小春日和の ネコ
なんというか・・・
まるで今日は、小春日和。
空も落ち着いて、青空が広がって、風も優しい・・ちょっとの北風。
少しだけ肌寒さは感じるけれど、
すがしい気持ちになれるくらい春を感じます。
春も間近だからでしょうか?・・・つい先日、見たことがない白系の
ネコちゃんを自宅敷地内で見つけました。
鳴き声がするので、居間のサッシを少しだけあけて見ると、
そこには、カラダが白い毛の、
顔としっぽに黒系の毛並みを整えたネコが・・・。
オオ~ン、オオ~ン・と鳴いていました。
発情期のオスネコかなぁ?
メスネコが発情期になると、こんな鳴き声では済まないはず。
ネコの発情期ってネコそれぞれに訪れるようで、
みな一斉に発情するってわけではないらしいよね。
3ヶ月おきとか、6ヶ月おきとかとも言われているようです。
うちに居た、交通事故で亡くなったシーちゃんも、
この発情期にはとんでもない鳴き声を出していました。
そして、どこへともなく出て行ってしまうのです。
一度、シーちゃんの後を追跡したことがあるのですが、シーちゃんに
見つかって失敗したことがありました。
ネコはあんなとき、
ついてきてほしくないように見えるものですし、実際に誰かに
後をつけられたいとは思わないようです。
わたしの方を振り向いたシーちゃんの眼光の鋭さに引いてしまった記憶が
蘇ります。
ネコのそんな時の目って、怖いぐらいですよね。
シーちゃんは、避妊手術も受けていたはずなのに、なんと発情です。
病院へ行って聞いてみると、
子宮の細胞が、カラダのどこかに残っていたりすると
避妊手術を済ませていても、
発情の症状を見せることがある、と教えてもらいました。
その症状は、薬でセーブしてごまかすのですが、
効かないこともありました。
発情の症状はおよそ2週間くらい続くので、けっこう我慢するのが
辛いものです。
ネコは人間のそんなことおかまいなしですから、
発情したらどんどん外へ出ていきます。
しかし、今でも思うことは。
・・・ネコに避妊手術や去勢手術を施すのは、悲しいことです。
・・・ネコたちも、自然の営みが失われ、ネコ自身の野性味が
喪失するような気がするからです。
人間は自分たちの都合のよいように動物を変革させるものですが、
人間がいつの日か同じように何者かに人間を変革させられる日が
来た日には・・・
寂しい時間が過ぎていくばかりなのではないでしょうか?
とにもかくにも、
うちの8匹のネコたちは、春を感じながらお昼寝でありました。
コメント 0