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ネコに 自由を



わたしの住んでいるところは、

北国の人口わずか30万都市です。


こんな田舎の街でも、
ネコに対する人間の目はとても厳しいものがあります。


たしかにネコは、発情期もあり、
そうしたそれぞれのネコは盛んに鳴き、盛んに外へでまわります。


また、通常でも、近所の花壇を荒らしたとか、
オシッコをされたとか、
そりゃもう被害届を警察に出さんばかりの勢いの方々もいるようです。


わたしのうちのネコたちは、みな去勢手術と避妊手術を済ませています。


それは、いちばん初めに飼ったちびりんというオスネコとの生活で
考え方を変えるに至ったからでした。


ちびりんは、去勢手術をしないままアパートの部屋で飼いました。



・・・でも、ネコ特有の本能が勝ち、
ちびりんは一人で生きていくことを選び、わたしたちの元から去って
いったのです。


去勢すれば、
行動範囲が狭くなるだろう・・・単純にそう考えてのことでした。

ちびりんを失くしたわたしはとても寂しい思いをしたのです。
このため、


このあとから飼うことになった10匹のネコは、みな手術をしました。


決して手術をしたいわけではないのですが・・・
手元から離れて行ってほしくない、その気持ちがそうした結果と
なったのです。

他人に迷惑をかけたくないことも一因として大きいでしょう。


ネコは元来、外と家を自由に行き来することが許された動物です。



ネコは、
いまとても生きづらくなっているのだと思うのです。


犬さえ家の中で飼われているこの時代。


ネコは辛いでしょうね・本当に。


ネコたちが春の風に揺られながら、草花を見ながら感じながら
走り謳い、遊ぶ姿は、


もう簡単に見ることができなくなりつつあるんです。
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