ハンター ウシワカの魅力

狩猟は、思っているよりも疲れるのかもしれないです。

ちびっこネコのオスネコ、ウシワカが大きなネズミを捕獲して戻ってきたのが
今朝の９時過ぎ・・・。


見た目がすでにでかかったので、目に余るその光景に・・・ちょっと仰天気味でした。


さすがに相手が大物だっただけに
格闘した形跡がウシワカのカラダに現れていました。


少し汚れていたんです・・・。


名ハンター・・となったウシワカは、さらなる大物を探していたのかもしれません。
昨日捕まえた獲物より、今日はもっと大きな獲物を捕まえるんだ・・・


いつもそう思いながら狩りをしているのでしょう。


ウシワカの俊敏さは、これまで飼ってきたわが家のネコのなかでは天下一品です。

その秀逸な身体能力は、
風船をドリブルして蹴飛ばす、といった行動からも容易に想像できることでしょう。


さらに、家の中に設置してある引き戸、
高さ２メートル、幅９０センチ、この引き戸を、ウシワカはカラダをテコがわりにして
反動を使い何度も何度も繰り返し、、



あけてしまうほどの頭の良さをも持ち合わせているんです。

（・・・実際にこれをされると、抵抗感がわきますが・・・。）


学習能力も高く、
先輩である成ネコたちのあらゆる動きや、状況の動作など、目にするものはすべて
習得してしまいます。


ウシワカがほかのネコと少しばかり違って見えるのはほかにもたくさんあります。

外へ出て徘徊し遊びまわっているウシワカを見つけ、
・ウシー・

と、名前を呼ぶと・・・・名前を呼んだわたしのいるところまで猛然とダッシュです。
イヌじゃないんですから、


そんな猛ダッシュをしなくていいのに・・・・。


そう、ネコにしては、思い切り走りきる、というとんでもない走力を見せつけています。


ハンターウシワカは、これからどんどん狩猟の技を磨き続けていくんでしょう。
われわれにはちょっと困ることが多くなるわけですが。


・・・・網戸は.あけれなかったウシワカが、４歳になる成ネコのクーが網戸をあける
その瞬間を見ていたことがありました。


クーちゃんは、いつものようになんでもなく網戸をあけて外へ出ていきました・・・。
それを見ていたウシワカ・・・・


このときは、何をするでもなく、外へ出たクーの姿をじっつと見つめていました。


・・・・次の日、だったかと思います。

居間に座っていたウシワカが、突然立ち上がり、網戸の方へ向かいました。


どうするか、見ていると、
はじめは片手でチョイチョイと触っていたのですが、


両手を使い出して、なおかつ、
姿勢が立ち姿勢に変化、・・・・（ここが驚くところでした・・・）


半立ち姿勢から、仁王立ちの姿勢に完全に変わり、
この完全に立った状態で一気に網戸を両手で引いたんですから。


こんなことするネコ・・・わが家には今までおりませんでした。


立って、網戸に体重をかけながら、テコの原理を利用して一息に引く。


勉強させられたわたしです・・・・。


ハンターウシワカは、わたしが知らないもっと強力な能力をそのうち見せて
くれるのかもしれないです。


驚くべきウシワカの頭脳と体幹能力。


サッカー日本代表の長友佑都、ではないですが、ウシワカの体幹能力は
さしもの長友佑都さえしのぐのではないか・・・


くだらない、と思われるでしょうが、それだけネコの身体能力は


魅力的。



・・・・・大物を捕まえた疲れは、計り知れないのか・・・・


ウシワカはその後、わたしのベッドに上がり込んで、グッスリと眠り
こけておりました。

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