わがままな グーちゃん

大晦日も明日に迫っています。


２０１３年を振り返ってみたいのもやまやまですが、年末となると
せわしなさが先にきて、


今年を省みる余裕もないのが実情ではないでしょうか？


わたしといえば、
２０１３年の大きな出来事は、もうじき４歳になるグーちゃんのことです。


今年のグーちゃんは、ほぼ全生活を外で営んできました。
とはいうものの、


ご飯だけは家に帰って食べるという、
家ネコには違いなかったのですが・・・・。


ネコだからネズミを獲って食べれば家に帰らなくてもいいのでは？
・・・そう思うところなのですが、


去勢手術したり、避妊手術をしたりして、
キャットフードで育てたりした場合は、ネズミを食べることはまずしません。


ただし、ネコとしての本能が完全にちかく呼び覚まされたときは、
その比ではないはずですが。


グーちゃんは、外で一年近くも遊びまわり、
どっかと家に帰ってきたのは冬も近くなった秋深まった頃でした。

毎日・・・とても心配していましたが・・・



グーちゃんが外へ出るようになったきっかけを作ってしまったのは
飼い主のわたしの責任です。


もし、グーちゃんに何かあって、
家に帰ってこないときは、自分のせいだと、諦めるしかなかったのです。


自然の天候はいつ荒れるか知り得ません。
テレビの天気予報もとても気になり、日々の天気情報を見たりしていました。


・・・それでも、グーちゃんは、荒れた天候が終わると、、
鳴き声をあげなから家に帰ってくるのでした。


天候が荒れている最中は帰ってこずに、
荒れが収まると、帰宅するわけです。


一考すると、たしかにそれが理にかなっていることに気がつきます。
天候が荒れているときに帰宅しようとしても、その帰宅途中に、


災難に遭遇するかもしれません。


グーちゃんは、こうやって一年命をつないできたのです。


これ、実はとてつもなくすごい事なんだと今更ながら思っているのです。


クルマの事故に遭うこともなく、いろんなところで遊びまわり、
どこかの野良ネコなんかと知り合いになっていたかもしれません。


雪が降りはじめ・・・やっと家に帰る気になったのでしょう。


とうとうそんなある日、雪の中を帰宅したのです。



きっとこうした経験もグーちゃんには必要なことだったのかも。
そう思えば、


グーちゃんの行動にも芽生えがあるように感じています。


家の中だけで生活するネコにはない、鋭い感覚を外での生活から
肌を持って持ち帰ってきたのだと思います。


今日は冬とはいえなんとも穏やかな日でした。
グーちゃんは何度も外へ出てはまた帰る、を繰り返しながらも、


ただいま、就寝中です。


可愛い、とっても可愛いグーちゃんなので、
来年はできればずっと家に居て欲しいと願っているのですが・・・。


グーちゃんは、・・・・わがままなネコなのです.

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