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ネコの 耳チ”カラ




家の前の道路を、老人が犬を連れて散歩・・・。


この老人の方は、わが家のネコによっぽど興味があるのか、またはネコが
大っ嫌いな方なのか・・・


犬は家の前の道路に座り込み、老人と一緒にわが家の家をジッと見つめる。
まるで、スト-カ-のようでさえある。


ちなみにこの犬のリ-ドを解き放ち、わが家の敷地内に犬が走ってきてネコを
追いまわしたことが何度かある。


追いかけられたメスネコのク-ちゃんは積み木ジャングルのところにそびえたつ
少し大きな木の上に逃げのぼったことがあった。


その状況に気が付いたときはすでに遅く、
老人と犬は過ぎ去って歩を進めてわが家から足を遠のかせていた。


ク-ちゃんを脚立を使って木から助け出したけれど、震えるカラダのク-ちゃんを
いまだ記憶している。

家の前を犬を連れて散歩する方はけっこういるのだが、
どの方もわが家のネコを見たり、、また連れている犬も気にもせず散歩している。


きっとあの老人は犬にネコを追わせるシツケをしているのだと考えられる。

まぁ・・そんなこともあってわが家のネコたちの耳チ”カラは強力なものになった。
もともとネコの聴力は人間の4倍とも5倍とも言われている。


それにくわえ、身の危険を体験したネコたちは、
毎日毎時間、遠くの足音に機敏に反応するようになったのだ。

わたしたちがなんでもなく居間で過ごしているとき、ネコたちは遠くを見るように、
目を何かに向けている。

わたしたちには何も見えないし聞こえていないが・・・ネコたちには老人の足音、
連れられてる犬の足音・・・


これらが何ジュウメ-トルも先の方を歩いてわが家の方向へ来るのを
完全にキャッチしているのだ。


そのネコたちの様子を見ていると、
何か超音波でも感知しているかのように見えない敵をすでに耳チ”カラで押さえている。


頼もしい限りなのである。


7匹のわが家のネコたちは、その老人と犬の危険物体をすでに共有化しているから
なおさら頼もしいのである。


家の前を通り、どこへ向かっているのか、ネコたちを見ればすべてが見える。


わが家の家の前へ歩いてやってくる老人と犬。

家の前の道路にたどり着く10分まえには・・・・行動があらわにされているのである。


ネコたちは今ではその老人と犬を、居間のサッシの表側に出て、
おちゃんこおしながら凝視している。


おそらく、絶対、ネコのほうがアタマがいい・・・・に決まっている。




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