ネコの 魅力は アイドル的

幼い頃に見ていたネコは、

物心つくとすでにそこに居て、構ってあげなくとも大人の人間と
同じように生活していた。

昔のネコはそういった自由が与えられていた・・・そう感じ、思い出してしまう。


現代のネコたちは、そういった意味では、なんとも悲哀がある。


勝手に外へ出られないし、家の中に長時間拘束されているし・・・。

時代とは言え、
苦痛の中に生きているネコたちを思うと、この日本から居なくなったほうがネコの
ためじゃないか？

そんなことさえ思うことがある。


ネコの魅力は、
そのまま生きている・・・ことであり、誰の命令にも従わず、気ままに生きるって
ところにあるんだと思うわけで・・・。


いつの間にかネコがネコらしく生きる場所って、日本には無くなっていたんだなぁ。

ネコを外に出していると、
近所から苦情が出たり、あらぬ疑いを持たれたりするしね・・・。

しかし、ネコのことでそういうこと言ったりするヒトってほかに考えたりすること
ないんだろうか・・・・


ネコのことを気にしているより自分のことを考えた方が建設的じゃないのか？

ネコと人間って犬よりずっと昔から寄り添って生きていた動物なのに・・・・。


そのネコの魅力は、図り知れない部分が多く、
そこがまた人間のそばから離れずに長い月日を一緒に暮らせてきた原因なんだと
思うわけでして。


あの子ネコの愛くるしい表情を見て、
捨てられますか、子ネコを。


捨てられていた５匹の子ネコを見つけたときを思い出してしまうのですが。


いまは３匹になってしまいましたが、あのときの５匹の兄弟。
それ自体がすでに魅力的であり、

わたしの気持ちを全部掴んでしまっていたんだと、思うんです。

ネコが思い切り走る、疾走する姿を見たことがあるでしょうか？

それはそれは、どんな動物番組でチータの走りを見るよりも野性的でシナヤカで
カッコイイんですから、本当に。


動と静、相極まって存在する野生的なネコたち。


わたしのアイドルなのです。

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