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ネズミを 獲る ネコ




ネコがネズミを獲る・・・・あたりまえなこと、と思うわたしたちの
頭の中は、


どうかしているのではないでしょうか。


ネズミを獲る、その行動は、ネコにとっても人間にとってもごく自然で
常識のように思えます。



わが家のちびっこネコ3匹も、
外で遊びながら毎日のようにネズミを獲って家まで運んできます・・・。


考えると、害獣とされているネズミを獲る動物は、ヒトの身近にいる動物で
ネコ以外にはいないんです。


いま、家の中でしか飼っていないネコでさえ、
明日から外へ出すことがあれば、まもなくネズミを捕らえて、収穫を見せに
飼い主の元まで運んでくるはずです。


ネズミは、現代でも人間のすぐ近くに生存していて、常に夜間の行動を中心に
食べ物を探して活動し続けています。


しつけもせず、何も教えてもいないのに、
ネズミを獲ることを宿命としてきたネコは、命を全うするまで、ネズミを


獲り続けていきます。



こんな動物、ペットがほかにいるでしょうか?


外国では今も、牧場などでネコを数匹飼って、自由に外で行動させている
ところが多くあるそうです。


その牧場などでは、
家畜のエサを守ることができ、またヘビなどの外敵もネコが退治してくれる
ことから、

ネコを大事に扱っているのです。


ペットとしてより、有益な友人、といった考え方なのです。


ネズミの繁殖力は凄まじく、・ネズミ講・と言われるほどですから言わずと
しれたことです。



もし、住んでいる家を数ヶ月あけることになったら、ネズミはその家を攻撃の
対象にするでしょう・・・そうなれば、


いえのあちこちにその鋭い歯で穴をあけ、侵入し、家のいたるところが
キズだらけとなり・・・家はネズミの住処に変貌します。


ネズミなんて見ていないし、どこにいるの?


そんなことはありません・・・ネズミは夜行性で、ヒトの目にはほとんど見える
機会がありません。


ヒトが眠っているとき、ネズミは活動し始めます。


ネコは、真夜中、そんなネズミの音を聞き逃したりすることはないのです。
ネズミがいるその場所までネコは割り当てています。


わが家のネコたちがネズミを獲ってくると、わたしたちは必ず褒め称えてあげます。


ネコのネズミを獲る、その行動は神に与えられた、有意義な仕事だからです。
ネコのその仕事を、


人間が奪ったり、仕事自体をさせなくなることは、ネコをネコとして


認めていないことと同然だと思うのです。



動物の中で、ヒトの目にその仕事の役割を見せつけ、
おまえの仕事はたいしたものだな・・・そう言わしめるのは、ネコ以外にいません。


だからこそ、人間のとなりで、生活を共にできるようになったのが、、


ネコなのです。


タグ:ネズミ
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