ボンネット
・・・・・・おはようございます・・・・・
と、朝が来たのであります、が・・・
居間のサッシを開けて外を見るや否や目に飛び込んできたのは、
ピ-助です。
それもそのはず、
すぐにも目に留まるわけです・・・・その場所はわたしの愛車のボンネットの上。
ピ-助が、そこに横たわり眠っているじゃありませんか。
朝方、もう肌寒い季節のはじめなのに、ピ-助は心地よさげに目を閉じて眠っていました。
これまでそんなことはなかったのに。
わが家のネコたちがわたしの愛車(?)に乗って遠くをのぞいたりしているのは何度も
見てきましたが、、
ピ-助が乗っかっているのは・・・初です。
野良ネコですが、
わたしたちにとっては、わが家のネコたちとそんなに変わりありません。
だって、
家を新築して間もないころからわが家の周りにその姿を見せ始めていたからです。
10年になろうとする時間を、ピ-助は野良ネコ生活でくぐり抜けてきたのです。
立派ですよ、ピ-。
すでにその歯は、上下が一本もないと思われます・・・食べるときはハグハグといった
音が聞こえています。
この頃、
わが家の年長ネコのレオとも諍いしなくなり、レオもピ-助に一目置いています。
ケンカしないことがいちばん安心です。
こうしてわが家の周りに出没しても、争いがなければ問題は起こりません。
ピ-助が野良ネコのまま生きていく姿を、わたしたちはずっと見て行くことになります。
でも、
いつかは、わたしたちの目に映らなくなる日がくることでしょう・・・・でも、でも、
こころやさしい野良ネコピ-助のこと、、忘れたりしませんよ。
うちのネコたちと着かず離れずでもいいから、ずっと近くにいて生きていてほしいんです。
ピ-助はこのまえ、わたしを助けてくれましたし、
きっとわたしたちがピー助にはなにも悪いことはしないって・・・わかってくれたのかも
しれないですね。
ボンネットに乗って安らいでいるピ-助を見て、そう思いました。
安心して眠るわが家のネコたちと、、、、同じでしたねぇ。
いいんだよ、それで・・・ピ-。
タグ:ボンネット