺では、ネコの名前を・チャペ・と呼んでいる家庭が
多かったのも記憶しています。

なぜかどこの家に行ってもその家に居るネコってみな名前が
・チャペ・

だったような記憶しか残っていないのであります・・・・記憶違いかもしれないのですが。


現代とは違って、当時のネコはホントに自由そのものだったと思います。

各家庭でネコを飼っている、という意識はほぼなかったのではないかとさえ思います。

当時はまだ倉庫=蔵、というものもあったりして、そこに穀物や野菜類など
貯蔵庫として食物を蓄えていました。


昔なのでネズミも普通に生活して頻繁に多く生存していたかとも思います。

そんな事情もあり、野良ネコが小屋などに住み着いてしまうことも多々あり、そこの
家の方は、

ネコが住み着いたらそれはそれでいいんじゃないか・・・てゆう具合でしょうか。

ネズミを退治してくれるネコが来たからそのままにしておけ・・・かなぁ。


・・・ですから一般的に飼いたくてネコを飼っている、という現代のペット扱いは
ほとんどなかったのでは?・・・と思い出したりするわけです。

これは、ヒトがネコの特徴を把握していて、ネズミを退治してくれる以外には特に必要な
ネコではないのだが、


現状ならネズミもいることだし、ネコが勝手に住み着いてくれたのなら自然にネズミを駆逐
してくれるだろう・・・から、まぁいいじゃないか。


ていうくらいのことでネコを自由にそのまま好きにさせていた、・・という考えであります。


実際にわたしの育った家では、
ネコに対して特別な愛着は誰ももっていなかったような気がしています。

でも、ネコはいつのまにか倉庫=蔵や小屋に住み着いてから、自然の流れによって
その家の家庭の中まで出入りするようになっていったのだと思うのです。


で、・・それも当時のヒトたちは許していたわけです。

ネコはそういうもんだ・・・といった感じでしょうか。


記憶に残る出来事は、こどもを宿した母ネコが家の中から姿を一度消した、ことです。
(そのネコはわたしが成長するまでに何度か子ネコを産んでいましたが・・)

そして、子ネコをどこか安全な場所で産んでから、
今度は食べ物が簡単に手に入るであろう、家の中に子ネコを連れて帰ってくるのです。

子ネコを口に咥えて・・・。


この子ネコたちにわたしたちが触ったりすると、母ネコは危険を察知するのでしょうか・・
家の中でさらに場所を替えていきました。

ヒトの匂いが付くと母ネコは用心して子ネコを何度でも別な場所に移動させてしまうのです。


ひいおばあちゃんがこのときわたしに言った言葉がわすれられません。

・触ったら母ネコが子ネコば食っちゃうからな、触ったらだめだ・


幼いわたしにはかなりショッキングな言葉だったと思うのです・・・でもそれからは
わたしはこうした子ネコには触れないようにした思い出が残っています。

幼心に子ネコって本当に可愛くてついつい触ってみたくなるのですが・・その後は我慢でした。


母ネコが子ネコを何匹も口に咥えながら別な場所まで運んでいく姿はなにかけなげというか
親ってすごいなぁ、とも感じ取っていたように思い起こします。


そして子ネコが産まれたことを近所の方が知ると、
おかしなこと(?)に、子ネコもらいにくるヒトもけっこういらっしゃいました。


そんなこんなで、子ネコが産まれて何匹も家の中にネコがいることは必要としていないので
もらいにくるヒトがいればそのまま子ネコを引き取ってもらっていた・・事実があります。


さすがに母ネコはいなくなった子ネコを探してうろつき鳴きながら家の誰彼かまわず
しつこく・子ネコをどこにやったの?返して・

つきまとって離れないんですね・・・
そりゃそうだよね、母ネコには悪いことしてますから。


今はネコをペットとして飼っている家庭も多くて、わたしのような記憶が残ることはないでしょう。
ただ、昔のヒトたちはペットとして飼う、なんて余裕がなかったのだと思います。


