ネコの うろつき
ネコが外に出て自由に歩き回っている姿を見るのはしあわせな気分です。
基本的にネコって、人を襲ったりする動物ではありませんし、だからこそ法律でも
ネコには外へ出て歩くという理解がされているわけです。
犬のように間違っても子どもを襲ってかみついたりすることはありえない、と
判断されているのであります。
・・・お天気の良い日に、ネコがブロック塀の上でおちゃんこしながらウトウト・・・・
そんな光景を見ることが少なくなってきています。
外へ出てもネコの姿をみかけない・・・なんていうことがザラにある日常風景に
かわりつつあるのです。
日本のひとつの風景に、ネコがいなくなるなんて考えられないことなのです。
それでも、わたしの住む北の街の海っぺリあたりでは今もネコたちが自由に闊歩
しているみたいです。
首輪もつけず、ホントどこまでも自由そのものです。
ネコの日向ぼっこ・・・・もう何者にも臆せず危険も気にせずにただ眠る・・・ウトウトと。
その表情の融和なことといったら・・・もう・・・たまりません。
アンタもウトウトしたら?
そう言われているみたい。
外をうろつき、興味のあることには脱兎のごとく走り出してどこかへ姿をくらましてしまう
ネコ。
ひとしきりその興味体が何かわかれば、
・なぁ~んだ、アレか・
みたいな妙に落ち着きはらった物腰で、またもとの場所に戻って眠る。
ネコだから許される単独行動・・・・誰にも指図されず、誰のことも気にせずに行動する。
人間の基本をネコが見せてくれているわけです・・・・人間とネコの行動が似てる、
というのがわたしの思いです。
勝手な人間、勝手なネコ。
ネコを見ていると、どうしてなのか、我が身を振り返ってみる・・・・そんなことができるから
なにか不思議なんです。
ネコが勝手なほど、人間である自分を省みることができている・・・・不思議・・・・。
教えられていることって多くあるのではないだろうか・・・そう、ネコに。
教えられている、わたし。
かもしれません・・・。
わが家の7匹のネコたちが勝手気ままに行動しているのを見ながらも、彼らに伝えます。
・クルマに気をつけろよ・
・川に行っちゃだめだよ・
・空地の中から道路へ出ちゃいけないよ・
・・伝えるわたしの気持ち・・・・ちょっとはわかってくれているように見えるとき、、
抱きしめてしまうわけなんです。
外をうろつくネコたちの、、、、何が悪いのか、、、自然的で素晴らしいことじゃ
ありませんか。
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