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ネコの 静寂感




ネコのことを語ったりする・・・・つい7,8年前まではありえなかったわけで・・・。


カミさんとネコたち7匹のことを毎日話している自分・・・・。


もともときっとネコが好きだったのだろう、と思ったりもして・・・・。


記憶をたどれば、、確かに、、、幼稚園から小学生低学年にかけて、母が捨ててきた
子ネコを姉と一緒に探して、連れ帰ってきたことが何度かあった・・・。


どうして、?


思い起こせば、そのころの幼い自分の心の中に、可哀そうとか捨てちゃダメ、とか
道徳的な心が芽生えていたのか・・・。


そんな幼いころにそばに居たネコは、家族の一員とかペットとかいうのじゃなく、
物静かな静寂の中にそっと居るだけのことだったように思う。


昔の時代、親たちは子供の面倒を見るのもさておき、お金を稼ぐ仕事や食べ物を
作る仕事で、ネコや犬なんて構っていられるような時間がなかった。


そこにネコの子供が産まれたりするととても厄介なことになる、そう考えていたような
気がする。


時代は変化して、今はペットを飼うのが普通の時代。


子ネコを捨てたわたしの母親でも、
・生き物を飼うのはいいこと、生きがいができるし、生き物がそこに居るだけで
 しあわせな気持ちになる・


そう言うようになった。


わたしは、ネコの物静かなところがいちばん好きだ。

ネコは自由きまま、などと揶揄されたりするけれど・・・ネコが実におとなしい動物だって
ことは誰しもがりかいできるはず。


わたしのそばで安心して眠るその表情・・・吠えるわけでもなく、
時にご飯が食べたくなればちょっと鳴いてみる程度・・・。


遊んで遊んで、といったような行動もなく、放っておくと自分でどこかに出かけて行く。

・・・・そしていつしか帰ってきて、家の中のどこかで休憩。


ネコと暮らせば、その静かな静寂感に、心地良さを感じずにいられないはず。


たしかに野生的な面はときおり見せてくれるけど、それはもうネコ魅力そのもので。


その野生的な瞳、
人間の身近にはネコしか持っていない動物的な身体能力・・・・闇夜に遠くからでも
わたしを発見して、


光る眼。


それでもなかなか近くに寄ってこないけど・・・・そこに居るのはわかるし、元気に遊んでる
ってことが暗い空間でも感じる。


闇夜の静寂は、ネコにとって音を聞きわける最高のコンディション。


何かを見つけそれが何者なのかを理解し、ネコは危険と安全な区別を知りながら
成長していく。


決して自分を売り込んだりせず、静かにおとなしく、人間社会をみつめているのだ。


ネコのもつ静寂感は、、理知的なのだ。

タグ:静寂感
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