当時は犬だって意外なことに放し飼いされていることが多く、そのままどこかへ行っちゃって
野犬になっていた、ってこと、普通にあった時代です。


子どもが野犬に襲われた、なんてニュ-スも頻繁に出ていた時代ですから。


ネコはこうしてヒトとの関係を苦しいことも有りながら継続してきたといえるのではないでしょうか。


いつの時代も人間こそが勝手であり、好きなように物事を決定しています。
ネコや犬にはなんの権限も要求もありません。


そうしたネコや犬など、ほかのペットたちに関しても、思いやる気持ちだけはもっていたいです。

彼らがいてくれるだけでこころが落ち着くことがあります、、、せめてそのお返しに・・・。


それだけでもいてくれる必要がある、と、・・・・。


もう、ネコの存在なくしては、・・・・朝がきません・・・。


・・・・昨晩もグ-ちゃんが帰ってきて、バクバクご飯を食べ、風のように去っていきました。


ご飯を食べに来たとき、食事中のグーは、こんな感じの声を出し続けています。


・・アウアウアウ、アウアウアウ、ウアウウアウ・・・


これ、食べながらずっとですから。


食べ終えると、一目散に外へ飛び去って行きます・・・なんで?



タグ:ネコの存在
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ウシワカと キラの 成長 そしてチコ



拾った5匹の子ネコは、もうすぐ5歳になろうとしています。


残念なことは2匹がもうこのわが家に居ないことです・・・・。


ですが、
残った3兄妹はすくすく育って元気な姿を毎日見せてくれます。


オスネコのウシワカとキラ、そしてメスネコのチコです・・・。


チコはオスネコの兄弟と育ったため、少なからずおてんばなところがありますが、
けっこう臆病でもあり、

奔放なほどではありません。

でも、ウシワカとキラとの遊びに付き合っているとやはり男勝りになってくるのでしょう。

闘いのときのチコは恐ろしいくらいの反撃を見せてくれるのですから。


ネコは幼い時からレスリングのような遊びを兄妹で行います・・・これは狩猟の遊びでも
あるようで、

けっこうな凄さなんです・・・・かぶりつくとか、蹴とばすとか、何でもありって感じです。


見ていてハラハラしますし、チコがやられているときなどはとても遊びに見えないので
ついつい助けに入ったりしてしまうのです。


オスネコのウシワカとキラは、最近あまり闘いの姿勢をとりません。

以前はウシワカがキラに優勢でしたが、
今は同等になっているような気がしています。

キラははじめのころ、いつもウシワカに劣勢を取られていたのですが、その後キラのカラダが
一回り大きくなってきて、


ウシワカも簡単に優勢になれなくなったようです。


ウシワカの闘いは頭脳的で、キラは猛進型です。

ウシワカの得意は上から見下ろす形で、いつも上から攻める闘いをしていました。
キラは少し頭脳は弱いのかもしれません・・・


気がつくと、いつもキラがウシワカを見上げている態勢をとられていたからです。

これは理に適っていて、ウシワカの攻撃の生命線といっていいでしょう。
上にいることってそれだけで有利なんですよね。


ネコだけでなく動物の闘いの姿勢はこの上に立つ、ところが強弱のはじめですね。


ウシワカとキラは兄弟なので本気度までは図れませんが、・・・・。


でも、ネコの闘いをその目で見たことがある方なら・・・本当にヤバイな・・・

つ-くらい激しいですよね。


チコは、あまりそういった闘いが好きではありませんよ・・なぁチコ。



タグ:ネコの成長
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ウシワカの 行方




今朝がた早く目が覚め、ネコたちの様子を見てまわると、・・・

ウシワカだけ居ません。


まだ時間は早かったので、・・え~5時ころのことでしたから。


そのうち帰ってくるだろう・・・
そう思っているうちに時間は6時を過ぎ、7時を過ぎ、とうとう8時を回っていました。


これは何かあったんじゃないか?
そう感じ、仕事の前にウシワカを探しに出かけました・・・。


ウシワカの行方が知れなくなったことは昨年も一度だけあったのですが、また同じような
ことが起きたのか・・・


なんとなくイヤな思いがするものです。

事故?

