雪あかりの ４兄妹ネコ

都会の方では、

何十年ぶりかの大雪もあった２０１４年の冬です。


わたしの地方では、
そういったこともなく、大雪になることも普通のことでして、
さしてニュースになることもなく・・なのですが。


そういった平穏な冬、を過ごしてきましたが、
１歳を過ぎた４兄妹のネコたち・・・とうとう全員が雪の外界を
知ることになりました。


真夜中の外へ、
４兄妹のネコたちはそれぞれ違った面持ちで飛び出していきます。

今年の冬はわたしの地方ではいつもより雪が少なかったせいもあり、
ネコたちが外へ出ていても安心かも・・・。


まだ幼いせいもあって遠くへ絶対に行くこともありません。
５分か長くても１０分、さらに長くても３０分くらいでしょうか。


長く外にいることはあっても、すぐ近く、
わたしのクルマの下に潜んでいたり・・・そんな程度の長さです。


家の中に戻ると、よっぽど楽しいらしく、
飛び回ってはしゃいでいる４匹のネコたち。


・・・先日、野良ネコのピー助がやってきたようで、
さすがにこの時は、いっさい外へでませんでした。

危険を知っているんですね。


音もなく現れた野良ネコのピーちゃん・・・少しの足音も
ネコ達にはわかるんですね。


ピー助もエサを探しているのでしょう・・・仕方がないので
ご飯を分けてあげました。


利口なのは、食べ終えるとサッサと居なくなるところです。


一度外を経験してしまうと、もう後戻りできません。
あれから何度も外へ出ては、雪の灯の中を散策している４匹。


どこかへ行ってしまうんじゃないか・・？
そこがいちばん心配なこと。


毎日外へ出すのはよくないので、一日おきに出してあげることに
しました。


夜に外へ出すのは、ある程度危険が少ないからです。

クルマも走っていませんし、人間もいません。


昼日中に外に出る経験だけはないようにしようと考えているんです。


真夜中なら人間にイタズラされることもないですからね。


真夜中に外へ出ると、お昼はずっと眠っているようになりますし。
家の中で過ごす安心な時間がお昼となっています。


春になったら、すぐ近くの野原へ散歩に連れて行ってあげようかな。

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