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オスネコの 放浪癖




ネコは自由にどこへでも出掛けることができる、そしてそれを認めてきた
人間。


その中でも、オスネコの習性。


オスネコは去勢すれば、その特有の放浪癖もある程度軽減できるのではないか、。


わが家の7歳のオスネコのレオ。
彼は産まれて数か月のあいだに去勢手術を行いました・・・・。


本当はしたくなかった思いも強くあったのですが、、、以前に飼っていたちびりんという
オスネコが外の世界へ旅立って行ったのをきっかけに、

レオにはそばに居てほしい・・・そう思っていたしかたなく手術をしたのです。


以前に飼っていたちびりんは、
去勢手術をしていませんでした・・・・初めて飼ったネコでしたから、手術なんて可哀想。


そう思っていたからです・・・・ネコらしく生きてほしい・・・そう考えていたのです。

でも、ちびりんは、2年の同居生活後に、
自らわたしたちに別れを告げて外での生き方を選択したのです。


オスネコはどうしても、メスネコを求めて彷徨うようです。
発情期になればそれはそれは遠方まで足を延ばすこともあるようです。

これは本能の行動なので止めようがないことです・・・・できるのはおそらく去勢すること
かもしれません。


オスネコの行動範囲は半径500メ-トルとも1キロメ-トルとも言われています。


わたしの経験では、
近所ネコのシマちゃんを、とんでもないところで発見したことがあります・・・。


彼の自宅から離れること実に2キロ近くのお寺のある小高い丘の森の入り口でした。


見つけたときは野良ネコかと思ってみたのですが、
よくよく見ると、それは、シマちゃんでした。


かなり驚いたわけで・・・ここまでネコって移動してくるのか?と。


それも真冬でしたからなお一層のビックリなのでした。


シマちゃんは森の入り口から小高い丘の雪の積もった上を上って行きました。
雪はシマちゃんの四肢の付け根まで深かったのですから、信じられません。


雪を掻くように前足で漕ぐ・・・・そんな動きでした。

踏ん張るようにして山のような丘をどんどん登って行くではないですか。


この冬・・・このとき以外にシマちゃんの姿をみかけることがありませんでした。
だから、気になっていたのですが・・・・


シマちゃん、あの深い雪の丘を登ってどこへ行ったんだろう?
もしかしてあのまま遭難しているんじゃないだろうかZ?


・・・・年があけて、・・・ようやく春がやってきた初春。


わが家の周辺にあのシマちゃんが現れました・・・・変わらない容姿で、ちょっとしっぽが
途中で切れかかったようにすぼまっているシマちゃん。


そのままのシマちゃんにまた会えることができたのです。


何を求めてあの丘の雪の上を登って行ったのか?

できることならネコの言葉を解読できたらいいのに・・・・そんなことをつい思うのです。


オスネコのこうした行動は素のネコであればやめさせることはできないと思われます。

一生外を経験させなければ問題ないことでしょうが。


でも、
ネコって、外で生きる姿が、とてもカッコイイんですよね。


ただ、わたしだって、わが家のネコが居なくなったりしたら悲しいし寂しいのです。

オスネコのこういった放浪癖・・・・


飼い主はよく注意して観察し、またできる限りの範囲で声を出して名前を呼ぶ・・・
最低限繰り返して行うことは大事なことだと思います。


そう、子どもに話すように、優しくなんでも話してやらなければいけないと思います。


・そっち行ったら危ないよ・

・早く帰るんだよ・


・あの道路に出たらだめだよ・


わたしはいつもそうネコに注意し、話しかけるようにしているんですが・・・。


わかってくれている・・・・かなぁ。
タグ:放浪癖
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