どこか迷って行ってしまった?

出れないようなと所に入り込んじゃった?

川に入って流されてしまった?

・・・こんなとき悪いことばかりを思うものですから気分はよくありませんね。


ほかのネコたちはきちんと帰宅していてすでに就寝していますからね~。


たまにですが、こうして帰ってこないことがでてきます。


大変に心配になるので困ってしまいますが、これも仕方がありません。
探しに行かなきゃ・・・。


家から出て歩くこと5分ほど・・・・幹線道路を突っ切って環状線へ出る側道へ
渡ろうとしながら自宅の方の空地周辺を見渡しました・・。


と・・・・

墓石屋さんの石を置いてある、その石の上におちゃんこしているウシワカを発見。


びっくりさせないようにゆっくり近寄り、
・ウシ~、ウシ~・と呼びました・・・・が・・・・ウシワカはわたしの方を見ていますが


近寄ってきません。


そういえば昨年のこうした事態のときも、ウシワカを発見したけれど、
近寄って行くと逃げるようにして走り去ってしまったことがありました・・。


わたしは腰を落として、・ウシ~、おいで~・

と何度か声をかけてみました。


こちらの様子を窺うようにしてかすかな声で・ニャ~・


わたしが歩を進めようとしたらウシワカが後ろへ下がるような動きをみせたので、
もう一度腰を落としてしゃがみ込みました。


・ウシ~、お腹空いたろ~、一緒に帰るよ~、ご飯食べに帰るよ~・

ウシワカはやっと気を許してくれたのか、わたしの方へ少しだけ歩いてきました。

疑っているのだと思います・・・またそうでないほうが危険なことに遭遇したら
さらに危険度がアップしますから、ウシワカの行動は良かれ、、ですね。


あまり接近せずにウシワカに声をかけてやり、
わたしが家の方向へ歩き出すとあとからウシワカが付いてきてくれました。


よかった~。


あの場所で何をしていたのか?虫でも捕って遊んでいたのか?

狩猟遊びを続けていたのか?


もしかしたら怖い目に遭ったのかもしれないですし・・・。


そういっことも考えながらウシワカの心理を和らげてあげるようにしながら
家に帰って安全だね、


それを教えてあげる必要もあるかと思います。

すぐに見つけたことを喜ばずに、ネコは何かイヤな出来事に遭遇したかもしれません。

気持ちを和らげてあげることを第一に考えて行動すればいいと思います。


わたしの後から歩いてくるウシワカは、途中から飛び跳ねるようにして喜んでいるのが
わかりました。


わたしを追い抜いて家の中に入って行ったウシワカ。


あ~よかった、。


ご飯をしっかり食べて、お水をたっぷりと飲んで・・・グッスリ眠りました。
タグ:行方
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ネコ専門の 医療センタ-



