３者３様 ３代 兄妹ネコ

わが家で生活しているネコたちは、３組のそれぞれが

兄妹または姉妹ネコです。


１組目は最年長、7歳目前の１世代目の、オスネコのレオとハルの兄妹。

2組目はもうじき４歳になろうとしている２世代目の姉妹のグーとクー。


３組目が、この７月に２歳になる、３世代目のオスネコのウシワカとキラ、
そして、メスネコのチコの3兄妹。



まったく血縁はありません・・・・ですからケンカはしないものの、仲が良くない
ネコ同士も少しはいると思います。


最年長のオスネコのレオは、わりと温厚なネコですが、子ネコ時代に
母ネコと過ごした時間が少なかったためか、


世間知らずで育ったような気がしています・・・・同じく兄妹のハルも似たような
ところがあって、２匹はともにかばい合いながら生活している雰囲気があります。


ハルが家の中のどこかで突然鳴き声をあげたりすると、
レオはどこからともなくダダダッとハルのいるところまで駆け寄ってきます。

この光景は子ネコのときから変わりません。


今でも、ハルが変な鳴き声を出したりすると心配したようにして走ってくるレオ。


それはそれは、見ていても心温まる情景なのです。


もう６歳になっているこの２匹ですが、
ときおり、子ネコ時代のように一緒に眠っていることがままあります。

レオは日々パトロールが忙しく、ハルを置いてきぼりにしていることがあるため
ハルがさみしそうにしている・・・そう見えるときがあります。


そんなとき、レオがふとハルのそばに歩み寄り、
ハルの横におちゃんこしながらハルの毛ずくろいをし始めます。

こんなとき、ハルはじっと目を閉じて、レオにカラダを預けているのです。


ネコ同士の、また兄妹の愛情っていうものを少し見ることができます。


また、まったく逆で、レオが突如ハルに噛み付いたりすることもあり、
そんなときハルはイヤがってレオに抵抗するのですが、さすがにオスネコ相手には
かないません。


すごすご別な場所へ移動していきます・・・これってレオには遊びなんです。
もうひとつは、場所取りです・・・


家の中でも縄張り争いを想定してこうして噛み付いたりするのだと思います。
当然ですが、噛み付くのは甘噛み、程度であって、

負傷するようなことはありません。


年をとるにつれ、暑さにはこたえるようになりますが、ネコも同じです。
レオとハルは、夏になると、昼間はほとんど外には出ません。


昼間に外へ出るのは、よっぽど心地よい風が吹いていて、
カラダも熱を帯びないようなほどよい、天候とでも言えばいいのでしょうか・・。


風も弱々しく漂い、お日様はとてもやわらかく・・・・そんな感じです。


もうすぐ7歳になるレオとハルが、わたしたちとともに生活してきたいちばん長い
時間の共有者です。


ネコ社会に出遅れて、
それでも、外へ出ることによって自らそのネコ社会に適応してきた２匹。

完全ではありませんが、
まだもっと長生きしてもらわないといけません。


この２匹の兄妹を見ていると、
子ネコのときの活発なレオと、少し控えめなハルが居て、・・・・たまに見る
携帯電話で録画した当時のビデオには、


母ネコがおらずとも立派に元気に育っていく２匹の姿を省みることができます。


動物って、やはり素晴らしいし、
ネコって本当にヒトのそばに寄り添うことでネコらしく生きられるんだな、


・・・そう感じているこのごろです。

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