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ネコの イタズラ



ネコは、現在、

イエネコと野良ネコに分かれているそうです。


ネコの起源、いわゆる現在のイエネコの起源は、およそ1万年前に
遡るということらしいですね。


始まりは、トルコなど周辺国で、穀物の収穫が盛んに行われ始めた頃、
リビアネコ、という今で言う、ヤマネコが先祖になるということです。


穀物が大量に生産され始めたため、
収穫した穀物類を一時保管しておく倉庫が必要になり、
トルコ周辺国では多くの穀物倉庫が建築されたのでしょう。


穀物が倉庫に保管されると、
今度は穀物をエサにしようと、ネズミが集まりだします。

ネズミが多く集まってきて、


次はこのネズミをエサにするために多くのリビアネコが山から
人里へと流れてきたというわけです。


こうして、リビアネコは人間の近くに存在するようになり、
穀物倉庫に寄って来る、

ネズミを盛んに捕らえるようになっていきます。

この様子を見ていた人間たちは、
これは助かる、

リビアネコは有益だ、そう感じたのでしょう。


大昔、1万年前の出来事です。


当時の人間には、小さくてすばしっこいネズミを退治する方策は
イタチゴッコに相当して、

ネズミに馬鹿にされているような状態だったのではないでしょうか?


そこへ、
本来は要らぬリビアネコがひとつの集落のように穀物倉庫を住処のように
して人間の目に留まるのです。


ネコは、この当時から、人間のそばで生活を共にするようになったのです。


イエネコが、ここから分離して人間と共に生きるイエネコと変化します。
野良ネコというのは、さらにここから分離して、

一旦は人間と生きるのですが、
自らの本能であるリビアネコと同様の生き方を選択し人間から遠ざかっていった
ものと考えられています。


ですから、
現代でも、イエネコとして飼っていても、何不自由なく暮らしているのに、
このリビアネコの本能が勝ち、

1匹野良ネコとして、
外界へと旅たつイエネコもいるというわけです。


NHKのEテレでネコの特集番組を放送していました。
見ていると、


上記のような事柄が外国の研究者たちで判明したとのこと。
世界各国のネコの遺伝子を採集し調査しての結果だそうです。


そして、
ネコはやはり、地球上でどの動物よりも早く人間と一緒に暮らして
きたことがわかったのです。


なみなみと流れる年月の中で、
ネコたちは、人間との付き合い方を遺伝子の中で上達させてきたのです。


ネコがイタズラするとき、
ヒトはよくネコを叱りますが、ネコにとってはこれが人間に自分の存在を
知らせていることが多いようだということです。


野良ネコというのは、エサを誰かが与えても鳴いたりしないとのこと。
でも、イエネコは、

エサをくれ~・・・と鳴きます。


本来、野生の血を受け継いでいるイエネコ。
決して自分がどこにいるか知られたくはないものらしいですが・・・


イエネコは、こうして人間とのコミュニケーションに、鳴き声が必要だと
勉強してきたのでしょう。


だから、
家の中で、ネコがイタズラしたりしたとき、

自分を忘れていないか・・ネコはモノを落としたりして音を出し、
または鳴いたりしてお知らせしているのです。


まぁ、、あまりに大きな損害を出した時は、
おそらくは、よっぽど機嫌が悪いか、


もともと、情緒不安定な時期を送ったネコなのだと思いますが。


・・・・そういえば、
うちのネコ、


わたしのもとへやってきては、
ナデナデしてあげると、何も催促することもなく満足したように去って
いくのは、



・・・・付き合いを確認しているのかな?

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