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ネコのいる 風景に




わたしたちが住む街に、ネコの姿がめっきり少なくなっています。


地方の街であっても、ネコへの冷たい視線がとても強く感じられます。

どうしてなのでしょうか?



昭和30年代頃には、ヒトと寄り添うように暮らしていたネコたちが、
現代では、一部の冷たい目に怯えながら暮らしているように見えてしまいます。


その昔、
ネコがおもてを歩きているだけで平和・・・を感じられたものなのに。


ネコが玄関先のブロック塀の上でうたた寝をしている姿を見るだけで、
なにか無駄な悩みすら消し飛ぶような気がしたものなのに・・・。


危害を加えない人間を見極めることができるネコは、危害を加えようと企む
人間がよ~くわかるのかもしれません。


だから、姿を見せなくなるのではないでしょうか・・・。


イヌなら、ヒトに指示されることを望む動物ですから、おそらくは危害を
加えそうな人間を区別することが難しいのでは、・・・。


しかし、ネコは、危ない人間を見極めて行動しているフシが見えます。



意外に、利口なのです。


・・・大昔、穀物を貯蔵する倉庫にネズミが現れて食料になるはずだった
米や農産物などが大きな被害を受けたのは、


地球上のすべての国で起こったことです。


人間の食料がネズミに食べられてしまう甚大な被害を救ったのは、ネコ。


野生のネコが、人間の食料を求めて穀物類を荒らし回ったネズミを、
退治しにやってきたのでした。


人間たちは、そのネコの能力に一目置くことになり、そのままネコとの
共同生活をするようになった、と推測されています。


推測というより、これは事実だと理解できることです。


そんなネコたちが、いま、人間に追われる身となっていることに、とても悲しく、
寂しい思いでいっぱいです。


ネコたちも、人間さえも、生かされていることに変わりはないのに、
なぜ、ネコの生き方を遮ろうとする人間がいるのか・・・・。


街からネコの自由な姿をみかけなくなったら、・・・考えるだけで虚しい
世界が広がっていくだけです。


ネコに自由を、人間におおらかさを・・・。


ネコの悪い部分を罵っているよりも、自分のことだけが人生の在り方だと
考えるヒト、、、


ネコに何かを教わる必要があるのではないでしょうか。


人間は、文句を言い切れますが、ネコは何も伝えきれません。


これだけでも、
ネコのこと、知って考えてやれる人間のおおらかさが、とても大事なのでは・・・


そう思ってしまうのです。



街の風景の中に、ネコがおもてを散歩し、蝶々を追いかけ、バッタを捕まえ、

どこかの家の前で、居眠りを決め込んでいる、そんな風景。


似合っているのは、ネコだけです。
タグ:風景
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