名前を 呼べば・・・・

とても反省していることが、実はあります・・・・。



ミケが亡くなったとき・・・・
前日の夜に外へ出していたちびっこネコたち４匹は、なかなか帰ってこず、


１１時前後の時間帯から、ウシワカ、そしてチコ、キラ、そんな感じで帰宅
してきたのです。


雨も少しずつ降ってきて、
わたしたちは、ミケが帰っていないことを知りつつ、寝室の窓をあけておけば
必ず帰る・・・・



そんなふうに考えてしまいました・・・。



先に家に帰ってきた３匹は、居間にいてもらい、ミケが帰ってくるために、
寝室と居間との仕切りの引き戸を閉めておきました。



ミケがななかな帰らなかったことは何度かあったこともあって、それでも、朝には
居間の部屋で眠っていたことで、

少し、大丈夫、そんな気持ちがあったのです。



あまりに長い時間帰らないときは、名前を呼んでいました。


それでも、なかなか帰ることはないのですが・・・



ここだと、思います。



なかなか帰らないから、、でも、以前はちゃんと帰ってきたから・・・今度も大丈夫。


この考えは間違いなのです。



あの日の夜、

３匹が帰ったことをよいことに、ミケだって必ず帰ってくる・・・
そう自分勝手な思い込みをして就寝したことが、・・・・過ちだったとハッキリしました。

ミケがどうして死んでしまうことになったのか・・・



わたしたちは話し合いながら、これからネコたちに誤っても事故に遭わないように
することを考えました。



それには、
できるだけ外へは出さないようにすること・・・ただ、天気の良い日は目視で
確認することができるように監視すること、



それと、

一緒に散歩しながら、ここからは行ってはいけない場所、というものを
表現して伝えること。


さらに、
目視で確認できない場合、あきらめずに、帰るまで名前を呼び続けること。



これしかありません、、でも、
これをしっかり行っていけば、ネコたちは聴力が優れているから。きっと
呼ばれていることに気がつくはずです。



これを決めてから、
帰らないことがあれば、夜でも外へ出て何度も何度も名前を呼んでいます。


そうすると・・・・



あきらめずにネコたちの名を呼び続けていると、、、、、帰るんです、ホントに。


時間はかかる場合もあるのですが、ちゃんと帰ってくれるんです。



大きな反省をしました。


わたしたちは、ミケを探さなかった、のと同じなのです。


そのため、ミケは、
行ったことのない道路まで出て行った、のかもしれないのです。



また、もしかしたら、野良ネコや、野生の小動物などに驚いて、道路まで
逃げた可能性すら考えられます。


もしも、わたしたちが、しっかりと考えて行動していたら、
ミケはわたしたちの元に、安心するために帰っていたかもしれないのです。


名前を呼ぶ・・・・


これがいちばんなことなんだ、そう思い直しました。


ネコたちの名前を呼んで帰るのを、動機付けしてあげる、ということです。


考えてみると、
名前をつけてから、ずっと名前を呼んでいるわけで、そんなときネコたちは、
それぞれが必ず反応をしてくれていたのですから。



何かあれば、名前を呼んでみる、、、、そして帰ってくるまで探し続けて
名前を呼ぶ・・・。


欠けていたこと、安直に考えていたこと・・・・
すべては遅かったことですが、、、ミケには申し訳ないことをしてしまいました。


もしかしたら、何かが起こって帰れない・・・そんなことだってありうることです。
だとしたら・・・

帰れるように呼んであげる。


名前を呼んで、振り向かせる・・・・たいしたことじゃないかもしれないですが、
これがしっかりできることであって、


やってみれば、ネコたちがしっかりと反応してくれることがわかりました。


甘い甘い、飼い主は、
いまさながらに、ネコたちがわたしたちに呼び戻されることを待っているんだ、


そのことに気がついたんです。



名前を呼べば、
ネコたちは必ず帰ります。



できることはすべて行う。

飼い主ができることのすべてを行う・・・・わたしたちは徹底できていなかった・・・。



ミケは、本当に可愛い子だったんです。

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