ネコだけを診察したり治療したりする、ネコ専門の医療センタ-があります。


テレビ番組で見ました。



まだ若い先生ですが、奥さんも一緒にこの医療センタ-を運営しているということです。


患者であるネコは、飼い主さんが連れてくるのですが、その評判はすこぶる良い・・
ということでした。


その中であるネコちゃんがご夫婦の飼い主さんに連れられて診察にきました。


別な病院で心臓疾患があるような診察を受けたのですが、・・・セカンドオピニオンを
してもらいにやってきました。


これ、ネコの心臓疾患はとても厄介だと思います。


実はわたしも心臓肥大症の病気を持っていたシバというオスネコを飼っていました。
このシバを含め5匹の兄妹のネコが捨てられていたのですが・・・・。


当初は元気でした、とても。

5匹のボス的な存在のシバでしたが、ある時突然・・・わたしたちの目の前で
失神することが見られるようになりました。


病院へ行って診察してもらうと・・・心臓肥大症がある、と告げられました。

いろんな症状があると思うのですが、
心臓が肥大すると、血液の量も不足になるようで、・・・そう心臓が大きいためその分
血液の量が途絶える、、


血流が切れる・・・ことがある、すると血液の流れが一旦停止した状態になり
このとき、・・・失神する・・・

そういった状態でしょうか。


また、心臓のどこかに穴が空いていたりすることもあるようです。


あと大きな問題点が残されます・・・仮にこの病気が判明したとして・・・
手術費用が大きな壁となるわけです。


人間のそれより高額な手術費用となると、はたして実行できるかどうか、です。
現実的な問題にぶつかってしまいます。


わが家のシバは、診察の結果、薬を服用して血液の流れを途絶えさせないように
したのですが・・。

このとき、病院の先生に、
・突然に死んだりすることがあり得ますか?・と問うと、

・あり得ます・、いう回答が返ってきました。


・・・・しばらくは薬を飲みながら暮らしたシバでしたが、
ある日の朝、本当に突然に、

血を吐き、身動きもできずに、おちゃんこした姿勢のまま、さらに吐血し続け・・・
わたしちの目の前で倒れ逝ってしまいました。


なんにもできなかったわたしたちは、ただただシバのかすかに鳴く声を聞きながら
カラダをさすり、シバの名前を呼び続けるしかありませんでした。


・・・動物病院も、こうした現実的な手術費用などの問題があり、すべては飼い主の
判断に任せることしかできません。


前述した心臓肥大症のネコちゃん、後日飼い主さんがその医療センタ-に来て、
亡くなったネコちゃんの亡骸を先生に会わせ、お礼を言ってお別れしました。


動物の保険がだんだん知られてきています。
まだ高額な保険料ということはありますが、日本のペット事情を考えれば先々の
高齢になっていく事情も踏まえ、


保険に入っておくことは有り・・・なのかもしれないです。

わたしはシバが死んだとき、どうにもできなかった自分を恨みました。


シバは、心臓疾患の薬を飲み始め、調子が良いと感じていたのか、時間になると
カミさんのところへ歩み寄り、

薬を催促するようになっていました。


薬を飲んだら、お皿に入っている水をチョロチョロと飲み、気持ちが晴れたように
元気に遊んでから眠りました。


お金が解決することってたくさんあるし、できたらお金で解決できることならしてあげたい・・
そう思います。


でも、現実そうはできないことってあるはずです。


だからこそ、動物保険はしっかりと考えておいたほうが良いと・・・今はそう思います。


だって、ネコだって、犬だって、ペットはみんな家族なんですから。


ネコの病気は、人間の病気と同じです。



やはり、元気にしていてくれることがうれしいですよね。


だけど、そうでなくなったとき、・・・一緒にいてあげて、病気の治療もしてあげれる
ことが最良です。


わたしは、シバが亡くなって・・・あのときから後悔の日々を過ごしてきました。

今年もシバのお墓の周りには・・・植えた花が色とりどりに咲き乱れています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ネコのリルバブ 3億円を 稼ぐ



