ネコの 散歩
ネコが自由にしているのを見ることができるのは、ヒトにとって
とても快適なことだと思っています。
ネコが外へ出て行き、あちらこちらと散歩のように、
何をどうこうするわけでもなく歩き回り、虫にちょっかいを出し、また、
見知らぬヒトが来れば物陰に身を隠し、通り過ぎれば、また歩き出す。
目的があって徘徊しているのかさえわからないのですが、
ネコにはネコの理由があってこうして徘徊しているのでしょう。
見知らぬネコ・・・・野良ネコなのか、飼われているネコなのかも判別
できないのですが、
そうしたネコがおもてを歩き、川の土手っぷちを悠々と歩いていきます。
散歩なのか、狩猟の準備をしているのか?
どうであれ、ネコがこうして自由に、危険もなく、あくびをしながらおもてに
出歩く姿は、
この世界、人間のものじゃないってことが、よ~くわかります。
先日から雨が続き、猛暑の夏もいっとき和らいできました。
わが家のネコたちは、このときとばかりに昼も外へ遊びに出かけていきます。
さっそく捕まえた獲物を家の中に運び込んできて、また大騒ぎですが・・・。
必要以上に律儀な人間の世界と違い、
ネコには見習わなければならないことも多くあります。
無視することも必要な時があり、お礼をわざわざ言わなくともわかっていることも
あるものです。
ありあまる言葉・・・・
必要のない言葉・・・・。
ネコにそんなことを教えられ、ヒトとして何が尊いものなのか、ネコを見ながら
考察することが増えてきました。
ネコと散歩していると、
一緒に散歩するわたしを信頼してくれていることを理解できるようになりました。
彼らは、飼い主としてではなくて、同一種の感情を持った者同士の
携えを求めています。
助けてほしい、などということじゃなく、
わかってほしい、という根本的な部分のこと。
ネコの感情を知り、こころがあることを知り、笑っていないけれど、実は
笑顔になっていることを、
このごろ、表情の奥底がわかるような気がしています。
このネコたちがいなければ、とてもしあわせな時間はもらえないのだと、
強く思っているこの頃なのです。
雨もあがってようなので、ネコたちとそのへんまで散歩してきましょう。
タグ:散歩
2014-08-07 11:31
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