ネコの 歌声
もう8歳になります・・・わが家のメスネコのハルちゃん。
ハルが産まれてからずっと一緒に暮らしてきましたよ、ね、ハルちゃん。
兄妹のレオとも仲良く、健康に、そして病気もせず元気に成長してくれました。
兄妹とも無病できたんですから。
ハルはとてもネコらしいネコです。
というのもよく鳴くからです・・・ネコと言えば、ニャァ~ですが・・・。
ハルはとにかくこいったネコの象徴ともいえる鳴き声をハッキリとしっかりと
音声に出してくれます。
ネコがニャァ~と鳴くものだとお考えの方・・・・それは間違いです・・・・だってネコには
ほとんど鳴き声を出さないネコも多いのですから。
わが家のネコでいつもとにかくニャァ~などと声を出して主張するネコはハルぐらいしか
おりません。
ほかのネコはほとんど声をあげて鳴いたりしないのですから。
それって、声を出すことは自分の存在を教えてしまうことであり、自然界ではとても
危険なことなのだと思うのです。
ネコだって、たくさんの危険と隣り合わせなわけでして、だからこそ声を発しない=鳴かない
ネコがでてくるのでしょう。
まったく鳴かない、わけではなくて、必要ない限りは声を出さない・・・ということでしょう。
ハルの声はまさに七色です。
文章で表すのはとても面倒なのでやめておきたいですね~。
嬉しいときの鳴き声、構って~というときの鳴き声、ご飯まだ~というときの鳴き声・・・
さまざまな声色を繰り出してきます。
新しく聞く声色も出てくる始末でして、ハルの鳴き声にドッキリする場面もあるほどです。
これはある意味、
よく鳴くネコの特徴で、斬新な聞きなれない鳴き声を作り出すチカラを持っていそうです。
あり得ないと思うかもしれないですが・・・小鳥のようなさえずる鳴き声・・・
ハルには迷路に迷い込まされることがよくあるのです。
虫の鳴き声と間違っていると、そこにハルが居て、同じ声でまた鳴いている・・・など。
ハルのような声色をいくつも持っているネコは、歌を歌っているようなものかもしれません。
気分の良いときなど、声の調子や鳴き声の繰り出し方でどんな気分でいるのか
少しはわかる気がしています。
ほかのネコがハルの鳴き声をどう感じているのかを知りたいぐらいなのですが。
ハルは今日もわたしのベッドの掛布団の上で眠り・・・目覚めればすぐに歌を歌って
くれるわけであります。
・・・・ネコの歌声・・・・ですよ。
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世代ネコ 3期 7匹
ネコってけっこうな好き嫌いがあるのです。
いえ、食べ物などの事ではなくて、ネコ同士の好き嫌いのこと・・・。
これは人間にもあることで、そういったことを含めてわたしはネコがヒトによく似てる・・
そう考えています。
わが家のネコは血族でつながっている、わけではありません。
おそらくネコだって匂いなどで親子の繋がりぐらいはわかるのではないでしょうか。
わが家の7匹のネコ。
8歳になるオスネコのレオと兄妹のメスネコのハル。
この2匹は当然兄妹ですから血がつながっています。
2匹はどこかのお宅の物置小屋で身ごもった母ネコと一緒にわたしのカミさんが
連れて帰ってきた子たちです。
6歳になるグ-とク-、どちらもメスネコですが、レオとハルとは血のつながりは
ありません。
この2匹も母ネコがいなくなってしまい、まだ目も開いていない子ネコだけが残されて
いたのを知ったカミさんが連れ帰ってきた子です。
・・・・そして4歳になるウシワカとキラとチコは、わが家の目の前の川の土手っぷちの
草むらに捨てられていた子です。
・・・レオとハルはいちばん長く一緒に暮らしているネコですが、
はじめてグ-とク-と(ほかにシ-ちゃんというメスネコもいたのですが…3姉妹)
遭遇したとき、
まるで怖い物でも見るように遠目から子ネコのグ-とク-とシ-を見つめ
そばに寄ろうとしませんでした。
子ネコの居る部屋を別にして、レオとハルとは暮らす空間を分けました。
でも、やはりそのうちに子ネコの鳴き声や物音がしますので、レオもハルも気になる
んでしょう。
時折、子ネコの部屋に足を伸ばし様子を見に来るようになりました。
そういう時は子ネコの部屋を開けて、子ネコと対面できるようにしておきました。
レオは興味津々のようで、何回も子ネコを見に来るようになっていきます。
メスネコのハルはなかなか子ネコとの対面をしませんでした。
こうして1か月から2か月ほど、レオとハルに時間的な余裕と気持ちの余裕を造ることが
できたのかもしれないです。
レオは子ネコと対面すると覗き込むようにそれぞれの顔を見るようになってくれました。
ハルはいつまでも子ネコのそばに来ようとしません。
そして、レオが子ネコと一緒に眠るようになったのです。
ここだ・・と思い別々にしていた部屋取りを解消して同じ空間で生活させます。
驚いたことに、レオは毎日のように3姉妹の子ネコと、まるで親ネコみたく一緒になって
お昼寝したりするようになったのです。
・・・・それでもハルだけは遠巻きに見つめていて、その後も他人行儀でしたが。
オスネコのレオがそうやって子ネコと一緒に眠るとは、考えていませんでした。
ハルならまだ理解できたのですが・・・。
こうした関係は意外にネコだと難しいのだと思います。
そこに、好き嫌いがあるからです・・・人間も好き嫌いがあるようにネコの好き嫌いも
難しい問題点になると思います。
時間が経っても仲が悪いようなら、わが家の場合も別な選択をしなければならなかった
かも、、。
その後はハルのそばに子ネコが寄ってきたりして、・・・ハルもなんとか慣れて
いきました。
ハルのよそよそしさはそんなに変わることはなかったのですが、
ハルのそばに寄ってくる子ネコたちはまるでハルに遊んで~とでも言ってるみたいです。
少しずつ慣れていったハル・・・・
いまでもよそよそしい風情のあるハルですが、みんなとケンカもせずに仲良く
暮らしています。
血の繋がりのないネコたちが一緒に生活するというのは、けっこうな難題です。
少しずつ少しずつ、お互いの時間と空間を持たせながら、時に同じ空間で過ごす
時間をとってあげたりしながら、
工夫をしてあげるのが良いですね。
わが家の世代ネコ・・・3期7匹は、いつのまにか一緒に遊んでくれるように
なりました。