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ネコ専門の 医療センタ-



ネコだけを診察したり治療したりする、ネコ専門の医療センタ-があります。


テレビ番組で見ました。



まだ若い先生ですが、奥さんも一緒にこの医療センタ-を運営しているということです。


患者であるネコは、飼い主さんが連れてくるのですが、その評判はすこぶる良い・・
ということでした。


その中であるネコちゃんがご夫婦の飼い主さんに連れられて診察にきました。


別な病院で心臓疾患があるような診察を受けたのですが、・・・セカンドオピニオンを
してもらいにやってきました。


これ、ネコの心臓疾患はとても厄介だと思います。


実はわたしも心臓肥大症の病気を持っていたシバというオスネコを飼っていました。
このシバを含め5匹の兄妹のネコが捨てられていたのですが・・・・。


当初は元気でした、とても。

5匹のボス的な存在のシバでしたが、ある時突然・・・わたしたちの目の前で
失神することが見られるようになりました。


病院へ行って診察してもらうと・・・心臓肥大症がある、と告げられました。

いろんな症状があると思うのですが、
心臓が肥大すると、血液の量も不足になるようで、・・・そう心臓が大きいためその分
血液の量が途絶える、、


血流が切れる・・・ことがある、すると血液の流れが一旦停止した状態になり
このとき、・・・失神する・・・

そういった状態でしょうか。


また、心臓のどこかに穴が空いていたりすることもあるようです。


あと大きな問題点が残されます・・・仮にこの病気が判明したとして・・・
手術費用が大きな壁となるわけです。


人間のそれより高額な手術費用となると、はたして実行できるかどうか、です。
現実的な問題にぶつかってしまいます。


わが家のシバは、診察の結果、薬を服用して血液の流れを途絶えさせないように
したのですが・・。

このとき、病院の先生に、
・突然に死んだりすることがあり得ますか?・と問うと、

・あり得ます・、いう回答が返ってきました。


・・・・しばらくは薬を飲みながら暮らしたシバでしたが、
ある日の朝、本当に突然に、

血を吐き、身動きもできずに、おちゃんこした姿勢のまま、さらに吐血し続け・・・
わたしちの目の前で倒れ逝ってしまいました。


なんにもできなかったわたしたちは、ただただシバのかすかに鳴く声を聞きながら
カラダをさすり、シバの名前を呼び続けるしかありませんでした。


・・・動物病院も、こうした現実的な手術費用などの問題があり、すべては飼い主の
判断に任せることしかできません。


前述した心臓肥大症のネコちゃん、後日飼い主さんがその医療センタ-に来て、
亡くなったネコちゃんの亡骸を先生に会わせ、お礼を言ってお別れしました。


動物の保険がだんだん知られてきています。
まだ高額な保険料ということはありますが、日本のペット事情を考えれば先々の
高齢になっていく事情も踏まえ、


保険に入っておくことは有り・・・なのかもしれないです。

わたしはシバが死んだとき、どうにもできなかった自分を恨みました。


シバは、心臓疾患の薬を飲み始め、調子が良いと感じていたのか、時間になると
カミさんのところへ歩み寄り、

薬を催促するようになっていました。


薬を飲んだら、お皿に入っている水をチョロチョロと飲み、気持ちが晴れたように
元気に遊んでから眠りました。


お金が解決することってたくさんあるし、できたらお金で解決できることならしてあげたい・・
そう思います。


でも、現実そうはできないことってあるはずです。


だからこそ、動物保険はしっかりと考えておいたほうが良いと・・・今はそう思います。


だって、ネコだって、犬だって、ペットはみんな家族なんですから。


ネコの病気は、人間の病気と同じです。



やはり、元気にしていてくれることがうれしいですよね。


だけど、そうでなくなったとき、・・・一緒にいてあげて、病気の治療もしてあげれる
ことが最良です。


わたしは、シバが亡くなって・・・あのときから後悔の日々を過ごしてきました。

今年もシバのお墓の周りには・・・植えた花が色とりどりに咲き乱れています。
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