ネコの狩猟 極める
朝、目が覚めたのは、カミさんが騒いでいたからで・・・。
黄色い声でなんだか騒々しく耳に入ってきたものですから、そのまま
布団から這い出していくと、
家の中の玄関先に、
あの、カルガモのヒナが、1羽、チョロチョロと歩き回っているじゃありませんか???
そのすぐそばに、わが家のクーちゃんがベタ~ッと座り込んでいて
カルガモのヒナを見つめていました。
カミさん、
・どうしよう、、ケガはしてないみたいなんだけど・
・・・・クーちゃんが、ヒナを咥えてきたみたい・・・・・
すりキズひとつつけていない、クーちゃんの狩猟の成果なのでしょう。
でもでも、
ヒナはこのままだといずれクーちゃんに遊ばれて、傷を負うことになるかも。
ちょっと河原のほうへ行ってみたら、母ガモらしき親鳥が、3羽貯水池側の
雑草地の土手であたりを見回していました。
探しているのでしょう、ヒナのことを・・・。
これは早速返したほうが良い、と判断し、クーちゃんの目の前からヒナを
奪取。
そのまま河原へ。
ヒナを、そっと土手のしたの方へ行き、そっとそっと放してやりました。
親ガモはわたしを見て、警戒していましたが、
身を隠して見ていると、ヒナの方へ川を渡ってやってきました。
ヒナは、川を泳いできた親ガモに促されてようやく水の上に。
よかった。
クーちゃん、狩りは上手ですが、カルガモのヒナはちょっとね~。
ネコだから、しかたがないんだけど、ヒナは可哀想だし。
自然って、
そういうふうにできているんだろうけど、少しは自然に反することもあって
いいんじゃないか。
クーちゃんの狩猟の極み、を褒め称えながらも、カルガモのヒナの命も
大切なのです。
いまごろ、元気に川で泳いでいるかなぁ。
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