花火に 威嚇

夏休みも佳境に入って、こどもたちがあちらこちらで遊びに夢中な
状態であります。


夏になれば、花火。


こどもたちの花火遊びが、また夏らしくもあり、花火の音も風情があります。


わが家の前に流れている川の向こう側でも、こどもたちが花火で遊んでいます。

ロケット花火を何度も打ち上げて遊んでいるこどもたち。


その周りは、人家のまったくない湿地帯の中を通り抜けるためにある歩道。
通常はヒトが使うことのない場所なのですが、

イヌを連れ散歩する方も多い場所です。


午後３時頃から、この場所に数人のこどもたちが集合し、花火大会（？）が
始まりました。


・ヒューン・パンパン・

・バチバチッ・

などと花火の炸裂する音が鳴り響き始めると、メスネコのハルがにわかに
動き始めました。


居間のサッシのところにうずくまって、音のする方向を見つめています。
・バンッバンッ・

・パンパンッ・

鳴り響く花火の音に、ハルが警戒心丸出しになり、うなり始めました。

せわしく家の中を歩き回り、わたしのそばから離れません。


・ハル、大丈夫だから。花火で遊んでいるだけだよ・

そう言ってあげてもハルは外の花火の音に対し、・ウウウウ～ッ・と
うなり続けています。


まぁ、それまで、暑さから逃れるために家の中で静かに眠っていたものですから、
ハルにしてみれば寝た子を起こされた、みたいなものなのでしょう。


花火に威嚇するハル・・・・可愛らしいです。

その場所は、２００メートル以上離れたところなのですが。


わが家でも、お盆になったら花火をネコたちに見せてあげようかな・・

そう思っています。



それは、静かな可愛い花火にしようと思います。

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