手に 顔をのせて 眠る

とんでもない、わたしの贅沢・・・・。


２歳のオスネコのウシワカが、・・・ある日の休日の午後のひととき・・・。


昼寝を決め込んだわたしがベッドに入ると、喜び勇んでやってきた
ウシワカ。


そりゃぁいっつもわたしのベッドに上がり込み、眠っているのだけれど。


いつものようにベッドの上で、
毛ずくろいをしながら、ちょっとずつ眠りに入っていくウシワカ。


・・・わたしが思わず片手を伸ばした先には、ウシワカの眠そうな顔が。


勘違いなのかもしれないけど、


伸ばした片手の上にウシワカの顔が、柔らかい感触で乗っかって・・・・。


思いもしなかった、もしかしての偶然なのかも・・・

ウシワカの顔がわたしの片手にそっと乗って、ゆっくりと目を閉じて、
夢の中へ遊泳していったのですから。


わたしの片手、、しばらく動かせませんでした・・・・なんという贅沢な。


そしてまるで、小さなしあわせを夢見ながら目を閉じたまま深い眠りにつく
ウシワカのその顔の表情。


わたしのベッドにいつもくるのは、
クーちゃんに襲撃される怖れがあるからなのでしょうか・・・？


心配ないから、ここでゆっくり休むといいよ、ウシワカ。


ネコとの生活で、こんなに可愛い姿を見られるなんて、とてつもなく
嬉しい。

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