ウシワカの サッカー

犬が飼い主と遊ぶのに、
よくボールなどを使うのを見たりします。

飼い主がボールを遠くへ放り投げて、そのボールを犬が追い掛けて
口に咥えて飼い主のもとへ戻ってくる・・・といった遊びです。


ネコだって負けちゃぁいません。


うちの1歳になったオスネコのウシワカは、サッカーをします。


・・・・というか、ボールを蹴る、のですが・・・。


ただし、普通にボールを与えて蹴る、というものじゃありません。
ウシワカは、


家の中のそのへんに転がっているボールを自分から蹴ります。
わたしは何もレクチャーしていません。


教えた、なんていうこともございません。


いつの間にかウシワカは勝手にそうやってボール蹴りをして遊ぶ
ようになったんです。


それも、いろいろな蹴り方？というのか、、、
気分的なものによって蹴り方が違うのです。


このボールは、確かに幼い子ネコのじぶんにウシワカ率いる４匹の
遊び用具に与えたものです。


その頃は、わたしもボールを放り投げて一緒になって４匹の兄妹ネコと
遊んでいました。


しかし、もう１歳を過ぎたウシワカは、
わたしが相手をしなくても自らボール蹴りをしているのです。


最近その様子を見て、え？・・・と思ったのです。


わたしが遊んでやらないとき、静かにおとなしくしていると思っていたら、
ウシワカが眠りから覚めたようで、


ゆっくり歩き始めました・・・・・で、
普通に歩きながら、前足２本を使い、簡単に軽く、、ポーンと蹴ったのです。
２タッチ、という素早い蹴りでした。


それも、このあとが実にネコらしいのです。


蹴ったボールを追うわけでもなく、知らんフリを決め込んだのです。


ボールは、そのあたりにコロコロと小さく転がっています。



遊んであげないとき、ウシワカは機嫌が悪いことが多く、
この時も不機嫌そのものを表現していました。


そして、このあとがさらにウシワカの凄まじき不機嫌さを如実に表します。

なんと、いきなり突っ走って、
居間の壁にまるで柔道漫画の三角飛びのように駆け上がり、
反動をつけて飛び跳ね、


床に着地すると猛烈なスピードを出して家の中をギュワーンと
飛行機のようにマッハで走り抜けていったのです。



またまたさらに、わたしの目の前に走りながら戻ってきたと思ったら、
目の前でジャンプ！


たばこの火が消し飛びそうでした。
（たばこ・・・値段高いからやめてね・・・）


ウシワカ、驚異の少林サッカーを見せつけてくれたのでした。


最後には、ボールを前足で蹴り、後ろ足でもんどり打ちながら、
天井まで蹴り上げたのです。



・・・・ウシワカ・・・・おっかないです。

タグ：少林 ボール サッカー