久しぶりの 散歩

実は、しばらくネコたちと散歩をしていませんでした。


昨年春頃に、家の敷地のとなり側にある空き地が、
どうやら借り手がついたようで、


にわかにダンプなどの大型車や、廃棄物らしき建築用の廃材置き場に
様変わりしたのです。



この空き地の向こう側に、
ネコたちがわたしと一緒に歩いたり遊んだりする、積み木ジャングルが
あるのです。


積み木ジャングル、と呼んでいるのは、
それが古い木材が無造作に積み上げられた状態から命名したものです。


入り組んだ木材が、適当な隙間を作っていて、
ネコたちの遊び場には格好の場所でした・・・しかし、どこかの会社が


この土地を借りたため、
なかなかこの積み木ジャングルまで足を運ぶことがままならなくなったのです。


ただ、この土地を借りた土木会社の方々は面識もあるので
ネコのことは話しているので、ネコを散歩させること自体が問題ではありません。


だって、
この土地をネコが歩こうが遊ぼうが、ほとんどダンプの駐車場になっている
状態だし、仕事をこの土地の中で行っているわけではないから・・・。



だけど、視界的になぜか妨げられている気がして以前より行く気がしなく
なった、ということなんです。



・・・最近、春になり、ネコたちも外を意識するようになってから
特にわが家のメスネコのハルが盛んにわたしのところへやってきて、


ニャ～ニャ～、と鳴きます。


誘うようにです・・・。


おそらく、散歩に一緒に行ってよ～・・・ということだろう、

そう思い、本日一緒に積み木ジャングルのある場所まで歩きました。



ハルと一緒に外へ出て歩き出すと、
いつのまにかクーちゃんがついてきて、２匹と一人が一緒の散歩です。


積み木ジャングルについたと思ったら、
その向こうに、雑草を食べている、うちのレオに遭遇・・。


ついでに、
なにやら小さな声で、ミャ～ミャ～という鳴き声が聞こえてきて、まわりを
見渡していると、


積み木ジャングルの中から、なんとウシワカがひょっこりと顔を出しました。


あれれ・・・


思えばわたしの思い過ごしとか、面倒さにかまけたことがネコとの散歩を
しなくなった要因でして・・・今日こうして、


ネコたちと久しぶりに散歩してみると、
なんとも言えないさわやかな気持ちになったわけです。


わかるでしょうか・・・
ネコたち、わたしの前を歩く者、わたしの脇を歩く者、わたしの後ろを歩く者、

そうやってわたしを信頼してついてくるんです。



本当に久しぶりの散歩。


悪かったなァ、ネコたちには。


これから、できる限り外へ一緒に出て散歩するようにしますから。



きっとそれが足りなかったかな、ごめんごめん。



散歩する姿がとても愛らしくて、
きっとずっと待ってたんだな、わるいことしちゃったかもなぁ。

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