ネコのリルバブ 3億円を 稼ぐ
あるテレビ番組を見ました・・・当然ネコが出た番組ですが。
たった1匹のネコがアメリカ中をその愛くるしい姿で魅了し稼ぎだしたお金の額が
なんと3億円だそうです。
まだまだ稼ぎ続けているということです。
そのネコの名前は、たしか・リルバブ・、、といったと思います。
現在35歳くらいの青年がある日、友人から電話が入り出てみると、
・うちのすぐ近くで子ネコが捨てられているんだ、、、君はネコが大好きだから
と思って電話したよ・
そんな内容だったそうです。
青年は当時町の中で音楽を奏でてお金を稼ぎながらミュ-ジシャンに
なろうと頑張っていましたが、なかなか目が出ず生活は借金だらけの日々でした。
それ以前からネコ好きが拍車をかけていて数匹を飼い、
そのネコたちにご飯を与えるため自分のお腹の面倒もまともにできなかったようです。
さて、友人からの電話にその場所までやってきた青年。
ダンボ-ル箱に入れられて捨てられていた子ネコに初対面します。
しかし子ネコは元気がなく、青年は病院へ連れて行きました・・すると…病院の
先生が、
・このネコは大変な障害を持っています・と告げます。
子ネコは、成長に障害を持って生まれてきたのでした。
そのため舌をチョロッと外に出したままで、カラダも成長しきれないのでどこか
弱々しさを見せています。
特に四肢の状態が悪く歩くのもやっとの状態だったそうです。
青年は子ネコを引き取り自分で面倒を見ていくことにしました。
またまた借金をして。
それ以前までの青年の生活するための借金額は…800万円を超えていたそうです。
すごい・・。
子ネコのために病院へ行き成長障害の病気の改善を行っていくのです。
・・・あるとき、青年の友人が、子ネコの写真をSNSに投稿したところ・・・
あっというまに拡大し、・可愛い~・
の、嵐となっていきます。
どんどん子ネコのリルバブの画像は広まっていき、とうとう新聞社やテレビ局
などからも取材が入るようになったのです。
こうしてリルバブの写真をプリントしたTシャツなどありとあらゆるリルバブグッズを
販売したところあっという間に売り切れ続出。
・・・・こうしてネコのリルバブは、助けてくれた恩人の青年に3億円以上もの
収入を与えたのです。、、、現在進行中、、売り上げ拡大中。
しかしこの青年、その売上金をどうしているか、というと
すべて障害を持った動物のために、リルバブ基金なるものを立ち上げてほとんどの
収入をこの基金に寄付しているのです。
だから住んでいる家も普通の家。
ぜいたく品も無し。
・・・リルバブのような障害をもつ動物に治療してもっと良くなって元気になってほしい・・
青年の願いはそれだけなんです。
リルバブは現在、障害の治療も続けながらも元気になって青年と一緒に暮らし
しあわせそうです。
リルバブにとって青年は命の恩人なのですが・・・青年にとってもリルバブは
命の恩人になっていたのです。
あまりに可愛いそのリルバブの表情・・・
どこか一般的なネコと違って見えたのは、その成長障害という病気にせいなのかも
しれません。
でも、それがリルバブにとっての大きな生命線になっていました。
逆にそれが、今まで見てきたネコと比べて、数倍以上に愛らしいから。
一目見ただけで・・・リルバブにやられてしまいますよ。