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チコは 安全圏内




ちびっこネコたち4匹は、夜の7時ころから


およそ遅くても11時ころまで外で遊びに夢中の状況であります。


夜には外敵も少なく、また人間もほとんど出歩いていませんし、
クルマだって少なくなるので、


ちびっこネコ兄妹たちには幾分でも危険が軽減されていると考えております。



遊びといっても、それは外界で見るモノが初めてだとか、というもので
きっとちびっこネコたちには興味津々の状態でしょう。



下手をすると、12時くらいまで帰還しなかったりするネコもいて
わたしたちも気が気じゃありません。


あまりに帰りが遅ければ外に出て、
1匹ずつ名前を呼び続けています・・・・そうすると時間差があるものの、

なんとか数十分ほどでみんな家までお帰りしてきます。


そんななか、
メスネコのチコは、あんまり遠くへ行っていないようです。


わたしたちがチコの名を呼ぶと、あっという間にチコは姿を見せてくれます。


おそらく近くに潜んでいるんでしょうね・・・。



チコははじめてわが家にきたときからいちばん慎重な子ネコでしたから。



拾われたとき、わたしが家までつれてきたのですが、
子ネコたち5匹をダンボール箱に入れて歩いていると、チコだけが、


ポーンとダンボール箱から飛び出し逃げて行ってしまったんです。


でも、すぐに河原の土手の雑草の中に身を隠しているチコを見つけました。


・大丈夫だからな、心配するなよ、うちでご飯を食べような・


そう言ってチコを抱き上げて家まで帰りました。



そのときの情景はいまでも忘れません・・・・こんなヨチヨチ歩きの子ネコを

捨てるヒトがいるんだな・・・。



情けない、というか、人間の非常さに悲しくなる思いでした。



ネコだから、、捨てるのか?

自分のこどもなら捨てないのか?



どんな人間も、自分の子どもとネコを比べることなどできないでしょうけれど、
子ネコを捨てる人間に、



自分のこどもをしっかり育てることができるんでしょうか・・・?

とても有り得ないことだと、わたしは思っているんです。


わたしたちが拾ったこのちびっこネコ5匹は、わたしを見つけたとき、
一瞬だけひるんだように見えましたが、、、


すぐにわたしを追いかけてヨチヨチとたどたどしい歩きですが一生懸命に
走ってきたのです。



・・・・泣きながら・・・・。



わたしに助けを求めてくれたんです。




そんな子たちを、二度捨てることなんかできるわけがないんです。



・・・・もう2歳になる今年・・・今ではとても元気に個性いっぱい
遊びに夢中な4匹です。



シバという1匹はなくなりましたが・・・ほか4匹は、シバの分まで長生き
してくれるはずです。
タグ:安全圏
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