モグラで 遊ぶ

ウシワカが、モグラを捕まえてきて、遊びに熱中しています。


ネズミだけではなく、こうしてモグラや、カエルなんかも捕まえて・・
きちゃいます・・・から、


けっこう大変です。



ネコは、ネズミだけでなく、モグラなんかも捕食するのかもしれないです。

わたしが見ているところでは、
蛾や、ハエ、バッタなんかも食べているようです。


ネコの本能で、食べたいものがあるのですから、しかたがありません。

キャットフードだけでは、
わが家のネコたちは食生活として成り立たないのかもなぁ・・・なんて思ったり
しています。


モグラを家に運び込み、
しばし眺めているウシワカ・・・そこへキラがやってきて、一緒におちゃんこして
モグラをジ～ッと見ていました。


モグラの動きはネズミほど瞬足ではないにしろ、ネコが大敵としっているのか
チョロチョロと動いては止まり、


また動き出す、、といったどちらかといえば鈍足。



モグラが動けば、ネコも動き、その器用な手さばきで、ちょっかいを出しています。

ネコの手の動きはなんとも言えず、
その器用なさばき方と微妙な強弱のつけかたには感心してしまいます。


狩猟においては、かなり手馴れてきて、決してキズを与えたりしません。


モグラも生きたまま口に咥えて運んできたのです。
甘噛みした状態のまま、生かして捕らえる、狩猟の究極の技とでも言うのでしょうか。


ちびっこネコ、と呼ぶのにはもう成ネコなのでしょうけれど、
・・・これだけ狩猟が上達したのですから、ちびっこ、はよした方がいいのかも。


モグラさんは、
しばらく遊んでもらってから、外へ逃がしてやりました。


それ以上、遊んでいると、何かの拍子に、食べてしまうかもしれないからです。

ほどよく、ネコたちが満足した頃合を見計らい、逃走の手助けです。



外に出て遊んでいても、
ネコたちは、目に飛び込む、動く物体・・・・これには執拗に仕掛けます。


ヘビなどは、ネコの格好の餌食となるでしょう・・・困っちゃいます。


もう居ませんが、
当時２歳ちょっとのメスネコのシーちゃんというネコ。


メスネコなのに、１０日間も家をあけて小高い山の麓あたりを冒険していた子。


彼女は、ヘビを見つけたとき、一瞬だけ背中を丸めて驚きの態勢を見せましたが、
その後、


ヘビへの好奇心からか、パンチを何度も何度も浴びせながら、
まるで手鞠遊びでもするかのように、執拗に食い下がっていた記憶は鮮明に
残っています。


ネコにとって、ヘビの動きはスローなのでしょう・・・一瞬の速さはあるにせよ、
すべてにおいてその目が捕らえる動体視力は、


ネコには敵わないのです。


ヘビさんは撤退して逃げていきました。



・・・わたしの中では、メスネコの方が、意外に大胆不敵、そんなイメージです。


まだ、モグラを捕まえて遊んでいるウシワカやキラは、やはり



おこちゃまなのかもしれません。

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