あるテレビ番組を見ました・・・当然ネコが出た番組ですが。


たった1匹のネコがアメリカ中をその愛くるしい姿で魅了し稼ぎだしたお金の額が
なんと3億円だそうです。


まだまだ稼ぎ続けているということです。


そのネコの名前は、たしか・リルバブ・、、といったと思います。

現在35歳くらいの青年がある日、友人から電話が入り出てみると、
・うちのすぐ近くで子ネコが捨てられているんだ、、、君はネコが大好きだから
 と思って電話したよ・

そんな内容だったそうです。


青年は当時町の中で音楽を奏でてお金を稼ぎながらミュ-ジシャンに
なろうと頑張っていましたが、なかなか目が出ず生活は借金だらけの日々でした。


それ以前からネコ好きが拍車をかけていて数匹を飼い、
そのネコたちにご飯を与えるため自分のお腹の面倒もまともにできなかったようです。


さて、友人からの電話にその場所までやってきた青年。

ダンボ-ル箱に入れられて捨てられていた子ネコに初対面します。

しかし子ネコは元気がなく、青年は病院へ連れて行きました・・すると…病院の
先生が、

・このネコは大変な障害を持っています・と告げます。


子ネコは、成長に障害を持って生まれてきたのでした。

そのため舌をチョロッと外に出したままで、カラダも成長しきれないのでどこか
弱々しさを見せています。

特に四肢の状態が悪く歩くのもやっとの状態だったそうです。

青年は子ネコを引き取り自分で面倒を見ていくことにしました。


またまた借金をして。
それ以前までの青年の生活するための借金額は…800万円を超えていたそうです。
すごい・・。


子ネコのために病院へ行き成長障害の病気の改善を行っていくのです。


・・・あるとき、青年の友人が、子ネコの写真をSNSに投稿したところ・・・
あっというまに拡大し、・可愛い~・

の、嵐となっていきます。


どんどん子ネコのリルバブの画像は広まっていき、とうとう新聞社やテレビ局
などからも取材が入るようになったのです。


こうしてリルバブの写真をプリントしたTシャツなどありとあらゆるリルバブグッズを
販売したところあっという間に売り切れ続出。


・・・・こうしてネコのリルバブは、助けてくれた恩人の青年に3億円以上もの
収入を与えたのです。、、、現在進行中、、売り上げ拡大中。


しかしこの青年、その売上金をどうしているか、というと
すべて障害を持った動物のために、リルバブ基金なるものを立ち上げてほとんどの
収入をこの基金に寄付しているのです。


だから住んでいる家も普通の家。

ぜいたく品も無し。


・・・リルバブのような障害をもつ動物に治療してもっと良くなって元気になってほしい・・

青年の願いはそれだけなんです。


リルバブは現在、障害の治療も続けながらも元気になって青年と一緒に暮らし
しあわせそうです。


リルバブにとって青年は命の恩人なのですが・・・青年にとってもリルバブは

命の恩人になっていたのです。


あまりに可愛いそのリルバブの表情・・・

どこか一般的なネコと違って見えたのは、その成長障害という病気にせいなのかも
しれません。


でも、それがリルバブにとっての大きな生命線になっていました。

逆にそれが、今まで見てきたネコと比べて、数倍以上に愛らしいから。


一目見ただけで・・・リルバブにやられてしまいますよ。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ネコの 歌声



