シポクロ ふたたび

昨夜、あのシポクロと勝手に名づけたネコが、久しぶりに登場・・・。


時間は夜の９時３０分頃。



わが家のパトロール隊長のレオが突然、威嚇の唸り声を上げだした。


シポクロは、たぶん、メスネコなのだと見ているのですが、定かでは
ありません。


メスネコ、だ、と見ているのは、その顔立ちや、風情、風貌、鳴き声など
から察しているだけのことです。


また、後ろ姿を見るとき、オスネコならば、あのオスの証拠としての
ボールが2個ぶら下がっているのが見えるものです・・・


なので、おそらくメスネコ、だろうと判断しています・・・・しかし、絶対では
ありません。


そのうちに新たな証拠が見つかれば翻る可能性もありえます。


シポクロは、以前現れたとき、それは今年の春先で、発情期の鳴き声の
ようなわりと甲高い、そして何度も何度も鳴き声を出す、といった


まさしくメスネコのものでした。


それが毎日のように家の近くで繰り出され、わが家のネコたちもうっとしそうに
眺めていたものです。


ただ、このときのシポクロの登場劇は、初めてのことだったので、
レオを除くほかのネコはみな、静かに見守っているだけでした。


今回また現れたのは、どうしてか？？？


そもそもシポクロというネコを見たのが初めてなので、近所に引っ越してきた
どなたかの飼いネコなのではないでしょうか？


そういえば、春先に近くの家がリフォームされて、新しく入居してきた方が
いたようです。


まぁこんな具合で、名前をつけれた近所ネコはだいたい５匹ぐらいです。
ほかにも、ちょっと特徴的に名前が思いつかないネコもいて、


そんなネコを合わせると、８匹前後くらいでしょう。


こうした近所ネコたちは、日々どうして過ごしているのか気になります。


わが家の敷地内にやってくるのは問題ないのですが、
飼われているその状態が気になります。


毎日のように外へ出歩くネコであれば、ほぼ毎日のように目に留まるはず。
でも、ほとんど日常的にこれらのネコを目にすることがありません。


本来は家の中で飼われていて、
何かのきっかけがあって、飼い主が外へ出す・・・そういったことが考えられます。


あの、オスネコのコゲちゃんも、しばらくまた姿を見せていませんし・・・。


こうしたネコたちともレオには仲良くしてもらいたいのですが、
ネコの性格を直すことはできませんし、


まして好き嫌いがハッキリしているネコのことなので、無駄なことをしてやっても
徒労に終わることでしょう。


結局、レオはシポクロを追いかけて、積み木ジャングルの方まで走って行きました。

ちょっと心配で、レオのあとを追いかけていくと、
レオが積み木ジャングルの辺りの草わらのところで立ち止まっていました。


唸り続けているレオを、なだめながら、そっと手で体毛を撫でてやってから
・・・静かにカラダを抱き上げて、、


・さぁ、レオ、シポクロはおまえとケンカしにきたんじゃないから、そんなに怒らなくて
　いいんだよ・



そう言い聞かせながら、家まで帰りました。


レオはいつのまにか、本当にオスネコらしく成長しています。

去勢手術もしているというのに・・・たいしたものです。

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