ネコに 見送られて
暑気払い・・・・なんてことを、つい久しぶりの会合でした。
仕事で知り合った仲間との食事会に参加してきました。
仕事と言っても、
一度仕事関係で知り合って、その後は特に取引なんてしたことも
ない人たちですが、なんとなしに、そういう仲間がいてもいいな・・
そう思っています。
しがらみもなく、痛快な話しが聞けますし、話せます。
その会合に出るため、夜7時すぎ頃に家を出ようとすると、
外に出て遊んでいたウシワカがわたしが立つ玄関のところまで
河原の方から小走りに近寄ってきました。
・ウシ~、いい子にしてるんだぞ・
そう言って、アタマを撫でてあげました。
家の前でタクシーが待っています・・・・ウシワカが、わたしの足のすねのあたりに
ピョンピョンとカラダを持ち上げるようにアタックしています。
・ク~ン・
イヌのような鳴き声を出すウシワカ。
さみしいよ~、とでも言いたげなそのなんとも綺麗な瞳。
カミさんが出てきて、・遅れちゃうよ~・
カミさんがそばに居たウシワカを見て、・イヌみたいだね~、ウシは・
しつこくわたしの足にアタックしているウシワカ。
また、ウシワカのカラダを触って撫でてやりながら、・待っててな、早く帰るから・
そう言って、乗車を待つタクシーへ乗り込みました。
くだらない光景ですが・・・このとき、
玄関に、カミさんと、ウシワカが立ってわたしを見送るような形になりました。
ウシワカは、玄関の石畳に、きちんとおちゃんこして、わたしの方を見つめて、
じっとしていました。
たまに、こういう光景を体験するのですが、
ネコにこうして見送られるのが、嬉しくなってしまうのは・・・わたしは変?
こんなときのウシワカは、まさに、可愛いの一言で、
何者にも代え難い、わたしの救い神のような、、、保養剤のような、どう言って
いいのか・・・・。
とにかく、可愛すぎて、目に入れても痛くない・・・・
そんな気持ちにさせてくれるのです。
わたしがどこかへ行くのを見ながら、ウシワカは何を思っているのか・・・?
できればそれを知りたいくらいなのです。
言葉が伝わらない・・・というのは、なかなかいいものだと思います。
なぜか、そのおかげで、わたしの表情はゆたかになったような気がしています。
ネコたちに見送られて・・・・ありがとう、です。
タグ:見送り
コメント 0