もう8歳になります・・・わが家のメスネコのハルちゃん。


ハルが産まれてからずっと一緒に暮らしてきましたよ、ね、ハルちゃん。


兄妹のレオとも仲良く、健康に、そして病気もせず元気に成長してくれました。
兄妹とも無病できたんですから。


ハルはとてもネコらしいネコです。
というのもよく鳴くからです・・・ネコと言えば、ニャァ~ですが・・・。

ハルはとにかくこいったネコの象徴ともいえる鳴き声をハッキリとしっかりと
音声に出してくれます。


ネコがニャァ~と鳴くものだとお考えの方・・・・それは間違いです・・・・だってネコには
ほとんど鳴き声を出さないネコも多いのですから。


わが家のネコでいつもとにかくニャァ~などと声を出して主張するネコはハルぐらいしか
おりません。

ほかのネコはほとんど声をあげて鳴いたりしないのですから。

それって、声を出すことは自分の存在を教えてしまうことであり、自然界ではとても
危険なことなのだと思うのです。

ネコだって、たくさんの危険と隣り合わせなわけでして、だからこそ声を発しない=鳴かない
ネコがでてくるのでしょう。

まったく鳴かない、わけではなくて、必要ない限りは声を出さない・・・ということでしょう。


ハルの声はまさに七色です。
文章で表すのはとても面倒なのでやめておきたいですね~。

嬉しいときの鳴き声、構って~というときの鳴き声、ご飯まだ~というときの鳴き声・・・
さまざまな声色を繰り出してきます。


新しく聞く声色も出てくる始末でして、ハルの鳴き声にドッキリする場面もあるほどです。

これはある意味、
よく鳴くネコの特徴で、斬新な聞きなれない鳴き声を作り出すチカラを持っていそうです。


あり得ないと思うかもしれないですが・・・小鳥のようなさえずる鳴き声・・・
ハルには迷路に迷い込まされることがよくあるのです。

虫の鳴き声と間違っていると、そこにハルが居て、同じ声でまた鳴いている・・・など。


ハルのような声色をいくつも持っているネコは、歌を歌っているようなものかもしれません。

気分の良いときなど、声の調子や鳴き声の繰り出し方でどんな気分でいるのか
少しはわかる気がしています。


ほかのネコがハルの鳴き声をどう感じているのかを知りたいぐらいなのですが。


ハルは今日もわたしのベッドの掛布団の上で眠り・・・目覚めればすぐに歌を歌って
くれるわけであります。

・・・・ネコの歌声・・・・ですよ。
タグ:ネコの歌声
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

世代ネコ 3期 7匹



ネコってけっこうな好き嫌いがあるのです。


いえ、食べ物などの事ではなくて、ネコ同士の好き嫌いのこと・・・。


これは人間にもあることで、そういったことを含めてわたしはネコがヒトによく似てる・・
そう考えています。


わが家のネコは血族でつながっている、わけではありません。


おそらくネコだって匂いなどで親子の繋がりぐらいはわかるのではないでしょうか。

わが家の7匹のネコ。


8歳になるオスネコのレオと兄妹のメスネコのハル。
この2匹は当然兄妹ですから血がつながっています。

2匹はどこかのお宅の物置小屋で身ごもった母ネコと一緒にわたしのカミさんが
連れて帰ってきた子たちです。


6歳になるグ-とク-、どちらもメスネコですが、レオとハルとは血のつながりは
ありません。

この2匹も母ネコがいなくなってしまい、まだ目も開いていない子ネコだけが残されて
いたのを知ったカミさんが連れ帰ってきた子です。


・・・・そして4歳になるウシワカとキラとチコは、わが家の目の前の川の土手っぷちの
草むらに捨てられていた子です。


・・・レオとハルはいちばん長く一緒に暮らしているネコですが、
はじめてグ-とク-と(ほかにシ-ちゃんというメスネコもいたのですが…3姉妹)
遭遇したとき、

まるで怖い物でも見るように遠目から子ネコのグ-とク-とシ-を見つめ
そばに寄ろうとしませんでした。


子ネコの居る部屋を別にして、レオとハルとは暮らす空間を分けました。


でも、やはりそのうちに子ネコの鳴き声や物音がしますので、レオもハルも気になる
んでしょう。

時折、子ネコの部屋に足を伸ばし様子を見に来るようになりました。

そういう時は子ネコの部屋を開けて、子ネコと対面できるようにしておきました。


レオは興味津々のようで、何回も子ネコを見に来るようになっていきます。
メスネコのハルはなかなか子ネコとの対面をしませんでした。


こうして1か月から2か月ほど、レオとハルに時間的な余裕と気持ちの余裕を造ることが
できたのかもしれないです。


レオは子ネコと対面すると覗き込むようにそれぞれの顔を見るようになってくれました。
ハルはいつまでも子ネコのそばに来ようとしません。


そして、レオが子ネコと一緒に眠るようになったのです。
ここだ・・と思い別々にしていた部屋取りを解消して同じ空間で生活させます。


驚いたことに、レオは毎日のように3姉妹の子ネコと、まるで親ネコみたく一緒になって
お昼寝したりするようになったのです。


・・・・それでもハルだけは遠巻きに見つめていて、その後も他人行儀でしたが。


オスネコのレオがそうやって子ネコと一緒に眠るとは、考えていませんでした。
ハルならまだ理解できたのですが・・・。


こうした関係は意外にネコだと難しいのだと思います。

そこに、好き嫌いがあるからです・・・人間も好き嫌いがあるようにネコの好き嫌いも
難しい問題点になると思います。


時間が経っても仲が悪いようなら、わが家の場合も別な選択をしなければならなかった
かも、、。


その後はハルのそばに子ネコが寄ってきたりして、・・・ハルもなんとか慣れて
いきました。


ハルのよそよそしさはそんなに変わることはなかったのですが、
ハルのそばに寄ってくる子ネコたちはまるでハルに遊んで~とでも言ってるみたいです。

少しずつ慣れていったハル・・・・

いまでもよそよそしい風情のあるハルですが、みんなとケンカもせずに仲良く
暮らしています。


血の繋がりのないネコたちが一緒に生活するというのは、けっこうな難題です。

少しずつ少しずつ、お互いの時間と空間を持たせながら、時に同じ空間で過ごす
時間をとってあげたりしながら、

工夫をしてあげるのが良いですね。

わが家の世代ネコ・・・3期7匹は、いつのまにか一緒に遊んでくれるように
なりました。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ク-ちゃんの お昼寝の場所




