ネコの 病気
いつものように元気に見えている、そんなネコにももしかすると
病気があるかもしれません。
それは産まれながら持ってしまった病気だったり、また成長する過程の上で
の病気かもしれません。
比較はできませんが、
ネコなどの病気には対処が難しいことも多くあるはずです・・・
悲しいですが、ネコの命は人間と比べれば、雲泥の差というべき軽さなのでは
ないでしょうか?
クルマに轢かれてしまうネコ、わたしも経験があるのですが、運転者は罪の意識も
ないのではないでしょうか。
スピ-ドさえ出していなければほとんどがクルマに轢かれるネコはいないはず。
人間は勝手です・・・・
ネコを勝手気ままと表現する人間ですが、本当のところ人間ほど勝手ではありません。
ネコが人間に対して行う悪さっていったいどの程度の事でしょう。
殴るわけでもなければ、悪口を言うわけでもありません。
ネコはいたっておとなしい生き物なんです。
好き嫌いは仕方がないとしても、ネコの命を軽く考えるのはとても嫌悪を感じます。
彼らネコは生きることに懸命なだけであって、
今日をきちんとネコとして生きるのが宿命なのです。
ネコを例にしていますが、動物たち全部に言えることだと思います。
彼らは生きることに懸命なだけで、悪さなどこれぽちもしていません。
たとえ病気になっても、ネコは生きることしかできないのです・・・病気のことすら
わからないのですから必死に生きるのです。
わたしの家のネコで、シバというオスネコがいました・・・数年前に心臓の病気で
この世を去りましたが・・・。
シバは人間の言葉を言えません。
でも、わたしたちがシバのために病院へ連れて行き、薬を処方したことを理解して
くれました。
毎晩のこと、ご飯を食べ終えると、シバはカミさんのそばへ歩みを進めました。
・・・・泣きたいくらいあまりにその姿が愛おしくて、。
シバは初めて服用したその薬のおかげで、体調がよくなったことをわかったのでしょう。
それから毎晩、自ら薬を飲ませて、そんなふうにカミさんに寄ってきました。
そんなシバに、カミさんとわたしが目を合わせて驚いたのを記憶しています。
しかし、シバはそれから数か月で、この世を去りました・・・・。
気絶もしなくなっていたシバでしたが、わたしたちが思うよりもシバのカラダは病に
蝕まれていたのです。
悲しいことは何度も書いたりしてはいけないでしょ・・・。
シバはいま、わが家の西側の庭に眠っています。
春にはシバのまわりにたくさんの花が咲き、蝶々が舞ってくれています。
残ったネコたちもそのまわりで一生懸命走って飛んで遊んでくれています。
ネコの病気ってヒトはほぼチカラになってあげることができないのです・・・いろいろな
意味で。
それでも、心のどこかにシバとのやりとりが残っているような気がします。
・そばにいるよ・
シバがそう言ってくれてるような気がしてなりません。
病気に勝てなかったけど、命ってそのあとで生きるているものなのかなぁ・・・・。
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