ほっとする ネコの自由

朝、目が覚めると、

わたしの寝ている布団の上で、ウシワカが眠っている。

いつの間にかわたしの布団はわたしの布団でなくなっていて、
ウシワカは、自分の場所だと思っているようである。


真夜中に外で遊び、朝方にはマジメに帰宅し、こうしてわたしの
布団で寝入るのである。

その真夜中、
何度も家と外を出入りしながら、あそび疲れる時間が朝方なのだ。

ほかの6匹も似たような行動をしていて、みな同じように朝には
家の中で眠りにつくのだ。


昼型のネコもいるようで、わが家のネコでは、クーちゃんだけのようだ.
それでも、クーちゃんだって真夜中に遊んでいる。


朝、７匹のネコたちが眠っている姿を確認できると、安心して起きられる。

この子たちの誰か１匹でも姿を確認できなければ、
心配で寝覚めも悪くなってしまうのだ。

こうした自由なネコたちの行動が、わたしにとって精神安定剤なのである。

ネコは、自由でなければネコじゃなくなってしまう。

ネコの自由な行動こそが、ネコ自身の健康さに繋がっているのだと思える。


ほっとする・・・その安定は、ネコを見ているだけでも訪れるから不思議だ。
ケンカしたり、追いかけっこしたり、


ネコの遊びは自由で闊達そのものだ。

危険を察知する能力は必要だが、何より、ネコらしい、ことがいちばん。

求めるものは何もなく、ネコがとにかく元気に生きていればそれでしあわせ。

今年の今の現状は、冬なのにいまだ雪も積もらず、
それによって外で生活するグーちゃんもいまだ家に閉じこもることがない。


いつも元気に家に帰り、ご飯だけはバンバン食べて外へ戻っていくのだ。

これもネコの好き好き、そう考えてグーちゃんが幸せなのなら良し・・と
しておくべきだろう。

心配なのではあるけれど、・・・グーがその姿を見せればほっとする。


12月は、雪も少なさそうな気がして、グーの帰還は昨年と違い、大きくずれ込む
ことが予想される。

７匹ともども、冬は家の中でゆっくりと過ごしてもらいたものだ。

気温もまだ高い日が多いし、
まだまだネコたちは外での遊びに夢中なのであろう。

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