今日は朝からク-ちゃんの姿をみませんでした。


たしかにク-ちゃんはほかのネコたちとは行動のしかたが違うのですが、
今回のように朝から姿を見ない・・ということはないことなのです。


朝方から10時ころまでには一度必ず顔を見せてまた外へ出て行くか、または
そのまま就寝するか・・・どちらかなのですが・・・。


結局午前中は一度も顔を見ることなく、お昼ご飯を済ませ、すこしお昼寝です。


ク-ちゃんのこと気になっていましたが、彼女に関してはとても利口なネコなので
危険な状況はないだろう・・・そう考えていました。


午後になっても姿はありません・・・それは少し気になりだしますねぇ・・・。

我慢できずに外へ出てちょっと家の周りや西側の空地などへ歩いて行きク-ちゃんの
名前を呼びつつ。


15分ぐらいして、一向に姿を見せないク-ちゃんに、何か起こっているのか?と
気分的に焦燥してきます。


・・・・家の近くまで戻ってきたとき、ふと・・・あ、、川岸のところ見てみよう。

とっさに川っぺリへ歩き出します。


以前のように小さな木などは行政機関の清掃により無くなってしまった河原ですが。

脚の長い草はまだまだ生い茂っています。


川の場所はひんやりとした空気で涼しい。


斜めの河原の土手を転ばないように歩いていくと・・・・黒いモノが見えました。


・・・何かが横たわっています・・・・これがク-ちゃんでした。


そばによって、顔を見てみると


なんともいえない気持ちよさげな表情で眠っているではないですか。

思い出しました、以前、3年前か4年前か、ク-ちゃんはここにあった立ち木の木陰で
涼をとって眠っていたことを。


・・・・静かにその場を去ろうと思い歩き出すと、、・ミャァ~・とク-ちゃんの鳴き声です。


・クーちゃん、涼んでいたんだねぇ、いいんだよ、まだお昼寝してていいからね・

そう言ったのですが、
ク-ちゃん、むっくりと起き上がり、ついてきます。


河原の土手をわたしと一緒に登るク-ちゃん・・・草の隙間を縫って歩いています。

土手に上がると、そこは河川敷の道路。


その道路を突っ切ると、自宅です。道路幅はおよそ3メ-トルちょっとくらい。


・家に帰るの、ク-ちゃん?・
と声をかけると、・ニャァ・と一鳴きして、あたりの様子を確認しながら、・・・ササッと
道路を渡り駆け出します。


そう、ク-ちゃんはクルマが来ないか、危ないモノがいないか確認して道路を渡るんです。

凄いでしょ・・・ク-ちゃんはすごいんです。


こうして家に帰って・・眠るかと思ったら、少しご飯を食べたあと・・・

またもや外へお出かけしていったク-ちゃん。


メスネコの白黒、もう6歳になるのです。


・・・・河原の立ち木が無くなってからしばらく河原で眠っていたことはありませんでしたが、
この頃また草が伸びてきて草陰ができるようになったからでしょう・・・。


また今年の夏にかけて、ク-ちゃんのお昼寝の場所がひとつ、

復活するようです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

ネコの 日本最古の 皿


このあいだ新聞のコラムに載っていたネコの歴史のようなおはなし。


やはりわたしにはネコの歴史や祖先、人間との関わりなどについてはとても
興味深くどうしても幾度も読み返すことになってしまいます。


知らないことを知るのは有意義なことだし、知識が増えることも得した気分になれます。


日本でいちばん古いネコの絵、とされているのは・・・
時は平安時代の・・信貴山(しぎさん)縁起絵巻 尼公巻(あまぎみのまき)・に
描かれている黒白のネコ。

というのは先日お伝えしていますが・・・・

現在の愛媛県松山市の湯築(ゆずき)城跡=(国史跡)で、ネコにまつわる物品が
見つかっています。


皿です。


