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ネコの 個性 いろいろ



しばらく帰っていないグ-を思うと、


これまでのネコたちとの生活をつい思い出してしまいます。


はじめて飼うことになった、オスネコのちびりん。

産まれて間もない、たどたどしい歩み・・・・歩く姿を見てるだけでわたしの顔は
可愛さと愛おしさで・・・緩んでしまっていたはずです。


親ネコが居なくなってしまい、ちびりんだけが残されていた、とカミさんに聞きました。

ご近所の農家の方の物置小屋でしきりに鳴いて母ネコを呼んでいたらしいです。


見かねたカミさん、わたしに相談もなくこのちびりんをアパ-ト住まいだったのにも
関わらず、部屋に連れてきたのです。


まぁ、相談がなくてもちびりんを一目みたとき、家族になってしまっていたのですが。

・・・・そのちびりんは、アパ-トの2階のわたしたちの部屋で2年を過ごしました。


あるとき、・・・ちびりんは姿を消します。


去勢手術を施していなかったちびりんは、オスネコとして成長していました。
わたしたちが思う以上に、です。


当初、去勢手術などは可哀そう、だとカミさんと話していたので、仕方がないのですが。
しかし、去勢手術をしなかったがため、オスネコとして成長著しいちびりんは、


冒険する野生的なネコに育っていたのです。


以前にも記述したのですが、ある日の朝・・・わたしが仕事に出かける前・・
コ-ヒ-をすするわたしの膝にポンと乗っかって、、、


背を向ける格好でおちゃんこしてきたのです。


最後に目にしたちびりんの姿がこの朝の姿でした。


・・・・ちびりんがどうして家を出て旅に出てしまったのか?

それは本能であり、だれも止められることではなかったでしょう・・・・

彼は最後の挨拶を・・・この朝・・・わたしに背を向けて行っていたんだと・・・あとから
そう思いました。


その日仕事を終えて帰った部屋に、ちびりんの姿はもうありませんでした。


何度も何度も探してみたのですが・・・そう彼は別れの挨拶をきちんとしたのです。

帰るわけがありません。


このあと、

わたしたちはネコをもう一度飼うことにします・・・それが現在7歳になる兄妹ネコの
レオとハルです。


その後、
またしても3姉妹のネコ・・・シ-ちゃんとグ-ちゃんとク-ちゃんを育てることになりました。


・・・・またもやあるとき、
家の近くの河原の土手のくさむらに捨てられていた5匹の子ネコを家族にしました。


こうしてネコたちを見てきましたが、
人間が考えているほどネコはおばかじゃありません・・・ネコに対して失礼な言動ですが、

ネコはヒトの言葉を理解します。


怒ればネコは逃げていきますし、撫でてあげればそれは嬉しそうにしてくれます。


名前を呼べば、自分の名をわかっているし、。


個性はいろいろすぎて人間より個性的すぎるほどです。


何よりも、
目の前で披露してくれるそのしなやかな動きは人間のそばに居れる動物の中で、
ネコがいちばんです。


野生的な面を見せつつ、穏やかな表情と情緒的な表情をたっぷりと表してくれます。


ヒトの隣で一緒に過ごすことができたのは・・・・ネコが最初。

ネコが有益な動物だと、昔のヒトたちがわかっていたこと・・・それがネコとヒトとの
関係です。


現在の社会ではネコのエサやりで近所の方とトラブル・・・なんてことがニュ-スで
とりだたされることも多くありますが。


それはヒトとしてネコのことをこれっぽちも理解しようとしないから起こることです。


なぜならそういう方は、ヒトに対しても同じだと思うからです。


ネコのような小さな動物が人間に対して、どのような大きな被害を与えるのでしょう?

不思議でたまりません。


ネコに怒る、なんてありえないことのような気がします。


自分の足元を、見なおす必要があるんじゃないでしょうか・


話が横道にそれてしまいましたが、、、いつかわが家のネコたちともお別れする日が
やってくることでしょう・・・・


思うんです・・・わたしたちのそばにずっと居てもらうよう、家の庭にお花と一緒に
住んでくれな。


今も、亡くなってしまった3匹が眠っているのですが・・・


春に花が咲き乱れ、

蝶々が乱舞して・・その周りをみな喜んで遊んでいる姿がこの目に見えるのです。


ネコは、わたしの栄養素なのです。
タグ:栄養素
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グ- 帰らず




すでに一か月。


グ-は、帰ってきていません。


・・・なにかと心配していたのですが、今回はちょっと長すぎるなぁ・・・。


たしかに2か月以上帰宅しなかった事実はあるのですが、それは春先のことで、
雪解けの春のはじめは、

ネコにとって最高のコンディション。


長く帰らなくても、帰れないその気持ちぐらいは理解できるから・・・。


今回は、長い・・。


外での暮らしに慣れたはずのグ-だけど、慣れすぎて危険が増える、ということも
ありえるわけで。


このまま帰宅しなければ、
冬まで消息を待つしかないのかもしれません・・・。

探すにしても探しきれませんし。


その労力は他と比べようもないほどの労力。


ネコがどこで暮らしているか・・なんて、とても探しきれるものではありません。


たまにはグ-の名前を呼びつつ外を歩き回ってみるのですが、今まで呼応することは
いっさいありませんでした・・・徒労に終わるのです。



プチ野良ネコ、となったグ-ちゃん。

そんな外での生活をもう3年以上しているのです。


わが家の残った6匹のネコたちも、毎日のようにグ-ちゃんを探しているかもしれません。


こうした飼い方をしてしまった自分に責任はあると思います。


いつもそんなことを思いつつグ-の帰りを待っています。


野生的になっているグ-を見るのも楽しみのひとつではあったのですが、
どこかでケガや病気になって動けないでいるんじゃないか、などと考えると

いてもたってもいられません。


今年は例年よりも頻繁に家に帰ってきてくれたグ-でしたが、ここにきて
とても気になっています。


帰ってくるとおなかいっぱいネコ缶を空けてしまうグ-なのに、今頃はどうしているのか。

真夜中に、ひとりで外へ出て、

グ-の名前を呼ぶのが日課になりました。


ピ-助と一緒に居てくれたら・・・そう思えば少しは楽な気持ちにもなるのですが、

それも一瞬の思いでしかありません。


早く帰って姿を見せて、グ-ちゃん。




遠くへ行って、迷ったりしていないだろうか?



迷いネコになったんだろうか?
心配です。
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