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ネコたち 空地の 冒険



家の西側に歩いていくとおよそ50メ-トルほどで原っぱになります。


ここはどこかの墓石会社も土地を一部所有しているようで、片隅には
石材などが少しだけおかれているところです。


ほぼ原っぱ状態なのですが、ちょっと大きな立ち木が1本そびえていて、その下のすぐ脇に
古い木材が適当に積み上げられています。

・・・この古い木材の下から上まで、隙間があり、わが家のネコたちは遊びに
使っています。


何か危険を感じたときは身を隠せる格好の場所でもあるのです。

この場所を、わが家では、・・
・積み木ジャングル・、と呼んでいます。


古い木材が積み込まれて高さがおよそ2,5メートルほどりますが、
積み木ジャングルの下から這い上がってきたネコたちは、

てっぺんまで登って、優雅に風に吹かれながらおちゃんこして目を閉じていることが
しばしばあります。


ここはネコたちのまさに遊びに適した最高の空地なのであります。

7匹のわが家のネコたちはここで一日の大半を過ごします。


ネズミもいますし、虫もいます、また花も雑草ですが咲き乱れ、まさしく野生の天国です。


空地での冒険は、危険もないわけではありません。

ときおり、土地の所有者に関わる人もやってきますから、何かと危惧する部分は
あるのです。


でも、いまのところネコの事をとがめる方もいないのでわたしはそのまま遊ばせています。

誰かヒトがやってくるとネコたちはさっそく身を潜めて隠れてしまいます。
簡単には知らないヒトの目につく行動はしません。


・・・・わたしが行っても、なかなか姿を現すことがないくらいです。


ふと、考えることがあるのは・・・

いつか自然いっぱいのところにネコたちと引っ越しして住みたい・・・ということです。


ネコたちの野生性を垣間見ていると、
人間社会の中で暮らしているのはなにか可哀そうに思えてくるからです。

思い切り遊び狩猟をして一日を元気いっぱいに過ごしてくれたらどんなにいいか。


それまでは我慢しなければいけませんが、いつかネコを飼っている以上、
そうした移住を現実化したいと思います。


空地での冒険ではなくて
自然の空間でめいっぱいネコらしく悠々と勝手に気ままにわがままに生活できる
ようにしたげたい・・・それが夢です。


この空地からさらに西側には幹線道路がはしっています・・・。

いちばんの危険な場所はこの幹線道路です・・・いままで飼っていた2匹が交通事故で
死んだ場所でもあります。


事故は未然に防ぐことはできます・・・ネコを外に出さないということ。


・・・ですがわたしはそうしません・・・・


あくまでもネコらしくなくなることがイヤだからです。


ネコはわたしにとってペット以上のものです。

ネコが死んだらそれは悲しいことで、涙にくれてしまうものです。
だけど、そういった悲しみも体験しなければいけないことでもあるでしょう。

そして、それぞれのネコたち、それぞれで感知能力も向上していきます。
死んでしまった兄妹たちを見て感じて・・・。


死・・・をネコだってわかっています。


いま、わが家のネコたちは決してその幹線道路へと出て行くことはないのですから。


ネコは、ちゃんと理解できているのです。


なにか最近は、とてもたくましく感じますし、立派に成長したなぁ・・・と


目を細めてしまう自分がいるんです。


・・・・ネコと一緒に居て、とてもしあわせを感じている自分が・・・・以前とは違う自分が、


不思議です。
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ネコに 月光のエネルギ-




夜中の1時過ぎ頃に帰宅・・・・。


わたしのクルマの上には、レオが川向こうの湿地帯を望むように座っていました。


この夜は月の光がとても強く、輝きを増していました。


レオの姿も一瞬にして判別できるほどでした。


夜中に活動することが多いわが家のネコたちですが、月が輝くときは特に活動が
活発な気がします。


わたしが帰ってきたと理解したのかすぐに車の屋根から降りてきたレオ・・・。

・ニャァ・、、、と一鳴きしてすり寄ってきます。

・ただいまレオ・

そういうとどこか嬉しそうにグイグイと頭をこすりつけてきました。


ほかのネコたちもその辺にいるかもしれない、そう思って歩き出した空地への道。
レオもあとをついてきます。


居ました・・・ク-ちゃんが小走りに近寄ってきます。

ク-ちゃんのカラダを撫でてやると、カラダを擦りよせながら・キッ・と一鳴き。


それからレオと鼻をくっつけてご挨拶していました。


まもなく北側の方から鳴きながらハルが歩いてきます・・・・


・ハル、ただいま・

ハルはよそよそしそうにわたしを遠くから眺めるようにして、、ようやく理解したかのように
足元にすり寄ります。


ハルのカラダや頭をやさしく撫でてやると、一気に走り出してどこかへ消えました。


・・なにかとても元気に見えるのは気のせいなのか?


月の光がネコにエネルギ-でも与えているのか、、気になるところです。



あとの子は見当たりませんでした・・・そのまま玄関へ向かいカギを開け家の中に
入ろうとしたとき、

サ--ッと足元を擦れ擦れの駆け抜けてきたモノがいます。

月の光は輝いていますが、玄関の扉を開いたのでその影で暗くて見えませんでした。


玄関の中に入ってすぐ照明を点けると、、ウシワカがおちゃんこしていました。


・いま来たのはおまえ?ウシ・

・ニャニャア~・



とうわけで、月の光のエネルギ-を浴びながらわが家のネコたちはとてもパワフルに
動き回っているようです。


わたしは間もなく眠りましたが。




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