16世紀の皿で、・・・・この皿にはなんとネコの〇〇が描かれていました。

〇〇とは何か?・・・


ネコの足跡です。

皿を乾かしている最中にネコが皿の上を歩いたのだと判断されているようです。
(愛媛県埋蔵文化センタ-調査係による。)


そして前にもちょっとだけ触れていますが、
この頃のネコは貴重だったようで、縄のようなもので繋がれていた・・・という見解を
出しています。

・猫のさうし・という物語では、
この縄のようなもので繋がれて飼われていたネコを解き放つように命じた高札が
立てられたようすが伝えられています。

1602年のことで、その後、ネズミが減少したという話が出てくるようになります。


当初はネズミを退治するためにネコを飼ったわけではないことがわかると思います。
やはり貴重なペットだったと思われます。

こうしてネコがネズミを退治する動物だということが理解されて広まり、
日本中でネコを飼う傾向が現れたのではないでしょうか・・・。


昔の日本・・だけでなく、世界中の国は、その昔、収穫した米や野菜など穀物類を
倉庫などで保存するようにしていました。

しかし、害獣のネズミがこの穀物類を荒らし、守るにも手立てはありません。


ネコはこうした人間の思いに颯爽と現れた救いの動物だったのだと考えられます。

現代のたとえ大都会であろうともネズミが生存しています。
このネズミを退治するには、


やはりネコが絶対的なのです。


ネコがその狩猟本能を爆発的に発揮する相手こそ、それはネズミなのであります。


ネコってやはりすごいなぁ・・・。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

グ-の 帰り道



連日の帰宅のグ-ちゃん・・・3夜連続であります。

こうして連日帰宅してくるということは、ご飯を食べるのに、わが家へ来れば


・・・・困らない・・・つ--こと・・ですよね。


たしかに春になれば外の世界で生活はするのだけれど、おそらく日々真夜中に
活動し、エサを捕獲するのに懸命なんだと思うのですが・・・。


それでも、狩猟って100パ-セント成功するものではないでしょうし・・
狩猟に成功しなければお腹はペコペコです。


そういった状況も経験していると思われる、グ-ちゃん。


頑張っても狩猟がうまくいかなかったりして、とうとうわが家にご飯を食べにくる・・・
そんなことも思ったりします。

自然て厳しいですよね・・・


人間こそが生ぬるい世界に浸っている生き物かもしれません。


ネコが野生的な生活をした場合、エサは自ら捕獲しなければなりません。

わが家に現れる野良ネコのピ-助だって本来は狩猟しながら生きているはずです。

でも、時にはわが家に来ればご飯にありつける・・・という理解はできている・・・。


そう考えれば、少しうれしくもあるわけです。


頼ってきてくれているんだな・・・と。


グ-は、ご飯を食べ終えると、ウニャウニャ声を出してはいますが・・ちょっとジッとしながら
目を閉じたりして、どこか疲れてもいる感じがしました。


しかし、だからといって家にずっといるわけじゃありません。

少し疲れが取れたのか、すぐにまた外へ飛び出して行ってしまいます。


事故には遭わないように・・・それだけを祈ります。


グ-が好きな外での生き方。


それを止めることはわたしたちにもできないのです・・・。


ただ、命の危険・・・それだけはどうか遠慮してくれるよう神様にお願いします。


野良ネコでもなく完全なイエネコでもなくなったグ-。

どこか逞しさがうかがえるようになったのはいうまでもないことです。


今日も帰ってkれるでしょうか・・・?


帰り道は気をつけてくるんだよ、グ-ちゃん。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。