家の中の 縄張り
ネコって、縄張り意識がとても強いのです。
それ、家の中でも遜色ありませんし・・・
年長ネコのオスネコのレオは、7歳になりますが、今では日々の巡回に明け暮れて
いるありさま。
レオはオスネコとはいえ、去勢手術をしていますからオスネコの本能はあるにせよ、
ケンカになれば強いとは思えません・・・・
そこがとてもつらいところですが。
やはりホントなら自然のまま生きていってほしかったのですが、・・・・初めて飼ったネコの
ちびりんがひとりで生きる道を選び、外の世界へ飛び出してしまったことから・・・・
レオを飼うとき、オスネコの本能をできるだけ少なくしたい、そう考えていました。
去勢したレオですが、2歳ちかくまでは、ほかからやってきた近所ネコと鉢合わせしても
何をどうしていいのかわからないようでした。
しかし、時間を経るごとにオスネコの本能が覚醒してくるのだと思います・・・
パトロ-ルは日に3度から4度と増大し、
ほかのネコたちとのテリトリ-争いに勝つまでになっていったのです。
今でも気のいいネコなのですが、、縄張り以外からやってくるネコにとってうるさいレオ、だと
思われているはずです。
テリトリ-を守るため、レオは献身的に家の周りから部外の近所周辺を巡回します。
なかには、お気に入りのネコも存在しており、そういったネコとケンカすることは
ありません。
そう、ネコにもお気に入りがあるようなんです。
見ていれば・・・わが家のテリトリ-に侵入してきたネコを黙って唸りもせず見送る・・
そんなことがあるのです。
しかし、家の中においての縄張り争いもあるようで・・・
レオトハルはときおり兄妹でありながら人間のようにケンカをしています。
兄妹ゲンカなので、すぐおさまるのですが、忘れていた時に始まるため、ビックリするわけです。
家の中において、それぞれのネコが気にっている場所・・・ここで眠るのが必須なのですが。
そこに別なネコがやってきて、レオとハルのように場所取り争いが起こるのです。
現在こういった争いが多いのは、3歳の兄弟ネコの、ウシワカとチコであります。
なかなか、オスネコのウシワカが、チコが眠っている場所へやってきて、・ここオレのとこや・
そんなふうに言ってる気がします。
ですがチコも黙っていないわけで、応戦の始まりです。
兄妹なので、なかなか激しい戦いが繰り広げられますから、大丈夫か?・・・気になって
奮闘の様子を観察してしまうこともあります。
チコはカラダも小さいので助けてあげたくなるのですが、
よく見るとチコの応戦の仕方の怒涛のような技の繰り出し方は、ネコってとっても厳しいなぁ。
感心するぐらいな闘魂なのです。
脚蹴りから、チョップ、噛みつき、耳かじり、後ろ足キック、前脚パンチ・・・・
体当たり。
すごいんです、この体当たりが。
そこまでしても、チコはウシワカに敗れることが多いのですけれども、ウシワカが
あとからチコのところへ歩み寄って・・・・
2匹で顔を寄せ合い・・・・カラダを抱き合うように一緒に眠るその姿は・・・・
天使そのものなんです・・・可愛すぎます。
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ネコの 放し飼いは どうなのか?
ときに起こる、ネコに関わる社会的ニュ-スがあります。
野良ネコにエサを与えている方への苦情や、ネコが何匹も居て、匂いがする。
または、ネコが発情して鳴きまくってうるさくてかなわない・・・・なんてことや。
なかに、ネコを放し飼いにしている・・・そのことに苦情を表す方もいるようです。
みんな勝手でして、
自分の生活圏がほかの人間や動物にあらされていると感じているようです。
ネコが嫌いなら嫌いでしかたがないことです・・・・
ネコは本来、外と家の中を自由に出入りする動物ですが・・・・それ自体が苦情・・・
そんなヒトがいるのですね。
自分だって自由に外へ出たり入ったりしているはずなのに。
なぜネコはダメなのか?
昔からネコの生態は人間に認められてきたものであり、それを生態まで崩して飼う・・
なんてことは虐待でしかないでしょう。
ネコの飼い方って人間が決められるほど簡単なことではないのです。
ネコにとって外へ自由に出られない・・というのは、苦痛でありストレスなのです。
それは遺伝子でもありネコに備わっている生き方そのものでしょう。
これを認めずに、自分の考えだけを通そうとするヒトが、どちらかといえば問題点なのです。
自分は自由で、ネコには金縛りを要求する・・・・
大昔からネコとヒトの関係は密接につながってきました。
それを壊すなんてことが容易にできるわけがないのです。
ネコの放し飼いは、認められていることです、しかも法律でです。
ただ、それがあまりにもひどい飼い方であれば問題点は個別なものとして扱われるでしょう。
不思議なのは・・・
ネコの行動そのものを嫌ったり、まるでこの世に生かしておけないような言動を
する方がいることです。
ネコを叩くヒトまでいると聞きます。
わが家の周辺に現れる、野良ネコのピ-助もカラダのケガを負っていたことがありました。
その姿は横腹を何かで叩かれたように泥が付着し、毛が抜け落ちていました。
人間でなければできない仕業。
人間こそが、ネコたちの生活を脅かしている現実。
ネコは、ヒトに対して何もしないのに・・・・。
ぜひ、ネコ好きの文豪の話しを、読み聞きしてほしいものですが・・・・。
ネコは、そばに居るだけで、気持ちを緩めてくれるし、クヨクヨしている自分が居たら、
そんなことどうってことないさ・・・
そう思わせてくれる、すごい生き物なんです。
ネコの放し飼い・・・・なんて、たいした社会の迷惑になっていないでしょ。
わたしはそう感じています。
タグ:ネコの放し飼い
十五夜の ネコ
今年の十五夜は、風もなく静かで穏やかで、
まして満月の月の光がしとやかな夜を演出しておりました。
ネコたちは、月夜におびき出されているのか、どの子も盛んに家と外を、
出たり入ったりと大忙し・・・。
いつの日か、記述しましたが、
ネコには月光がよく似合うのです・・・・秋にはネコの毛が艶々になるので、
この季節には、
ネコのいちばん美しい姿が映し出されていると思われるところです。
居間に、ちょっとした小さめの椅子を用意して、その上に果物や、おはぎ、お団子を
添えて、十五夜お月様にお供えです。
ろうそくに火をつけて、・・・・
遠くから見ていたネコたちは、1匹ずつそばに来て、これ何?
果物の柑橘の匂いは苦手なネコ・・・・顔をシカメて逃げて行っちゃいます。
真昼のように明るい夜でしたが、夜ですからその鈍くても明るい夜は、幻想的でさえ
あります。
こんな夜に、ネコたちはどこでどうやって何をして遊んでいるのやら。
・・・・・
朝5時30分すぎ・・・・
トイレに行こうとすると、6匹全員家の中に居て・・・・すでに遊び疲れているのか・・・
グッスリとおやすみしていました。
グ-ちゃんだけ、、、ですね・・・不在のネコは・・・。
十五夜のお月様にお願いです・・・・グ-を返してください。