ネコには 挨拶

ネコを飼ってからは、毎朝起きると、おはようの挨拶を欠かしません。


ネコへの挨拶は、返事がないものの、たまには
・ニャ～・ぐらいはあるものです。



ヒトの言葉での返事はないけれど、伝わっている、そう信じているのですが。


言葉って便利だけれど、
ネコには伝わらないから、ヒトへの伝心以外は意味がないようにも思うことも。


ヒト同士だけの言葉だからです。


言葉は伝われば便利だですが、伝わらなければ意味がありません。


ネコは、ヒトの言葉を毎日聞いていて、その意味をわかってくるのです。


わたしたちも、ネコの鳴き声で、何を求めているのか理解できてくるようになります。

以心伝心、というのはそういうことなのではないでしょうか？



外で長時間遊んで帰って来る成ネコたちには、・ごくろうさん・


パトロール活動に忙しく毎夜出歩くレオには、・パトロール、おつかれさん・


・・・・無視してどこかへ消えるレオなのですが・・・・


挨拶はしてあげなければ、いけません・・・ネコたちはヒトの言葉に
答えてくれることが多いからです。


たいてい、何かの言葉をかけてあげると、・ミャ・や・ニャァ・などと必ず返事を
返してくれます。


ネコにとって、ヒトは、いちばん信頼できるものの、いちばん危険が伴う生き物です。


わたしたちと一緒に生活しているにも関わらず、わが家のネコたちは
決して気を緩めることはありません。


機嫌が悪い時のわたしのそばから、姿を消してしまいます。


ネコにはヒトの機嫌の悪さ加減を知る術があるようです・・・・それはネコの


聴力です。


ネコの耳は、ヒトの心音を日常的に聞いています・・・これは心臓の動きの
速さで普通の状態かそうでないか、聞き分けられる、ということなのです。


飼い主が落ち着いている時の心音は静かですから、
そばに居ても、ネコ自身も落ち着いているはず・・・

心音があまりに早く通常ではない状況だと、ネコはくれはマズイ・・・そう感じて
わたしたちのそばから離れていってしまうのです。


ネコの神秘さ、を図るとすれば、実はこのヒトの心音を聞き分けられる、
ここに見えない何か神秘を感じるのではないでしょうか。


夫婦ケンカしたら、ネコは絶対にそばにはいることはありません。
たとえ子供をしかっていても、


その場から姿を消すことでしょう。


ネコはネコ同士での争いごとはしますが、ヒトとの争いごとには参加したく
ないのでしょう。



心音を聞き分けることができるネコですから、ヒトが発する言葉、は、
声質や言葉の声の荒らさ、低さ、高さなどもあり、

そのヒトの機嫌の状態で変化しますから、すっかり知られている、、
ということになります。


ネコには、嘘はついてはいけません。


ネコには、お見通しなのですから・・・。



なので、ネコに挨拶するときも、自然なこころもちでいることが大切です。

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